こんにちは、とっすぃです。
あなたは最近、給料が上がっていますか?
正直なところ、物価はどんどん上がっているのに給料は全然上がらない。税金もアップして、本当にしんどい思いをしている人がたくさんいますよね。
そんな中で「お金持ちになりたい」「副業を始めたい」「転職したい」と思っている人はとても多いと思います。
でも、ちょっと待ってください。
あなたが本当に欲しいのは「お金」ですか?それとも「幸せ」ですか?
今回は、松田美智子さんの著書『お金と幸せはどこへ消えた?不幸なお金持ち 幸せな貧乏人』から学んだ、お金を追いかけるのをやめると逆にお金が入ってくるという不思議な法則についてお話しします。
私も昔は「お金さえあれば全てうまくいく。金は命よりも重い」って本気で思っていました。営業をたくさん取れば年収もうなぎのぼりだと考えて、朝5時から家で仕事をしていたんです。
でも、この本を読んで目から鱗が落ちました。
この本は小説のストーリーで書かれているため、とても読みやすいのが特徴です。さらに、幸せなお金持ちになるためのステップが物語を通じて学べるようになっているんです。
物語の主人公は、優馬という出版社の編集者と、奈央という管理部で働く同期の女性です。
優馬
一方、 奈央は新人歓迎会で堂々と「私の夢はお金持ちと結婚することです」と言っちゃうような、お金への憧れがすごい女性なんです。
ある日、優馬がお金に関する情報を探していた時に、「会って話をするだけで誰もがお金持ちになってしまう」という伝説の男について書かれた怪しいブログを発見します。
最初は当然「そんなのあるわけない」と思っていましたが、なぜか気になってしまい、その男が主催する交流会に参加することにしました。
ところが、その交流会で主催者は現れません。
がっかりした優馬が外のベンチで一人佇んでいると、フェドラハットを被った謎の男性と出会います。そして、この男性こそが後に分かる「伝説の男」だったのですが、この時点では全然分かりません。
この男性は優馬の話をめちゃくちゃ丁寧に聞いてくれて、「お金持ちには幸せなお金持ちと不幸なお金持ちがいる」という衝撃的な話をしてくれるんです。
そして最後に「H2O Only Bar」という名刺だけを渡します。
このバーが面白くて、 メニューは水しか出さないんです。
それから優馬と奈央は、この水だけを出すバーに行くようになって、バーの店主であるこの男性から幸せなお金持ちになるための秘密を少しずつ学んでいきます。
この物語を通じて二人は「お金=幸せ」という価値観から「自分を満たす=幸せ」へと変化していって、結果として本当の意味での豊かさを手に入れていくストーリーなんです。
ここからは、この本で具体的に学べる情報をお伝えしていきます。
とても大事な話なのですが、あなたは自分のことなんて後回しにして普段過ごしていませんか?
家族のため、子供のため、友人のため…何かを我慢して日々過ごしていませんか?
正直言っちゃうと、 自分を満たすことができない人は、結果的に周りの人も不幸にしてお金も離れてしまうとこの本に書いてあるんです。
それをこの本では「シャンパンタワー」ならぬ「水タワー」で紹介しています。
優馬と奈央がバーで学ぶシーンがあります。そこで店主がフィジーの天然水を使って美しいグラスタワーを作るんです。
6つのグラスを下段に3つ、中段に2つ、そして頂点に1つという風に重ねて、最上段のグラスに水を注いでいきます。
すると透明な水が細い流れとなって、溢れた水がゆっくりと下のグラスへ流れ落ちていきます。これがめちゃくちゃ美しいのですが、実はこれに人生の大切な教えが込められているんです。
つまり、 自分というグラスの水が満たされていれば、溢れた水は自然と下のグラスへと流れ込んで、周りの人たちも満たされていくということを表しているんです。
だからこそ、まずは自分を幸せで満たすことが、結果的に周りの人たちを幸せにすることにもつながっていくんです。
でも「自分を満たすってお金かかるんじゃないの?」ってやっぱり思いますよね。全然そんなことはないんです。
優馬と奈央も最初そう思っていましたが、店主にこう言われます:
「お金をかけずに自分を喜ばせるためにどんなことができるか考えてみて」
優馬は天気がいい日に散歩したり、ゆっくり漫画を読んだりするだけでもちょっと幸せな気持ちになると気づきます。奈央はお気に入りのカフェでソイラテを飲む時とか、うちのわんこと散歩している時も幸せだと言うんです。
そう、 お金なんて全然かからないんです。
私も朝のコーヒーをゆっくり味わう時間とか、好きな音楽を聞きながら散歩するとか、4歳の息子の頭の匂いを嗅ぐとか(父親が息子の匂い好きになるのって遺伝的みたいですが、なんだろう、超可愛いんですよね)、そんなんで十分幸せな気持ちになるんです。
ここからが重要です。この本ではある心理学が紹介されていて、それは**「ブロードン&ビルド理論」**という心理学です。
これは「ポジティブな感情を感じている時は、人の思考や行動の幅が広がって創造性とか学習意欲が高まる」という理論なんです。
つまり、自分が幸せを感じている時って:
という 好循環が生まれるんです。
自分を幸せにすれば、こういったプラスの要素がたくさん起こって、だからお金も自然と増えていくんです。
私も実際に経験したことがあります。残業続きで疲れ切っている時って、もう人にイライラしちゃうし、アイデアも全然浮かばないし、営業先でもうまくいかないこと多かったんです。
でも朝30分だけ早く起きて散歩する時間を作ったり、昼休みに好きな小説を読む時間を作ったり、毎日湯船に浸かる時間を作るようになってから、やっぱり少しずつ変わっていったんですよね。
そうすると気持ちに余裕ができて、お客さんとの会話も弾むようになったし、新しいアイデアもポンポン浮かぶようになって、結果的に仕事の成績も上がったんです。
ですから、 まずは自分のグラスを満たすこと。これに専念してみてください。そうじゃないと周りの人に何も与えられないんです。
今日からでもいいので、1日たった5分でもいいから、お金をかけずに自分を喜ばせる時間を作ってみてください。
あなたがあなた自身にご褒美をあげなくて、誰があげるんですか?
あなたが嫌なことがあった時、感情に振り回されて「もうあかん」って落ち込んじゃうことありませんか?
これ、衝撃的な話なのですが、実は 感情って選択できないもののように見えて、選択することはできるんです。
バーの店主は、どんな状況でも自分が欲しい感情を手に入れることができる、ある2つの質問を教えてくれます。これ、本当に有益なんです。
その質問とは:
一見単純な質問に見えますが、これが効果抜群なんです。
ここでは、それがよくわかる本のエピソードを紹介します。
ある日、優馬が外注したデザイン会社の担当者と全然馬が合わなくて、何度話し合いを重ねても思うようなデザインが上がってこないトラブルがありました。
それで請求書も送ってこないから「またあいつかよ。どこまで困らせたら気が済むんだ」と怒りのメールを送っちゃったんです。
ところが数分後、優馬のデスクに請求書が紛れ込んでいることに気づくんです。 完全に自分のミスだったんです。
「最悪だ。どうしよう」って頭を抱えた瞬間、ふとある質問が頭をよぎりました。それが1つ目の質問:
「僕は今、どんな感情が欲しいんだろう?」
大きく深呼吸をして心の声に耳を澄ませてみると、こんな気持ちが自然と浮かび上がったんです:
「一緒に働く人たちとギスギスしたくない。誰かに憎まれるのも嫌だし、自分が誰かを憎むのも嫌だ」
そして次に2つ目の質問:
「じゃあ、その感情を得るためにはどんな行動をしたらいいんだろう?」
こうやって考えてみると「メールじゃなくて今すぐ電話で直接謝罪するべきだ」という答えが浮かんだんです。
正直、話したくもないしメールで済ませたい。でも、それではダメだということも分かっている。
優馬はもう一度深呼吸をして、そのデザイナーに電話をかけます。そして素直に謝罪をして、今までの対応についても謝ります。
すると相手も「こうやってちゃんと連絡をくださってありがたいです。正直、ほっとしました」と言われて、関係が一気に改善されたんです。
この瞬間、優馬は店主から教わった言葉の意味を理解します。自分が得たい感情を知ること、そしてそのためにどんな行動ができるかを考えること。すると人は自然とそれに沿った行動ができるということを学ぶんです。
この本では「 幸せ=出来事×あり方」という公式も紹介されています。
同じ出来事でも、どんなあり方で受け止めるかによって、その後の考え方とか行動、人生の流れは人によって大きく変わっていくということを教えてくれているんです。
例えば、出かける直前に雨が降ってきて「最悪」と思えば気分はただただ悪くなります。ですが「このタイミングで良かった。傘を持っていこう」と思えば気分よく出かけられるんです。
この2つの質問って、本当にどんな場面でも使えるんです。
職場で上司に怒られた場合:
普通だったら落ち込んで「もうあかん」って思っちゃいますよね。でもそこでまず1つ目の質問「今、どんな感情が欲しいのか?」を自分に聞いてみるんです。
すると「成長したい」とか「この経験を生かしたい」とか「前向きでいたい」みたいな気持ちが浮かんでくるかもしれません。
次に2つ目の質問「そのために何ができる?」と考えてみる。
そうすると「メモを取って改善点を整理しよう」とか「同じミスを繰り返さないためのチェックリストを作ろう」とか「上司にアドバイスをもらいに行こう」みたいな具体的な行動が浮かんできますよね。
満員電車で遅刻しそうな時:
イライラして「最悪だ」って思う代わりに「今、どんな感情が欲しいのか?」と質問して「落ち着いていたい。冷静でいたい」といった感情を自覚する。
そして「そのために何ができる?」と質問して「深呼吸をしよう」とか「到着したら素直に謝ろう」とか「次回からもう少し早く家を出 よう」といった具体的な行動が浮かんでくるんです。
このように、 たった2つの質問を繰り返すだけで、感情に振り回されずに自分が欲しい感情をその場で選択できるようになるんです。
今度あなたに嫌なことがあったら、ぜひこの2つの質問を試してみてください。きっとあなたも感情コントロールできるようになるはずです。
この本『お金と幸せはどこへ消えた?不幸なお金持ち 幸せな貧乏人』から学べることは:
私も昔は「お金さえあれば」と思っていましたが、実は本当に大切なのは自分自身を満たすことでした。自分が幸せでいることで、自然と周りの人たちも幸せになり、結果として仕事もうまくいって、お金も付いてくるという好循環が生まれるんです。
今日から、1日5分でもいいので、お金をかけずに自分を喜ばせる時間を作ってみてください。そして、嫌なことがあった時は2つの質問を思い出してください:
きっとあなたの人生も、大きく変わっていくはずです。
あなたがあなた自身を大切にしてあげてください。それが、幸せなお金持ちへの第一歩なんです。
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