ちょっと休憩

ちょっと休憩

2008年12月02日
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カテゴリ:
11月中に読んだ本、パート2。

コメントはちょっとずつだけ。


宮部みゆき「おそろし 三島屋変調百物語事始」
心に傷をもち、他人に心を閉ざす娘のために叔父が始めた「変わり百物語」。
いろいろ感想を書きたいけど、……
まあ、一言。
「実におそろしきは、人の心なり」。
たぶん、すべてを解決せずに終わっているので、続編出るかな?
期待してます。


角田光代「予定日はジミー・ペイジ」

もちろん、彼女らしく、いちょっと毒のきいたものになってます。


石田衣良「夜を守る」
上野の街を守るガーディアンズの地道な活躍を描いてます。
「IWGP」よりは地味だけど、弱者に優しい物語展開は共通してます。
青年たちよ、マコトにはなれなくても、アポロ(本書の主人公)にはなれます。


大崎梢「夏のくじら」
高知のよさこい祭りにかけるひと夏を描いた青春小説。
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損損」って、これは阿波踊りだけど、読んでいてそんな気分にさせられます。


東野圭吾「探偵ガリレオ」
ドラマ化映画化されているので、内容を紹介することもないですね。
文庫本の解説によると、もともと湯川のモデルは佐野史郎だったそうです。
えらく美しく整形されてしまったのね。


藤沢周平「孤剣 用心棒日月抄」

藤沢周平「刺客 用事棒日月抄」
用心棒シリーズ2作目と3作目。
藩の密命を帯び、脱藩して江戸で用心棒のアルバイトをしながら糊口をしのぎつつ、使命を果たす青江の活躍。

しょせん貧乏藩の下級武士、上司たちにいいように使われるし、そのわりにはお手当てもなくってバイトしなくちゃ食べていけないし、もともと実直な正確だからあこぎなこともできないし……で、苦労性の剣豪小説といいましょうか。
だから、「青江さま、ステキ」になるんですけど。


池波正太郎「鬼平犯科帳(10)新装版」
シリーズ再読中。
文庫本なので、外出のお供として持ち歩いてます。



宮部みゆき「孤宿の人(上)」

宮部みゆき「孤宿の人(下)」
先月読んだ中のベストで、いままで読んだ宮部みゆきの小説のマイベストです。
一言じゃ書けません。
改めて、書きます(たぶん)。






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Last updated  2008年12月02日 18時52分50秒
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