うりぼうず

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2005.03.08

　うりぼうずの国語のテキストを読んでいると、なんとまあ、いろんな文章が出てくるものだと感心する。金田一春彦、向田邦子のものなんて、こんなテキストでもなければ、とても彼女たちが読むことはないだろうと思う。ただし、これがぶつ切りになっている。こういったものを、通しで読む気にならんのかなとも思うのだが。
　もっとも、自分がかつて、現国の模擬試験などで読んだ小林秀雄を、改めて読む気にならなかったんだから、しゃーないか。
　そういえば、源氏絵の展覧会をみたのをきっかけに、源氏でも少し読んでみようかなと思い（もちろん原文なんかにあたる気力はない）、谷崎源氏を読み始めたが、はやくもメゲそう。やっと夕顔までいったが・・・。

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Last updated 2005.03.08 06:10:39
コメント(4) | コメントを書く

■コメント

源氏物語大好きです

めしたきおばばさん

最近　我が家の娘は、テキストで取り上げられた作品に
興味を持ってきています。
一部分の抜粋なので　全部を読んでみたいと思うようですが、いざその本を読んでみると期待通りだったり
難しすぎたり・・・。
親が読んでもらいたい本と子供が読みたい本は　なかなか一致しませんね。

＞谷崎源氏を読み始めたが、はやくもメゲそう。
私は源氏物語が　大好きです。谷崎も持っていますが
谷崎源氏の訳が　ほしくなるくらい難しいですよね。
私は　高校生時代に使っていた　『国語便覧』と古語辞典を両側に置き読んでいました。
是非とも　薫の章まで頑張ってくださいませ。 (2005.03.08 08:13:15)

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Re:源氏物語大好きです(03/08)

ぽち６１３さん

めしたきおばばさん
＞最近　我が家の娘は、テキストで取り上げられた作品に
＞興味を持ってきています。

興味を持つって素晴らしいことで。興味を持つこともなく、ただ、読み飛ばすだけ。すこしでも、面白いと思ってくれればと願うのですが。

＞一部分の抜粋なので　全部を読んでみたいと思うようですが、いざその本を読んでみると期待通りだったり
＞難しすぎたり・・・。
＞親が読んでもらいたい本と子供が読みたい本は　なかなか一致しませんね。
＞
＞＞谷崎源氏を読み始めたが、はやくもメゲそう。
＞私は源氏物語が　大好きです。谷崎も持っていますが
＞谷崎源氏の訳が　ほしくなるくらい難しいですよね。
＞私は　高校生時代に使っていた　『国語便覧』と古語辞典を両側に置き読んでいました。
＞是非とも　薫の章まで頑張ってくださいませ。

　とてもとても、原文などは。せめて谷崎ぐらいはと思うの出すが、ワタシには谷崎が古文状態で・・・。
-----
(2005.03.09 23:27:39)

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訂正。。。

めしたきおばばさん

＞とてもとても、原文などは。せめて谷崎ぐらいはと思うのですが、
＞ワタシには谷崎が古文状態で・・・。
私が『国語便覧』と古語辞典を両手にして読んだのは
谷崎源氏です。
書き方が悪くて誤解を招いてしまいました。
ごめんなさい m(__)m
私も谷崎が古文状態です。

原文は　大学時代に教養課程の国文学で源氏物語を読む講義があったので　そこで少し読みました。
作者に対する解釈などもあって　楽しかったです。
(2005.03.10 01:30:48)

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Re:訂正。。。(03/08)

ぽち６１３さん

めしたきおばばさん
＞私が『国語便覧』と古語辞典を両手にして読んだのは
＞谷崎源氏です。
＞書き方が悪くて誤解を招いてしまいました。
＞ごめんなさい m(__)m
＞私も谷崎が古文状態です。
＞
＞原文は　大学時代に教養課程の国文学で源氏物語を読む講義があったので　そこで少し読みました。
＞作者に対する解釈などもあって　楽しかったです。
-----
　十年以上前だったか、「紫式部のメッセージ」（駒尺善美、朝日選書）という本を読みましたが、源氏物語をフェミニズムの観点から読み解く本がありました。これを読んだときに、「一度源氏を（翻訳でもいいから）読んでみないと」と、考えたことを思い出しました。
　たしかに、あの時代でも「この女性の扱われ方はないんじゃないの」と、思われるようなことも、しばしばです。また、紫式部の源氏の描き方も、必ずしも賛美一辺倒ではなく（むしろ、賛美している部分は通り一遍の書き方をしているようにさえ感じる）、けっこう批判的な描き方をしていることがわかりました。
(2005.03.10 14:08:25)

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