2006年01月の記事
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オレンジの傘
会社のもよりの駅の階段の下のところに、傘や靴下やアロマオイル等を売っている雑貨屋さんがある。ごく小さな店でドアの外にはいつも、布製バッグやポーチ、傘、ホームウエアなどがバーゲン品としてならんでいる。店の中にはいると、エッセンシャルオイルのいい香りがしてオルゴールのような心地よい音楽がゆっくり流れている。駅の下なのに、全く、雑音がしない。私はよくその店に入り、時々、靴下などを買った。買うものが無くても、よい香りと癒される音楽だけを目的として店に入ったことも何度もある。好きだった、そのお店が…だが、そのお店も今日で閉店。さみしい限りである。チェーン店なので、デパートや近所のスーパーの中にも同じ名前の店はある。しかし、どうもセンスが違うのだ。品物も同じようなものだが、微妙に違っているように感じる。品物の置き方などが、他の店より繊細で品がある感じがした。やはり、店長さんのセンスで全く雰囲気が変わってしまうのだろうか。「せっかく、いつも癒されてたのに。残念です。」とお店の人に言って会社の行きも帰りも寄って、靴下やパジャマやひざ掛けを買った。ひざ掛けは私が予測したとおり、先週より３００円安くなっていたから２枚買った。で、とても残念でくやしいことが…そのお店で買った、オレンジの傘を駅のコーヒーショップに置き忘れてしまったのだ。１０分後に気づいて聞いてみたがもうなかった。とてもかわいくて気にいったのに…５２５円だったけど、ふちがレースのようになっていて、銀色のリングが付いていて、なかなか洒落たデザインだった。なんと言っても、私の大好きなオレンジ！だったのに～うっぅぅぅっ…帰りの電車の中でやりきれなくて、思わず…生まれて初めて短歌が出来ちゃった！！ 恋失くし コーヒーショップに 忘れたる オレンジの傘 未練残れりむ～まだまだ会心の作とは言いがたいが…短歌も挑戦してみようかな～なんて思った私です。恋を失くしたわけじゃないですけど…具体的な恋もしてませんけど…さみし～い！！
2006.01.31
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タブラオで…
昨日は都内のタブラオでフラメンコ教室の新年会がありました。帰りが遅くなりそうなので、朝から夕飯の準備、衣装の準備やらなにやらでバタバタして出かけました。いや～楽しかったです。先生の踊りあり、生徒さんのソロの踊りあり、じゃんけんゲーム大会あり…でイケメンさんとも踊れたし。ムム、危険です奥様…と言ってもフラメンコは社交ダンスとは違って体が触れ合う事もないし、私達の踊りなんて先生とちがってフォークダンスみたいなものです。フォークダンスのように手さえつながないですしね。（ン、なんかいいわけめいて、かえっておかしいですね）男性の生徒さん７人ですが、みな、職業は葬儀屋さんだったり目医者さんだったり、守衛さんだったり、学生さんだったり…年齢は２０代、３０代、５０代です。かなり個性的な方たちですが、共通してみんな礼儀正しく女性にやさしいです。そして、熱心で純なところがあります。セビジャーナス、先週おけいこしてもらっておいたらよかったな～大分忘れちゃって、イケメンさんに悪かった。でも、去年よりはずっと踊れたと思います。来年はもっとできるようになるでしょう。楽しみです。じゃんけんゲームでなにもゲットできなくて残念！セシルマクビーのジャケットとかヒョウ柄のミニスカートとか自分では恥ずかしくて普段買えないものが、ちょっと欲しかったな～先生が買ってはみたものの、着なかったというものばかりなのだが先生は多分、４０代半ばと思われるが２０代前半の人が着たり持ったりする、かわいい物が大好きなのです。またそれが、似合ってしまうのですよ、スタイルいいし…そんな影響をいつしか私達も受けてしまい、いわゆるオバサン的格好はしたくなくなりました。セシルマクビーまではいきませんが、色だけでも、キレイな色を着るようになったし。私達の年代は着るものがむずかしいのよね～老けたかっこうはしたくないけどあまり若い人のを無理して着ている風にはしたくないし…でも、いいものは高いし…いつも悩みます。ブランド物には興味ないし、あまりよく知りません…ていうか買えません。昨日の会で、ひとりで踊る人を見ていて、初めて私もひとりで踊ってみたいな、とちょっとだけ思いました。そう、やがて来る還暦の時に、記念に一人で踊ってみようかな…なぁんてね。昨日の先生の踊りは去年の暮れの会の時より迫力があったような気がします。舞台が前より広かったせいもあるかもしれません。「ソレア」は圧巻でした。その情熱的な舞姿が目に焼きついています。多分、喜びや悲しみや子供に対する愛情や女性の持つ感情をいろいろ現しているのだと思うけれど、歌の意味もちゃんと知りたくなりました。先生の生徒さんは若いお嬢さんも男性もみんな好感のもてるいい人ばかりで本当に気持ちがいい。昨日のタブラオの方達もとても感じがよかったです。私のオレンジのファルダ（スカート）を褒めてくれて、ちょっとお話しして楽しかった。楽しい思い出を胸に仲間と一緒に思ったより早めに帰途につくことができました。先生、お疲れ様でした。
2006.01.30
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昨日、嬉しい事が…
風邪は時々、少し咳が出る程度になりました。もともと熱も高くは出ないし、インフルエンザでも、今はやっているという胃腸に来る風邪でもなかったようで、幸いブームには乗れなかったようです。昨夜は嬉しい事がありました。そろそろ風呂にはいって寝ようと思いながらも、テレビのチャンネルを変えたりぐずぐずしていたら…なんとＮＨＫの画面にハシビロコウが！「地球･ふしぎ大自然」の再放送をやってたんですよ。大慌てでビデオをセット…南アフリカのにいるハシビロコウはえさになるマンバ（肺魚）が新種の魚に押されて、数が激減してしまい絶滅寸前とか…息を吸いに水面に顔を出すマンバをずーっと待っているから、あんなにじっとして動かないんですね。 あんな怖い顔をしているのに、ヒナはとってもかわいいです。かわいがって夫婦で一生懸命育てます。でも、三羽うまれても一羽しか育たないんですって。厳しい自然界ですね。彼らを見ていて、眠気も吹っ飛んでしまい、胸がドキドキ…まるで恋する人に会ったみたい…私って変？？？どうして、こんなに好きなのかしら…経験ありませんか、想ってる人と予期せぬ所でバッタリ！で、ドキドキ…という事…ハシビロコウは恐竜にも似ていますよね。そういえば、鳥って昔は恐竜だったとか…私って、小さい頃から、恐竜が大好きだったな～私の幼児の頃なんて図鑑にせいぜい、プロントサウルスとステゴサウルスぐらいしか載ってなくて、ティラノ君やトリケラ君なんて知ったのは大人になってからだわ。プテラノドンのうしろ姿もキュートよね。ハシビロ君は鳥だけどプテラノドンとは顔が違うわね。どなたかと、恐竜博物館にでも行ってみたい気が…あ、やばい…こんな事書いてるとおわらなくなちゃう…ハシビロコウの再放送はまた1 月30日 月曜日 16時05分～16時48分 総合テレビ デジタル総合 1月30日 月曜日 １４時１５分～１４時５８分 BS hi でありますから、興味ある方はぜひご覧になってね。それからもうひとつ嬉しい事…フラメンコの先生からこの間のボーイズとの会の時のささやかなお祝いの品と写真のお返しにって髪どめとキーホルダーを頂きました。娘にも成人のお祝いにって、私のよりちょい派手メのキーホルダーを頂いちゃったんです。お気遣い感謝！♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪こんなかわいいのもらっちゃって心ウキウキ…
2006.01.27
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アルプホルン、連鶴、ハシビロコウ！！
一昨日は風邪がよくならず、結局フラメンコのお稽古も行けずゴルドペスも買いに行けなかった。（涙）でも、２月にバーゲンがあるとの情報を仕入れたので、皆もその時に行こうと言うことになった。で、おとといは久しぶりにずっと家にいて家事をする以外はおとなしくしていた。テレビを見て感動したことが三つある。 まず一つ目。AM１１時１５分からBS１１でやっていた「発見ふるさとの宝」と言う番組を見ていてびっくり！ あのスイスで有名な、なが～いホルン…アルプホルンをなんと日本の厚木市で一般の人が作っちゃってるのだ！ 県の森林整備担当の研究員さんが地元の公民館のイベントで展示されたアルプホルンを見て、独学で作り上げた。それからどんどん老若男女が興味を持ち作り始めたんですって。スイスで買ったら何十万もするものが、ダダで！曲がった木を有効利用するんだそうで…それが一本作るのにノミとカンナのみで1年以上かかるのだが最近はキットもできて、小学生もアルプホルン作りに挑戦している。どこかのお父さん、手作りのアルプホルンを自宅で演奏（と言っても音が三つくらいしか出せない）するのを聞いて、床に寝そべって、すごく心地よさそうに遠吠えともなんともいえない恍惚とした泣き声をあげる黒い雑種のワンちゃんのかわいいこと！いいじゃあないですか～、奥さんはうるさいって言ってましたけど、ワンちゃんは良き理解者ですね。 二つ目は「連鶴」コレがね、すばらしいんですわ～たった一枚の紙から、鶴が何羽も折れちゃうんです。桑名市って「連鶴」のふるさとだったんですね！お寺の住職さんが考案し、寛政9年（1797年）に冊子が出版され、そこには49種類の連鶴が…しかし、そこには、展開図と製図しか描かれていなかった。つまり、折り方はいっさい説明されていない…む～、これはまさにパズルではないですか！そうとう数学的頭がないとできませんぜ！それを研究し、解読し、一般の人にひろめたお方がいるのです。なんて素晴らしい！！２羽がよりそう「妹背山」とか９羽が連なる「青海波」とかなんと９７羽が連なる「百鶴（ひゃっかく）」など、ひとつひとつの名称もステキです。いや～感動しました。 参照 http://homepage3.nifty.com/k_iky/ で、三つ目なんですけど、夜の９時過ぎ、キッチンにいて、テレビの音だけ少し聞こえてて、「人相の悪い鳥がいる…」とかなんとかきこえてきたので「もしや！」とテレビの前に飛んで行ったのです。そうしたら、やはり思ったとおり！足元が映されただけで、すぐわかりました。そうよ、そうよ、私のだ～い好きなハシビロ君！正式名はハシビロコウと言うコウノトリのなかまです。私の日記のカテゴリー「生き物」にすでに載っています。そのあまりにおぞましい表情に、スタジオの人は大笑い。でも、でも、私にはこの上もなくかわいく見えるんです ！！！ 超～～ラブリー ！！！「トリビアの泉」に紹介されちまったんじゃ、もうブレイク間違いなしですかね～嬉しいような、わたしだけのハシビロ君にしておきたいような…暖かくなったら、絶対、上野動物園に会いに行きますからね。待っててね～以上、感動したことでした。たまに、風邪でもひいて（ちょと苦しいけど）じっとりテレビでも見るのもいいものですね…今日はだいぶ気分がよくなりました。昨日、咳き込みながらも気になる仕事をかたずけて、すっきりしたからかも…
2006.01.20
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微熱にうかされて…
昨日から風邪を引いてしまい、微熱がある。この微熱って奴が厄介だ。熱がパッと出てすぐ治るというパターンのほうがいいいのだが…年末から新年にかけての疲れが出たのかもしれない。インフルエンザではなさそうなので、少し家でゆっくりしよう。そう言えば、リビングでのんびりテレビを見たり本を読んだりする事がここのところ全然なかった。いろいろ忘れていた事もある。あさってのフラメンコの練習には出られるだろうか？終わってから、みんなでゴルドべス（帽子）を買いにいこうと思っているのだが…今、お稽古に使っているのは東急ハンズのパーティーグッズの変装コーナーで買ったものだ。色はシルバー。これがなかなか好評…写メで撮ったらなんだかUFOみたいじゃないですか？１３００円位のものだから、お稽古にはちょうどいい。先生は「本番もいいですよ～」って言ってくれるけど。でも、やっぱりちゃんとしたゴルドべス欲しいです。新宿のシルビアがリーズナブルで種類が多かったからみんなで行ってみようと思う。そんな事を考えていたら、元気が出て風邪も吹っ飛びそうだ。明日までに絶対なおさなきゃ…
2006.01.16
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成人式
９日は娘の成人式であった。朝、６時半に予約した美容院に車で送っていき私だけいったん家に帰り、一時間半後、再度美容院に…すると、ン？え？もしかしてあれがわが娘？？！！！おなごオーラが満開ではないか！！！いや～びっくりビックリ…だっていつも、黒ブチめがねで黒っぽい地味なカッコしかしないから（けして女の子らしいものを着ないしいつもズボン）それがね～何日か前に使い捨てコンタクトレンズなんか買ってしもうてね～もうもうこちらもなんだか前の晩から緊張してしまいましたわ。美容院を出てから、友達のお父さんが車で送って下さると言う事で友達といっしょに会場へ行きましたわ～私は家に帰って家事と仮眠を…(-_-)zzz１時少し前に駅まで向かえに行き、今度は写真館に直行。写真館のおじさんが、着物の色が背景に映えるってほめてくださったのです。そういえは美容院のオーナー（おじさん）もいい着物だね、って言って下さったんです。その言葉、素直に受け取ります。で、皆さんは式に行く前に写真を撮ったんですね～ずいぶん前に先撮りする人も多いんですよね。だから、もう写真館には娘の後に来る人はいないので、写真屋のおっちゃんがゆっくり丁寧に撮ってくれましたわ。しかも、「お母さん、カメラ持ってるんだったら撮っていいよ」って言ってくれたので、おッちゃんが撮ったあと、バカチョンカメラとデジカメで写真館の背景でバンバン撮りました。良かったです。すこし緑がかった青で、裾にあわ～い花柄があるんですの。娘はときおり、心ないギャルに「キモッ！」て言われるくらい色が白いので、着物は似合うのですね～、しかも顔小さいし。出張中の旦那に見せたかったですよ。それから、一昨年亡くなった、主人の母にも…。この日ばかりは、滞りなく、晴れ着で成人式に出席する事が出来た事を、携わってくださった全ての方々感謝します。いえいえ、今回携わって下さった方のみでなく、娘が生まれてから、お世話になったたくさんの方々に本当に感謝します。ありがとうございました。
2006.01.10
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貸し本屋
あけましておめでとう！去年たちあげたブログ…ブログのおかげで、自分がよくわかるようになってきた。そんなに生きててやっとですか～？すみません。今回、新しいカテゴリーとしてノスタルジーを追加した。そう、記憶に残っていることをはやく書きとめておかねば… 私は小学校３年から卒業まで、新宿に住んでいたのだが、その頃近所には貸し本屋というものがあった。漫画しか置いてなかったと思うが…（ン？小説とかもあったのかしら？）今で言うコミック（単行本）は一日５円、月刊誌は１０円だった。貸し本屋さんのおおかげでたくさんの漫画を読むことができた。女の子が借りるコミックはきれいなのだが、男の子の借りるような本はきたないったらありゃしない。落書きはしてあるし、ときには鼻くそまで付いていた。今、思い出すとぞっとする。でも、男の子の読むアクションものや剣術ものが大好きだったので、我慢して借りていた。中学のときは三鷹の方に越したのだが、近所に貸し本屋さんはなかった。やはり下町ならではの商売だったのだろう。中学の三年間は貸本やさんには縁が無かった。高校の一学期の夏、東京から京都に引っ越した。すると、なんと近所にあったのだ、貸し本屋が！うれしかったね～その頃の値段は覚えていないがきっと何十円程度だったろう。なんとそこで、大好きな水野英子の「星の竪琴」を全巻借りる事が出来たのだ。その時の喜びといったら、好きな男の子にデートに誘われたのと同じ、いやもっとだったかも…あと、もっぱら借りたのは、白土三平もの。「カムイ伝」「カムイ外伝」「忍者武芸長」など…白土三平の描く人物は重く、物語に甘さはなく、ときには主人公が残虐に殺されるという理不尽なものもあった。主人公の人間性に魅かれるからこそ、その死がより衝撃となって今でも心に残っているのだろう。私は男の子が読む本が好きだった。小学校の頃は友達のお兄さんが買う、少年マガジンやサンデー（一冊４０円の時代！）を学校帰りにその子の家に寄って、見せてもらっていた。（一人っ子のわりにはセコイ子だったね。時代が時代だから～）自分が買うのは少女フレンドのみ。マーガレットは確か、中学生になってから発売されたと思うが…。と言っても、少女フレンドに載った漫画はさっぱり忘れている。が少年誌のものは覚えている。マガジンでお気に入りは「チャンピオン太（ふとし）」（確か力道山の弟子？）やちばてつやの「誓いの魔球」（モデルは戦争で亡くなった沢村投手？）この二つは毎週、続きがどうなるのか、まちどうしくて夢中で読んだ記憶がある。戦争モノの「紫電改の鷹」（ちばてつや）なんていうのもあったな～サンデーの「伊賀の影丸」…なつかし～話しを「貸し本屋」に戻そう。貸し本屋専門の作家さんもいたようだった。新人なのだと思うが聞いたこともない名前の作家さんが数多くあった。絵もどこか初々しい感じだったし…でも、ストーリーが新鮮で面白いものがときおりあった。私は矢代まさこと言う人の書く漫画が好きだった。画風は水野英子に良く似ていた。彼女の作品で記憶に残っているのは同級生の女の子を好きになって悩む女の子の話し…。なんだか心が痛かった。小学校時代から、貸本屋さんは私の大切な場所であった。風邪をひいて学校を休んだ時など、何冊も借りてふとんの中で読んでいた。懐かしい思い出だ。高校時代、東京から京都へ。言葉の壁を感じながらもなんとか皆にとけこもうとして、多分どこか精神的に疲れていた自分を癒してくれたのが貸し本屋で借りた漫画だったと思う。子供達の話だとその貸し本屋業が、最近復活しているらしいのだが…
2006.01.03
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