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2009.08.08
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最近は証言記録 兵士たちの戦争を見ています。
NHKの遅い時間帯なので寝不足になりますが。

「人間魚雷 悲劇の作戦~回天特別攻撃隊~」

太平洋戦争末期に誕生した特攻兵器「回天」。魚雷に人間が乗り込み、米艦隊に突っ込む“人間魚雷”である。潜水艦に搭載され、何度も太平洋に出撃した。生と死のはざまで揺れる潜水艦での日々。命令を発する艦長は無駄死にさせたくないと苦悩を深めた。戦後明らかになった回天の戦果は撃沈3隻ほど。100人を超える若者の命が失われた回天作戦とは何だったのか。搭乗員や潜水艦乗組員の証言をもとに回天戦の真相に迫る。

「重爆撃機 攻撃ハ特攻トス ~陸軍飛行第62戦隊~」

太平洋戦争末期に日本軍が行った「特攻」では、大型の重爆撃機も投入された。1機に4人が乗り、巨大爆弾を積んで出撃した重爆撃機。証言を元に、その特攻の真実に迫る。
昭和20年春、沖縄沖の米艦隊に対し、日本軍が行った体当たりの「特攻」。そこでは、大型の重爆撃機も投入された。1機に4人が乗り込み、1トンを超える巨大爆弾を積んで出撃した重爆撃機。陸軍飛行第62戦隊は、上空から爆弾を投下する重爆撃機部隊でありながら、この特攻部隊に指定された。重爆撃機の特攻機は速度が遅い上、軽量化のために機関砲等の武装がはずされていた。証言を基に、重爆撃機による特攻作戦の真実に迫る。




特攻は敗戦が濃厚になってきた日本軍が起死回生の作戦としてとられました。
どちらの番組も特攻に赴いた兵士の証言でした。

回天は潜水艦から米軍戦艦を奇襲するための人間魚雷で、人ひとりがやっと入るだけのシンプルなものです。

そのため小銃器など余計なものはついていません。

若くして特攻隊として配属され、これらの兵器に乗り込むことを命じられた兵士たち。
帰還者で今回証言した人は、故障したり、引き返したりして生き残りました。
寝食をともにした戦友たちは別の兵器に乗って帰ることはなかったといいます。
しかし、伝えられる戦果はほとんどなかったそうです。
まさに犬死にでした。

死を一度覚悟したのにもかかわらず、帰還した人たちは、戦死した仲間に対して申し訳ない気持ちをもっています。
だから、無事帰ってからも家族や両親には特攻隊として出撃したことすら話したことがないという人もいました。

周りはそんなことを思っているはずはないけれど、自分の心情としては、恥ずかしいような思いに駆られるようです。

戦争で経験した極限状況はあまりにも残酷で、自分には到底想像することはできないと思いました。

これまで戦争体験を語ろうとしなかった人たちが画面を通して証言をしたことは、のちの世代が戦争に向かうのではないかといった危機感があるのではないかと思います。


そうした思いがあるなら、自分を含め戦争を体験しなかった人は、戦争がいかなるものであったのかを兵士の立場から、市民の立場から伝え聞く必要があると思います。

自分たちはさまざまな犠牲の上に生かされていることが少し理解できます。





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最終更新日  2009.08.08 01:40:38
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