こんにちは、とっすぃです。
突然ですが、あなたには「ライバル」と呼べる存在はいますか?
「競争なんて疲れるだけ」「誰かと争いたくない」そう思っている方も多いかもしれません。実際、今の日本社会では「みんなと仲良く」が重視され、競争すること自体がネガティブに捉えられがちですよね。
でも、もしライバルがいるだけで年収が28%も上がり、幸福度が39%も高くなるとしたら?
今回は、金大輔さんの著書『ライバルはいるか?』から、科学的に証明された「ライバル効果」の驚くべき真実をお伝えします。この記事を読み終える頃には、きっとあなたも自分のライバルを見つけたくなるはずです。
まず驚くべき調査結果から紹介しましょう。
20.4%。つまり、8割近くの人がライバル不在の状態で生きているんです。
この結果を見て、私は学識サロンのまーくんが語っていたエピソードを思い出しました。彼は長年、YouTuberのサラタメさんをライバルとして意識してきたそうです。今では一緒に飲みに行く仲の良い友達になっているそうですが(周りにバレないよう「ためさん」と呼んでいるとか笑)、同じ時期にYouTubeを頑張っていた存在がいたからこそ頑張れたと振り返っています。
でも、多くの人がライバルを持たない理由には、実は深い心理が隠されているんです。
ライバルを持ちたがらない理由は、単に「負けるのが怖い」だけではありません。実は「勝ちたくもない」という複雑な感情があるんです。
自分が勝つことで相手に嫌な思いをさせたくない。だから人前で褒められることも嫌う。こんな優しい気持ちを持つ人が、実は現代には多いんですね。
特に今の時代は「みんなと仲良く」が重視され、会社で成績を競争させようものなら「パワハラだ」とSNSで炎上してしまう時代です。このように、日本では競争力がどんどん失われているのが現状なんです。
でも、ここで衝撃的な事実をお伝えしなければなりません。
研究によると、ライバルがいる人は:
これ、本当に驚きませんか?
考えてみてください。あなたの人生を振り返ると、部活、勉強、受験、恋愛、仕事…必ず誰かとの競争があったはずです。そしてその競争は、あなたに実力以上の力を与えたり、勝ちたい一心で自己を磨いて成長を感じさせたり、負けたとしても今ではその経験が大きな糧になっている…そんな価値を与えてきたのではないでしょうか?
面白いことに、ライバルがいる人といない人では、「ライバル」という存在に対する印象が180度違うんです。
ライバルがいる人の印象:
ライバルがいない人の印象:
この違いは、経験の差から生まれています。ライバルとの健全な競争を経験した人は、その価値を理解しているんですね。
私も永遠のライバルであるサラタメさんと年に数回会って話すのですが、会うたびに「新しい挑戦をするんだ」「今後こんな活動をしたい」という話を聞いて、「自分ももっと頑張らなきゃ」と背中を押されます。これこそまさにライバルの力だと思います。
ライバルがいると、以下のような良い影響があります:
テニス界のレジェンド、フェデラー選手とナダル選手の関係を思い出してください。お互いを高め合う存在がいるからこそ、彼らは常に最高のパフォーマンスを発揮し、長期間トッププレイヤーとして君臨し続けることができたのです。
逆に、ライバルがいないと:
競争相手がいないと、自分の成長のための刺激がなくなって、逆に自己評価が低くなってしまう可能性があるんです。挑戦することを恐れ、不安やストレスに苛まれる…これでは人生を楽しむどころか、逆に不幸になってしまいますよね。
ここからが特に面白い部分です。「ライバル」と一口に言っても、実は3つのタイプがあるんです。
これは「絶対に負けたくない」と思う身近な相手のことです。
例:
このタイプのライバルは、自分と同じか少しだけ実力が上であることが多く、お互いに存在を認め合い、高め合える「戦友」とも言える存在です。
競合タイプのライバルがいると、自然と将来の夢や達成したい目標を語り合うようになり、それがあなたにとって大きな刺激になります。
「あの人みたいになりたい」と自分が目指す基準となる相手です。
例:
この基準タイプのライバルは、自分と似た境遇なので「自分だって頑張ればできるはず」と感じられる点がポイントです。
SNSで友人が新しい資格を取得したという投稿を見て「私も何か挑戦しよう」と思った経験、ありませんか?まさにそれが基準タイプのライバル効果なんです。
手の届かないくらいすごい人のことを指します。
例:
このタイプのライバルは、私たちにとって「生きた教材」「師匠」のような存在で、少しでも近づこうと努力することで、自分のスキルやモチベーションを大きく引き上げてくれます。
もし今ライバルがいないという人がいたら、「目標タイプ」のライバルを作ることから始めてみることをおすすめします。
なぜなら、職場の憧れの上司など、近くにいる人を設定しやすいからです。
こうやってライバルを作ることで:
これだけのメリットがあるなら、ライバルを作らない手はないですよね。
「あの人みたいなプレゼンができるようになりたい」こう思うだけで、自然と人って力が湧いてくるものなんです。
重要なのは、お互いがライバルと認め合う必要なんてないということ。自分が勝手に思うだけでOK。「片思い上等」の精神で始めちゃいましょう!
ここで、私自身の体験談をお話しします。
20代前半、新卒社員を過ぎたぐらいの頃だったと思います。高校の友人の中に、弁護士とパイロットになった人がいて、もう20代で年収1000万円とか稼いでいたんです。
その時の私は、とにかく嫉妬しました。「私も頑張ってるのに、なぜ、なぜ?」って感じで。
だから毎朝5時に起きて、サラリーマンの仕事をして、なんとか年収を上げるためにひたすら頑張っていたんです。そしてYouTubeを始めた時は、朝5時起きだったのを朝3時起きに変えて、YouTube作業をしていました。
今振り返ってみると、それもやっぱりその高校の友人に追いつきたい一心で頑張っていたんですよね。
もう一つ、頑張ったエピソードがあります。YouTubeを始めて1ヶ月くらい、まだ登録者が300人くらいの時、大学の友人にYouTubeを始めたことを言ったんです。
そしたら何と言われたか…居酒屋で1万円を叩きつけられて「夢ばっか見てんじゃねえよ」って言われて帰って行ったんです。
それがもう悔しくて悔しくて、「絶対見返してやる」という思いで今まで活動してきました。
今思うと、そんなに見返してもしょうがないなってのは分かるんですが、でもそれがきっかけで頑張れたので、今は本当に感謝しています。
あなたも今まで悔しいことや嫉妬することがあったと思います。でも、それっていいことだと思うんです。そういった出来事をあなたのガソリン、自分の頑張る燃料にして頑張れることってありますよね。
今まで悔しい経験をしたこと、それはチャンスです。それをポジティブに考えて「よっしゃ、頑張るための燃料が来たぜ」くらいの感覚で頑張ってみるのもいいんじゃないかなと私は思います。
この考え方ができると、モチベーションが本当に上がるので、向いているという人は是非やってみてください。
最後に、私が大好きなライバル関係の話をします。
バイキンマンとアンパンマンです。
子供と何気なく見ていたアンパンマンの映画で、アンパンマンが強敵にやられそうになるシーンがありました。すると、今まで いがみ合っていたバイキンマンが「アンパンマンを倒すのは俺様だ!」こう言って、アンパンマンを助けようとするんです。
あれがもう、めちゃくちゃ泣けるんですよね。
タイトルは『映画それいけ!アンパンマン 輝けルンルンと命の星』というやつです。バイキンマンで感動したい人は、是非見てみてください。
いかがでしたか?ライバルに対する見方が変わったのではないでしょうか?
ライバルというと、どうしてもちょっと怖い存在に感じる人もいるかもしれませんが、実はそうじゃないんです。ライバルは身近で親しみやすい存在なんです。
重要なポイントをまとめると:
まずは目標タイプのライバルを1人見つけることからスタートしてみましょう。その人に少しでも近づこうと努力することで、あなたの人生に新たな風が吹き込むはずです。
そして気づいた時には、「自分も成長したな」と実感できる瞬間がきっと訪れます。
あなたにはライバルがいますか?そしてそれは誰ですか?
ライバルがいれば、年収も28%高くなって、幸福度も39%高くなることが分かっています。絶対にライバルがいた方が、あなたの人生にとってお得です。
さあ、今すぐあなたのライバルを見つけに行きましょう!
この記事は金大輔さんの著書『ライバルはいるか?』を参考に作成しました。より詳しい内容を知りたい方は、ぜひ原著もチェックしてみてくださいね。
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