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昭和の日は、毎年開催される文房四宝(筆・墨・紙・硯)の展示即売会に、この1年で消費する紙、墨、筆や額その他を購入する為、先輩の貴子さんと京都に出かけました。 京都に向かう車中で、貴子さんは「昨夜、凄い雷に雨風もとてもきつくて眠れなかったわ。到底京都には出かけられないと思ったけれど、こんなにいいお天気になってよかったわ」と、言うのです。 夫も、今朝「凄かったな~!」と、話しかけてきたのですが・・・・・政治家ではアリマセンが、私には全く身に覚えがありません。 朝食のとき2階の窓から庭先を見下ろすと、満開の木香薔薇(モッコウバラ)の黄色い小さな花びらが一面に敷き詰められていたので、それが何よりの証しです。 なるほど、孟浩然の詩に有るように『夜来風雨の声、花落つること知る多少』だったようです。 夫にも先輩にも、随分笑われました。 しかし、最近の睡眠不足を気にしていましたが、眠りの質は上々のようなのでチョット安心しました。 春眠暁を覚えず、処々啼鳥を聞く・・・・・このように、長閑に鳥の声をまどろみながら聞いてみたいものです。
April 30, 2010
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文房四宝の展示即売会に行く為に、先輩の貴子さんと阪急河原町駅で下車しました。 目的地はみやこメッセ、平安神宮や京都市美術館と隣接するところです。 歩ける距離でもありますが、祇園からバスに乗りました。 ナント、バスの運転手さんは女性で、優しい声で案内のアナウンスが流れます。 タクシーでも、女性の運転手さんに乗り合わせたこともありましたが、ムードが柔らかくのんびりすると言っては、男性の運転手さんたちに失礼でしょうか。 お天気に恵まれ、優しいムードで連休が始まりました。、
April 29, 2010
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展覧会の作品、学生の部は全員落款を押し、今日表具を頼みに京都に出かけました。 終点の阪急河原町で下車しますが、1つ手前の『烏丸』に電車が止まったとき「次だゎ」と思ったのですが、ストンと眠りに落ちてしまったようです。 河原町と烏丸は電車で1~2分、歩いても10分程度の近い距離ではあるのですが…… まだ若い優しそうなお嬢さんが「河原町ですよ、終点ですよ」と、柔かな小さな声で起こしてくださったのです。 い眠ったままだと、今来た道を戻ってしまうところでした、ありがとうございました。『春眠暁を覚えず』と言うものの、時はすでに午後3時をまわっていましたのに。 もう椿の花も最後、我が家の楚々としたこの椿、今日のお嬢さんにどこか似ているように想います。
April 27, 2010
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新学期が始まって、ある土曜日のお稽古日のアトリエの玄関です。「よそのお家に行ったときは、お靴は向きを変えて揃えておきましょう」と、気がつくたびに言ってはいるのですが、なかなか定着しません。 でも、子供たちの気持ちが素直に表れていて、真新しい可愛い靴に新学年の親の気持ちも伝わって思わずカメラに収めました。 我が家の小さな玄関に、暖かい春の風が優しく吹き込んできたよう……金子みすずの詩『四月』を絵にしたようにも想いました。 四月 金子みすず 新しいご本、新しいかばんに。 新しい葉っぱ、 新しい枝に。 新しいお日さま、 新しい空に。 新しい四月、 うれしい四月。 『新しいお靴、 うれしい四月』・・・を加えたら、みすずさんに叱られるかしら?
April 25, 2010
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展覧会も近づき、初めて出品する海外からの留学生には、ご自分の落款印を刻してもらうことにしました。 Iさんの名前を漢字に代え、最初の文字『惟』を白文(字の部分が白になる)で刻します。 篆刻字林で、刻す文字をどんなデザインにするか探します。 りっしんべんは『心』を意味し、古代文字の『心』は、心臓の形から生まれたことなどを説明すると、目が『惟』の文字に釘で打ち付けられたかのようでした。 言霊(ことだま)同様、文字に秘められた霊感をも感じ取ったかのように、一文字に固く口は閉められておりました。 基本的なやり方と注意を与えて、彼の友人で初対面のレバノンからの留学生にも篆刻について話し始めました。 まず、彼の名を漢字に代えるところから、始めました。 『恵…亜主』の4文字に決め、最初の『恵』を刻るよう薦めましたが、4文字を刻ると言って聞き入れません。 初めてだからとても難しい、と説明しても暖簾に腕押し、隣で真剣に自用印に取り組んでいたIさんも英語で説明しても何処吹く風、印に4文字の布字することに・・・ 時々注意点を指導しますが、よく理解してすぐに訂正し、優秀です。 Iさんは持ち前の集中力で、なかなか見事に刻りあげました。 レバノンのEさんは、もう展覧会には出品できないので、次回にゆっくり刻ってもらうことにしました。 I さんはお稽古に来るたび、全く知らなかった『書』の世界に触れ、知的好奇心を十分に満足させることが出来、とても喜んで帰ってゆきました。 夫々の文字の意味を英語で調べて書いていますので、レバノン出身の方にとって後半の『亜主』が、とても気に入っていたのでゎ?と、私は推測しています。 出来上がったIさんの作品に押印、立派なお軸に出来上がることと思います。
April 24, 2010
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お久しぶりです。寒暖の差の激しい昨今ですが、お元気でお過ごしでしょうか? 先日来、インターネットがしばらく繋がりませんでした。 1週間ほど前にリビィングを模様替え、ピアノの位置をずらしたり、ソファーや家具を移動したり・・・その為パソコンの線も色々移動を余儀なくされたので、そのせいかしら?と心配しても始まりません。 そこで、いつもお世話になっているお助けマンにSOS! 次男がNTTに電話して、電波は家に届いているのは確認出来ていましたが、何が原因かわかりません。 さすがお助けマン、テキパキ原因を解明、器械の故障を指摘して次男に取替えを指示して帰って行きました。 そういう訳で、しばらくご無沙汰しておりました。 文明の機器は非常に便利ですが、1つアクシデントに見舞われると『手も足も出ない』だるまさんになってしまいます。 写真は、だるまさんではアリマセン。手も足も無いといえばありませんが、蛤に緞子(どんす)の着物を着せたおひなさまです。 展覧会の準備で何かと忙しくしていますが、出来るだけ更新しようと思います。
April 23, 2010
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今日は、桜をこよなく愛した母・静子の誕生日です。 ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花のちるらむ 紀 友則 桜の花びらがはらはらと舞い散るのを目にすると、百人一首のこの句が母と共に思い出され、無常を感じずにはおれません。 また午後に、ブラジルとラトビアからの留学生が、展覧会の作品を書くために約束の時間にやってきました。 先週お稽古の折に書いた手本『花吹雪』の言葉の意味を説明してなかったように思いましたので、顔を会わせるやいなや、「花吹雪って解かりますか?」と、尋ねました。「南千里で観てきました」・・・と、笑顔で答えました。 先週来られた時、開口一番「南千里で、たくさんの人がお花見していました」と、驚きの混ざった明るい表情で、教えてくれました。 日本人の『桜好き』、『花見』の文化が、どのように映ったことでしょう。 写真は、近くの公園で「お三時に、桜の蜜をいただきます!」の、スズメさんです。
April 11, 2010
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私の住む吹田は、今年で市制70周年を迎えました。 その記念事業として、旧西尾家住宅(吹田文化創造交流館)・重要文化財指定記念式典が催され、招待を受けましたので、出席させていただきました。 吹田市長の式辞に始まり、感謝状贈呈、祝辞、謝辞とすすみ、最後は『祝賀能』でお座敷での式典が幕となりました。 江戸時代の庄屋屋敷の佇まいの母屋を出て、式典を祝うような穏やかな晴れた空のもと、野点で一服頂戴して、日本の文化を満喫してきました。 内祝いの紅白薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)を頂きました。 私がまだ低学年のころ、元旦に学校に登校し、小さな紅白の薯蕷饅頭を頂きました。 殊に昔は紅白の饅頭は,祝い事には欠かせないものでした。隣組のお饅頭屋さんの薯蕷がとても美味しくて、つい子供の頃の味と比べてしまうのは、失礼でしょうか。 昔ながらの『しきたり』が、今もこのように受け続けられていることがとても嬉しく、日本人としての誇りを感じます。 土曜日の午前の教室は、記念式典に出席するためお休み、午後のみのお稽古としました。午後に来た生徒は「どうして朝のお稽古なかったの?」と、質問攻めにあいました。 4月の『アトリエ便り』で知らせてありましたが、丁寧に説明し納得してくれましたが、理解のほどは定かではありません。 おめでとうございました。
April 10, 2010
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今日はお釈迦様のお誕生日、お花まつりです。 去年は近くのお寺に伺って、甘茶をご馳走になり、お寺の小学1年生のお孫さんの可愛いもてなしを思い出しました。(昨年の4月8日のブログに書いています) 今日は第2木曜で、一般の方のお稽古日でした。8日ですが既に第2週めで、うっかり第1週と勘違いしてお休みした方も居られました。 5月の展覧会の作品制作は、一般の部はこれからスタートです。1ヶ月間集中して良い作品にチャレンジしていただきます。 以前は皆さんお忙しいので、早くから準備制作しましたが、かえってダラダラとなって作品に精彩が欠け、ここ最近は短期集中型にしています。 留学生のRさんとEさんも、展覧会に参加すると意欲的です。 今年の展覧会は、国際色豊かなものになり、とても楽しみです。 生徒のお手本や指導に頭も心も全力投球していますが、肝心の私の作品も制作しなくちゃ! 公園で見つけた椿の花、我が家にない種類ですので撮ってみました。
April 8, 2010
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3月から準備・制作に追われていた5月の展覧会、学生の部は大方メドがつきました。 慌しく過ぎたここ数日に『ホッと一息』、友を誘って近くの公園に桜見物に出かけました。 穏やかなお天気に誘われた人も多く、残り少なくなった春休みを存分に楽しむ子供たちで賑わっていました。 以前より幾分勢いが劣るように感じるのは、私だけかしら・・・公園の中、川沿いをのんびり歩を運びながら、日ごろの運動不足解消に加え、滑舌がいいのは勿論です。 さあ、これからの1ヶ月、一般の部の展覧会作品制作にパワー集中です。
April 6, 2010
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日曜日は、なんとなくのんびり気分で、ゆったりと過ごしています。 しかし今日は、5月の末に開催する展覧会の案内状の為の写真撮影です。 春休み中でもあり、子供たちも楽しいスケジュールで大忙し、なかなか短時間に撮影を完了・・・と言うわけにはいかず、時間待ちが多く朝10時から夜7時過ぎまでかかりました。 撮影セットを組んだアトリエで、親戚のプロにボランティアで撮影してもらいます。 生徒たちは自分の書いた作品を持ち、指示に従って撮ってもらいますが、初めての子供や低学年では、仲良しと撮るのが嬉しくて、ハイテンションになります。 2回以上の出品者で高学年の女の子は、写真映りもよく計算しているようで、驚くほどカメラ映りのいい笑顔をしてくれます。 子供たちの色々な面を知り、成長に触れて、嬉しく想うことの多い1日でした。
April 4, 2010
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今日は、新学期初のお稽古日でした。 学校はまだ春休み中なので、お休みの子達もいますが、新規入会の生徒にとっての初稽古でもあり、新鮮な中にも快い緊張も感じられて、楽しい1日でもありました。 ブラジルからの国費留学生のRさんは、同じ仲間のEさんを伴ってお稽古に来ました。 Eさんは、東ヨーロッパのラトビアからの留学生で、日本語は「少し」、漢字は2~300字書け、Rさんは、かなり日本語が出来、漢字は1200~300くらい書けます。 私の言う言葉が理解しにくい時、Rさんが英語で話しかけると、頷きます。とても素直で、爽やかな青年たちです。 Rさんはイスに腰掛けて書道をし、Eさんは正座が好いと座って書きます。 外国の方にとって苦手のはずの正座を不思議に想っていると、剣道をなさっているとのこと、謎が簡単に解けました。 元気印の2年生、Y君がやって来ました。好奇心も旺盛、行動力もあってお口も達者な彼は、とことこEさんのところに近づいて話しかけます。「あなたは外国人ですか?」と、正しい日本語で尋ねました。 Eさんも丁寧に答えます「そうです。あなたは、日本人ですか?」「そうですよ」と応えたY君は、立派に国際交流を果たしました。 ラトビアは西側はバルト海に面し、北と南はエストニアとリトアニアに挟まれ、東側はロシア、ベラルーシと接しています。 バルト三国の北にフィンランド、南にポーランドがあるわ・・・・・地図帳を開いて確認し、かつてポーランドのクラクフ・東ヨーロッパ最古のヤギェウォ大学に在籍していた方をホームスティしたこと、その大学の地下に、コペルニクスが眠っていると聞いたこともあわせて思い出しました。 なんだか世界が凄く身近に感じた1日でもありました。
April 3, 2010
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ご主人の転勤でオランダに居た生徒が、帰国します。 オランダで二児を出産、今年生まれた長女を連れて日本へ、いよいよご対面のときが近づき、楽しみです。「オランダに居る間に是非来てください」と、言ってくれたのに、機を逸してしまいました。 私も絶対行こうと予定していたのに、タイミングが合わず残念で仕方ありません。 赤ちゃんへのプレゼントを買いに、久しぶりにデパートをウロウロしました。 マネキンさんは、一足お先に春たけなわ、薄手の素材に流行のファッション、目にも心にも明るく楽しく映ります。 初めてご対面の折のプレゼントに、ファミリアの子供服売り場に並べられたちっちゃな可愛い靴の中から、軽くて優しい1足(13cm)を選びました。 元気でスクスク育って欲しい・・・と、願いをこめて。 写真の靴(13cm)は、長男が生まれた時お祝いに頂いたもの、今も大切にしています。
April 1, 2010
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