達人のひとりごと(JKLab)

達人のひとりごと(JKLab)

2012.07.01
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カテゴリ: オーディオ一般
 少し古い話になるのだが、フルトヴェングラーのザルツブルグ音楽祭での実況録音を集めたCD集がORFEOから発売された。これに、特典盤として'47.8のブラームス交響曲第1番の実況録音が付いていた。これを評論家の宇野功芳氏がフルトヴェングラーのベストの演奏ではないかと雑誌に書いていた。これは聴いてみなければ、と言うことで早速購入したのであるが、探してみるとフルトヴェングラー指揮のブラームス交響曲第1番はこれで7種類目と言うことになってしまった。

左上段は(A) '45.1 BPOライブ(第4楽章のみ)
左中段は(B) '47 VPOスタジオ
中央上段は(C) '47.8 VPOライブ(今回購入)
中央中段は(D) '51.10 NDRライブ(「ハンブルグの奇蹟」)
左下段は(E) '53.5 BPOライブ
右上段は(F) '52.1 VPOライブのCD,SACD(EMIレーベル)
右下段は(G) '52.2 BPOライブのCD,SACD(グラモフォン)
(VPOはウィーンフィル、BPOはベルリンフィル、NDRは北西ドイツ交響楽団)


バーンスタイン・VPOやミュンシュ・パリ管の演奏も悪くはないが、そういうスマートな演奏に比べて、(G)は古色蒼然たる演奏ではあるが、圧倒的な存在感と説得力は素晴らしい。せめてもう少し音が良ければ…、とあらためて感じた次第である。





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最終更新日  2012.07.01 19:06:36
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