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2015.01.18
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カテゴリ: 最近読んだ本
ワインの基礎知識

田中清高 奥山久美子 梅田悦生 著
時事通信社


ワインの基礎知識について書かれた本。

2013年にワインエキスパートの資格をとって、個人的な仲間で
ワイン会などを行ってきたが、もっとちゃんと勉強したいと思って
手に取った本。

これは個人的な思い込みだが、ワインスクールの
アカデミー・デュ・ヴァンでの初級に近いクラスの教科書

それくらい、ワインをちょっと踏み込んだ人用の知識が
載っているなという気がした。どうだかわからないが・・

まあ、読んでみて、とくに印象に残ったのが
エピソードの部分。たとえば、

ドンペリの愛称で親しまれるシャンパン ドン・ぺリニヨンだが、
もともとは修道僧で、

シャンパーニュ地方にあるオーヴィエール修道院の酒倉係に
任命されていたが、1668年の春、酒倉を見回っていると、
「ポーン」という音とともにコルクが自然に吹き飛んだワインを
見つけた。

(理屈としては寒さのために発酵が止まっていたワインが春に

炭酸ガスの力でコルクが吹き飛んだということ)


その後ぺリニヨン修道僧はワインをブレンドしたり、ボトルを
強化したり、コルク栓を使うなど研究を重ねて今のシャンパーニュが
できたとのこと。


あとは、フランスでブルゴーニュがワインの王様、ボルドーのワインが


もともとブルゴーニュ地方は交通の中心であり、ボルドーと比較すると
パリに近いしフランス王朝が支配していたため、ブルゴーニュの
素晴らしいワインは古くからフランス王朝御用達であったため
「ワインの王様」と言われるようになった。

一方ボルドーは、
もちろん素晴らしいワインは作っていたものの、港町であり、
パリやベルサイユから遠いという地理的事情、百年戦争が終わるまで、
イギリス領であったという歴史的事情のため、

ボルドーワインがフランス王室に知れ渡るようになったのは、
ブルゴーニュワインより後となり、このとき既にブルゴーニュは、
「ワインの王様」と言われていたため、ボルドーワインは、
「ワインの女王」と言われるようになったと言われているとのこと。

また、フランス王室は男子系相続が王位継承の原則だが、イギリスは
女子系相続があり、ボルドーはイギリスのワインであり、女王陛下の
ワインであるため「ワインの女王」と呼ばれる説もあるらしい。


こういうストーリーを知るとさらにワインが面白くなってくる。
近いうちにワインに関するブログでもたちあげようかなという気に
させてくれる本だった。


ワインの基礎知識





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Last updated  2015.01.18 12:43:52
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