あけやんの徒然日記

あけやんの徒然日記

PR

お気に入りブログ

山手線100周年 高輪… New! MoMo太郎009さん

不二家の企業努力 幹雄319さん

楽天ブログの遅延復… スナフキーさん

旅人てつきちのトー… Tabitotetsukitiさん
zikomo days in Mala… あばぷひ★さぶさん

プロフィール

あけやん2515

あけやん2515

2010年10月30日
XML
カテゴリ: 野球

 28日に行われたプロ野球のドラフト会議で、巨人は中大・沢村拓一投手(22)の単独指名に成功した。空前の「豊作ドラフト」と言われ、中でも早大・斎藤、大石とともに沢村は「ビッグ3」として競合は必至とみられていた。それが、ふたを開けてみれば、沢村を指名したのは巨人だけ。情報の勝利ともいえるが、他球団関係者からは「ドラフト制度を形骸化させる」と懸念の声も上がっている。
 本来、日本学生野球協会が定める規定により、沢村自身が希望球団を口にすることはできない。だが、今月8日、読売新聞系列のスポーツ報知が「関係者の話を総合すると」という書き方で「沢村の巨人に対する思いは強く、ドラフト会議で他の11球団から指名を受けた場合には、メジャー行きや浪人も辞さない決意を示しているという」と報道。他球団の指名を牽制するかのような動きに出た。
 それでもまだ、他球団の中には沢村を強行指名する動きはあったのだが、とどめを刺したのはドラフト直前の26日に出た「米大リーグのヤンキースが沢村の身分照会を行った」という情報だ。これを報じたのは他のスポーツ紙だったが、巨人とヤンキースは業務提携している間柄。これで「巨人でなければメジャーも」という可能性が一気に高まり、他球団は途端に及び腰になった。
 また、中大の高橋善正監督(66)も「嫌なところに当たって『どうですか?』と聞かれたとき、答えに困る。『なんで指名したんだよ』と言いたくなる」として、巨人以外からの指名を受けた際はドラフト当日の会見を拒否する姿勢を打ち出し、周囲を慌てさせた。この高橋監督も巨人OBで、「行きたいチームがあるのに、そう言えないのはおかしい」というのが持論だ。
(中略)
だが、他球団のプロ野球ファンからは「出来レースじゃないか」との批判が噴出。プロ野球関係者の間からも「メディアを使って希望球団を明かして、入団拒否をちらつかせるやり方は、実質的に逆指名と同じ。入札抽選制度の意味がない」と問題視する声が上がっている。
 まんまと情報戦を制した巨人、意中の球団に引き当てられた沢村ともに大喜びのドラフトとなったが、今後はそのやり方をめぐって、新たな議論を呼ぶことにもなりそうだ。【産経新聞ネット版から引用】



 まだ今年の日本シリーズがやっているときにドラフトなんて違和感ありまくりなのですが、昨日のドラフトでは意中の選手が取れた球団もあれば、3回連続してくじを外すという球団もあったりしてなかなかおもしろい結果になりましたね。
 昔のドラフトといえば、故・パンチョ伊東さんの甲高い声で選択希望選手の名前を読み上げるというのがおなじみだったんですけど、最近は様変わりしていますね。それから、少し前には「逆指名」なんていう馬鹿げたルールもあったりしてホントわけわかりませんでした。もっと以前には「○○しか入らない」なんてゴネて浪人までした人もいたし、「空白の一日」なんかで入った人もいましたが、いずれも巨人の選手でしたね。

 ところで、現在ではドラフトされる選手側から希望球団を口にすることはできないルールになっているそうで、これは逆指名のルールがなくなってからかどうかはわかりません。だから、「ハンカチ王子」とよばれた早大の斎藤投手をはじめ、ドラフト候補の選手それぞれが意中の球団はあったでしょうけどそういうルールを守っていたのがほとんどだったのです。

 ところがそういうルールを守らないはどんな組織にもいるもので、しかもそういう風に仕向けたのではないかと思われるのが「自称・球界の盟主」の巨人なんですよね。自称・球界の盟主といいながら、ドラフトではこんなことばかりですよね・・・。本文にも書かれていましたけど、本人の口からはコメントされてないのかもしれませんが、こういう記事が表に出ると他の球団としては「競合するよりも・・・」って指名回避につながるし、仮に首尾よく指名できても逃げられる可能性だってあるわけです。

 また、中大の高橋監督の「行きたいチームがあるのに云々」というコメントも、ドラフトがどういった経緯で導入されたのかわかっていないみたいですね。この人、完全試合も達成したプロ野球選手だったんですけど・・・。まぁ、「△△球団が希望です」っていうことはNGにしなくてもいいかもしれないけど、それがいろんな憶測を呼ぶことだってあるわけですから、ベストではないけど今のようなルールにしているんでしょうね・・・。

 「プロで野球をするのだから、どのチームに入っても同じ」と思っているのですが、チームの状況はまちまちですし、横浜のようにチーム自体がなくなってしまうかもしれない状況のところもありますからね。社会人の選手ならある程度社会の動きというものもわかっているかもしれませんが、大学生や高校生ではどうなんでしょうね・・・。

 まだ日本シリーズがやっていますが、来年のチームの状況がどうなるのか今から楽しみです。特にパ・リーグは面白くなりそうですね。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年10月30日 23時20分10秒
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:ドラフト会議・・・(10/30)  
職業選択の自由というのもありますので、ドラフト制度はこれでいい、ということはなかなか言えないと思います。
でも、ルールがあるのですから、きちんと守る(守らせる)のが筋ですよね。
こういうとき、コミッショナーは何をしているんでしょうね。かつては「空白の一日」を無効と裁定しながら、一方で「強い要望」を出したコミッショナーもいましたけど。
(2010年10月31日 15時50分13秒)

Re[1]:ドラフト会議・・・(10/30)  
ぐうたらたぬきさん、いつもありがとうございます。

>職業選択の自由というのもありますので、ドラフト制度はこれでいい、ということはなかなか言えないと思います。
>でも、ルールがあるのですから、きちんと守る(守らせる)のが筋ですよね。

職業選択の自由、っていうのは確かにありますけど、この場合の職業って「プロ野球選手」なわけで、それがどこに配属されるかというのが「ドラフト」だと思っています。
配属される部署がお金持ちがそうでないか、というのは捕縄に大きな問題ですけど、もともとドラフト制度は「チームの力関係を均衡に保つことと、契約金が高騰しすぎないように歯止めする」ことだったわけですからね。

>こういうとき、コミッショナーは何をしているんでしょうね。かつては「空白の一日」を無効と裁定しながら、一方で「強い要望」を出したコミッショナーもいましたけど。

あぁありましたね、金子コミッショナーでしたっけ。
結局は某球団に丸め込まれた感じでしたね。
加えて、ヤクルト=阪急の日本シリーズで、レフトポール際に飛んだ飛球をめぐってもめたときにこの人がゴネまくる阪急・上田監督を説得したものの(コミッショナー:「これだけワシが頭を下げても試合を再開してくれないか」と頼むものの、上田:「それがどうしたっていうんですか」とやり返す)、うまくいかなかったと聞いています。
(2010年10月31日 22時28分44秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: