つれつれ
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また、ご無沙汰してました。ここしばらく、あれこれ本を読んでいました。目が疲れてものもらいになるくらい。『1Q84』これはいったい2冊で完結したんだろうか?というのが一番気になっている。いつも通り読みやすくてさらさらと読んでしまったけどどうも盛り上がりに欠けたような。作品評をちらちらと読むと、これで完結しているという人と、まだ続きがあるんじゃないかという人と両方いる。私は終わってないといいなあと思う。『ねじまき鳥クロニクル』を読んだときみたいに、自分には捉えきれない感じ。今日読んだ書評では、1984年頃を境に現実が現実感を持たなくなった。それを描いた作品。というようなことが書いてあったけど、そう言われてしまうと、この作品を理解するための歴史(とりわけ現代史)認識が私には足りないような気がするのだった。とりあえずまた読み返してみようっと。『ハリー・ポッターと死の秘宝』ようやく読んだ。ハリーポッターのシリーズは、4作目あたりから主人公の自己中心的な態度とか、友達同士の実際あんまり仲のよさそうでない様子とかがめんどくさくなってきていて、近頃では読み始めたんだからという理由だけで読み続けていたものだけど、最後まで読んでみると、そんなに悪いもんじゃないんじゃないかな、と思えた。私は登場人物の誰にも共感はできないけど、まあ機会があればまた1から読んでもいいかも。『クローズド・ノート』映画をDVDで鑑賞したところ、あまりにも疑問点が多かったので原作を読んでみた。原作の方が大分いい感じ。エリカさんが記者会見でふてくされていたのは映画の出来栄えのせいだったのか?と思うくらいだった。『容疑者Xの献身』これも映画をDVDで鑑賞したところ、1週間のレンタル期間中に4~5回も繰り返して見るほどに気に入ってしまい、到底映像だけでは飽き足らない気分になったので、原作本をわざわざ買って、なのにあっけないほどあっという間に読んでしまった。先月たまたま見た番組に福山さんが出ていてその時は「さすがこの人は芸能人の中でも群を抜いている」と、そのかっこよさに感心しきりだったのだが、この映画では堤真一さんの演じる枯れ気味の人物がかっこわるい設定なのに非常にかっこよくて、すっかり感情移入もしてしまって、私自身も「世間に絶望した変人」になりきって日々を過ごしている。これまではさして好きな俳優さんではなかったのだけど。現在、私の中では、ツツミ>フクヤマ>堺さん>桜井くん>櫻井くん>オードリー若林>やべっち>その他、という感じ(実は我が家ではナイナイの矢部さんの好感度が不当に高い)。『百万円と苦虫女』これはDVD見ただけ。『スカイ・クロラ』これも。『カソウウスキの行方』そんなわけでずうっと読んだり見たりしてばっかりで何にも書いてない。でも今日これを読んで、あ、また書かないと、と思った。こういう風に書けたらいいなあ、と。この人のはいいんじゃないかな。ここでわざわざいうまでもなく賞を取った人だけど。読むのと書くのとではどちらかにしか重点を置けない。まだ読むものがたまってるけど、そろそろほんとに何か書くようにしようっと。またみなさんのところにも遊びに行きます。気分屋で申し訳ないことです。加えて今は変人です。厭世気味です(←影響されやすい)。
2009.06.23
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