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このところ、「フリーター」「引きこもり」「ニート」についてずっと調べている。「下流社会」、「10年後の日本」といった本にも必ず取り上げられている「Y世代の若者」と「フリーター500万人時代」。今や、引きこもりの数は100万世帯を越え、40世帯に1世帯がこの問題で苦しんでいるという。 30代、40代になってもまだ社会に出られないケースが続出している。両親が老齢化して、その年金さえおぼつかなくなった時、個々の問題ではなく社会の問題になる。何だか知れば知るほど元気がなくなってしまった。 それにしても、成人後、死ぬまで社会参加をせずに人生を終える人々が出てくる社会とは....?こんな不健康な国があるだろうか。 それにしても、なぜこうした人々が増えてしまったのだろう。日本社会の構造的なシステムの問題とか、教育の問題とか、家族の関係とか、もちろん多くの要因はあるだろう。でも、今一納得がいかないなぁというのが本音なのだ。 社会現象として現れる時、その「芽」はもう何十年も前から始まっているのだ。改善されるまでには、始まりから現在まで、その時間と同じくらいの時間がかるのだと思う。急には変わらない。 「少子化」問題も同様。改善されるとしても、あと100年はかかるに違いない。 多くの高校生や大学生たちが「自分の両親のようにはなりたくない」「父親のようなサラリーマンにはなりたくない」と語っている。若者たちは、「そんな大人にはなりたくない」のだ。理想としてのモデルがない。周囲にもいないし、マスコミでは若いことの価値ばかりを報じている。 ごく身近に「素敵に生きてるな~」と思う大人がいないって、本当に不幸なことだ。そして、この世に自分を生み出してくれた両親を尊敬できない、その生き方を肯定できないという、この言い様のない哀しみ。おそらく、どの親も我が子を、大変な苦労をして育ててきたのだろうことを想像すると、涙が出るほど悲しいことだと思う。 今、私たちにできることは何だろう。 社会を改革しようなんて、個人の力では空しいだけだ。 大人にできることは、次世代に続く子供、若者たちに「あんな生き方って素敵だな~」と思われる、そうした生き方を示すことではないだろうか。「歳を重ねるからこそ磨かれる」あらゆる「美しさ」と「教養」を大切にして、「賢者」であり続けることだ。 そう、それしかない。 まずは自分から。次に、自分の一番身近な人、恋人、妻/夫。この基本型の2人からだ。2人が魅力的でなければ、何も生まれない。 それを見てみぬフリをして、子供に文句を言ったり、社会を批判しても、何の影響も与えることはできないだろう。 私たち、一人一人にできることは、おそらくそうしたことだ。つまり、社会の問題は個人の問題なのであり、「私」の、「あなた」の問題なのである。
February 25, 2006
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仕事を持つほとんどの女性がご存知だと思いますが、和田裕美さん。この方はTBSブリタニカの英語教材セールスで世界No.2の実績を持つ女性。現在は「ペリエ」という会社の代表であり、月に20本以上の講演活動をなさっている超多忙なキャリアウーマンです。 先日、突然のご案内をいただき、和田裕美さんの講演会に行ってきました。「ヤングジョブスポット東京」が主催なので、仕事を探している若い人たちが半数以上、でもビジネスマン風の方もけっこういらっしゃいました。 彼女の印象は、本で見るイメージどおり。ツンとしたところがまるでなく、フツウの女の子のような可愛さもあり、とてもチャーミングな方でした。ダントツの売り上げを誇る営業ウーマンって....おそらく私たちは個々に先入観を持つわけですが、実際は案外その印象ってはずれることが多いものです。 彼女の語った1時間半あまりの講演内容をひと言で表現するなら....「陽転思考」。これに尽きます。 このブログでも前々回「気分の力」というタイトルで書きましたが、聞きながら「あ~、同じことをおっしゃってる」と思いました。この考え方は一般に言われる「Positive Thinking」とはちょっと違います。「ネガティブにならない、いつもポジティブに」というところ、表面的には同じなのですが、中身はまるで違うのです。 私たちは、本当に悲しいくらいちょっとしたことで「めそめそ」「イジイジ」元気がなくなってしまう弱~い存在なのですね。なので、瞬間瞬間に自分自身の状態を確かめなければ、すぐにネガティブになってしまうのです。理性でいくら何千回「ポ・ジ・ティ・ブ!」って叫んでみたところで、まったく思い通りにならないのが「心」というものなのです。 考えなければならないことは、いかに「ポジティブ」な思考でいられるか、ということではなく(それは無理なことなので)いかに早く「気持ちを切り替えられるかどうか」ということなのです。 和田裕美さんは、このことを「陽転思考」という言葉で説明されていました。 何かを選ぶ時、最終的に人は常に二者選択をしている、と。最後にはこちらとあちら、どっちが好き?と、自分に聞いている。その時に「自分にとって好きな方はどっち?」「どちらの道が自分にとって幸せ?」と、常に問いかける。彼女は、長年の訓練の賜物で、この手法が自然に身についていると言います。選択の基準は「よいかどうか」ではなく「好きかどうか」だと言っておられました。 むずかしいことはわからなくても、「気分を切り替える」ことなら何とかできそうではありませんか。それには、自分自身の気持ちに敏感になることが大事です。そして、「あ!今、私はイジワルな気持ちになっている」と思ったら、素早く気持ちを切り替える。目の前の人にはいつも優しく笑顔で、思いやりの気持ちを持って接すること。気持ちがついていかない時は、行動だけでも、まずはそうしてみましょう。優しいひと言をかける、これも行動です。 陽転思考。明るく気持ちを切り替える。結局は、それが幸せの近道です。誰でも幸せになりたいわけですからね。これは普遍の法則かもしれません。
February 22, 2006
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晩婚化と少子化-----。残念ながら、日本ではこの2つの改善策はそうは見つかりそうにない。 ところで、フランスはヨーロッパでは一番出生率が高い国だそうだが、その理由は非婚の両親からの出生率が高いことにある。もともと徹底的に個人主義のお国柄なので、婚姻届けは意味をなさないのだろう。国をあげて、子供を持つカップルを、またはシングルマザーを応援していることが大きい。 比べて日本はと言えば、非婚で子供を持つということが全体的には非常にレアケースであり、社会的には大変不利な状況にある。晩婚化が直接少子化に結びついている。 子供を持つことを真剣に考えている女性にとって-----これからの時代はとても厳しい時代になるだろう。これからの10年、日本は大きく変化していくに違いない。考えると、けっこう恐いことだ。 大学生の女性たちばかりか、30代に入った女性たちにとっても「結婚する相手への譲れない条件」とは、「経済力」なのだそうだ。いったいいくらくらいあればよいのか。高ければ高いほどよい、ということだろうか。 「経済力」は確かに大切なことなのだが、なぜそれが相手へ望む第一条件になるのだろう。どうしてもわからない。「条件」というからには、そのことを大きく相手に依存しているわけで、そうした言葉の裏にある彼女たちの胸のうちを想像すると、とても複雑な気持ちになってしまう。 お金を稼ぐことって、とても大変なことだ。でも、大変なことはそれだけじゃない。人格を磨くこと、魅力を高めること、スキルを身に付けること、美しくなること、性格を改善すること-----それらはみな、大変な努力を要することだ。おそらく、そうした努力をいとわない人ならば、経済力を他人に求めるという依存心は持たないだろう。つまり、「経済力が大事!」って言う人たちというのは、「人格を磨く」ことも「魅力を高める」ことも「スキルを身に付ける」努力をすることも嫌いなんじゃないかな....って思うのだ。ごめんなさい、厳しすぎたかしら。。。 努力のしようがない時代が確かにあった。50年ほど前までは、女性はどれほど強い思いがあろうと、社会で活躍して稼ぐことなんてできなかった。家に閉じ込められて、それがイヤでノイローゼになる女性だってたくさんいたはずだ。人間である限り、誰にでも表現する権利はあるのだから。 今がどれほど大変な時代と言えども、女性は男性と同じように社会で活躍する場はあるのだ。選択肢が増えたのだ。これを幸運と言わずして、なんと呼べばよいのか。 「選べる」自由は人を苦しくするのかもしれない。男性は女性よりさらに大変になっていくだろう。意識を変える必要があるんじゃないかな。だってこんなに女性の立ち位置が変わってしまったのだから、幻想を追いかけても空しいだけだと思う。 基本的には、自分自身が生きていくのに最低限の「経済力」があれば、それで人生はうまくいく。もっと稼ぐ力があれば、周囲の人たちとわかちあえるし、多くの楽しみを共有できる。さらに力があれば、多くの人たちを助けることもできるし、英雄になれる。でも、まずは自分自身からだ。自分自身に足りない部分を他人に求めると、きっと不幸になるだろう。足りない部分を相手に求めるならば、相手にとっての足りない部分をあなたが埋めなければならない。 私ならば、足りない部分を相手に求める前に、最低限、自分自身にその力をつけるけれど----。だって、それが一番早いし確実だものね。 相手に求める必要がないっていうのは、大変に自由なものです。求めるものがなければいつでも穏やかでいられる。求めれば求めるほど、マイナスを感じて欲求不満になってしまう。自分に力をつければつけるほど、相手のプラスが見えてくるから、結局はそれで幸せを感じるわけなのね。 まぁ、人生は楽には生きられない、という結論になってしまうわけなのだ。早いうちに、そのことを知る方がいいんじゃないかな。
February 17, 2006
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気分。ムード。感覚。感じる気持ち------。 ある日のこと。書店で「気分の力で人生うまくいく!」という本を見つけました。よくあるタイトルですね。なんとな~くページをぱらぱらとめくり、買おうか迷った末、本棚に戻しました。しばらくその本のことが気になっていたのですが、ある日、同じ場所にその本がなくなっていたので、それからはすっかり忘れていたのです。 それから....2~3か月経った頃でしょうか。ふらりと立ち寄った本屋さんで、またその本を見つけたのです。今度は、迷わずレジへ向かいました。なぜだかわからないのですが、迷わなかったのですね。 今、手もとにある本の可愛らしいイラストを見ながら、本も人もやっぱり出会う時期というのがあるのだな....という不思議さについて考えています。人生において、タイムリーに出会う本というのが確かにあるのですね。これも「気分の力」なのだと思うのです。 心をコントロールすることは、とっても大変なこと。自分の心なのに....。例えば、ダイエットして体重を○キロ減らす、なんていうことより、ずっとむずかしいことなんですよね。このことは私自身、よ~く感じています。そのために、色々な本を読んだり、セミナーに出てみたり、人に相談したり、悶々と考えてみたり....。 一体どれくらいのお金と時間を投資したことか。それでも、尚、心のコントロールをすることのむずかしさに、愕然としているのです。 気分の力。この本に書いてあることを要約すると、実にこの一言。そう、気分の力なんです。悩んでいる時、その時の憂鬱な気分を、ただよい気分に変えなさい。するとすべてうまくいきます、と。 こんなに簡単なことが、なかなかできないのですから、だからこそ心をコントロールすることはむずかしいのです。 ヒントは「子供の頃に戻ること」。 今、手もとにある本を見ながら、私自身、まるで悩みなんてなかった幸せな時期-----子供の頃の気持ちを思い出しているところです。 幸せな気持ちでいること。 常に、そのように自分自身の気持ちを切り替えることができれば、人生は本当にうまくいくのでしょうか。まずはひと月、一緒に試してみませんか? 今日は2月17日ですね。 では、3月17日。人生に変化が起きたかどうか。トライしてみましょう。
February 16, 2006
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プロフィールに書いた「ナナの7キーワード」について。 私の生きる指針となっている言葉です。 今夜は、久しぶりにちょっと個人的なことを書いてみようかな....外は寒波がきていて異常な寒さだけど、暖かい部屋で週末の夜をリラックスしています。 まず「仕事=人生という生き方」からいきましょうか。 なぜか幼少の頃から、「お嫁さん」とか「結婚」「白いウエディングドレス」などに憧れたことのない少女でした。見かけはけっこう女の子らしかったと思うのですよ。当時の色あせた写真を見ると、ミニスカートからまっすぐに伸びた脚はうっとりするほど綺麗(笑)。照れることもなく、「ピース!」なんておちゃらける風もなく、いっぱしの美少女ぶり。 小学校1~2年生までは、いじめっ子の男の子たちに追いかけられたりして、泣きべそをかいているような大人しい女の子でしたね。 20代になってからは「料理の好きそうな~」って形容詞をよくつけられましたね、勝手に。そこそこ社交性もあり、お洒落が好きでいつも傍らにはボーイフレンドが一緒にいる....つまり、「真っ先に結婚しそうな雰囲気」を持つ女だったわけです。 ところがです、 本人は「結婚」なんて考えるのも恐ろしい、という価値観だったわけね。当時おつき合いしていた恋人の影響もあったのかな。極度に独占欲の強いタイプで、自分だけの時間ていうのがほとんどない20代でしたから。 仕事をする女性には「9時から5時まで」というタイプと「仕事=人生」というタイプがあると思うんです。前者はアフターファイブを楽しむことが大事で、仕事は妥協できる人。後者は仕事にかけるエネルギー量がすごく多く、決してルーティンでは我慢ができない人。 なぜ?って聞かれても答えるのはむずかしいですが、少女時代からその資質はあったと言えますね。だって「お嫁さん」に憧れたことが全然ないって女の子、実は珍しいですもの。 あまり迷いがなかった、とは言えるかもしれません。「結婚」「フリーター」「家事手伝い」「OL」そんな迷いはなかったです。フリーター時代はありましたが、一貫して言えるのは、どんな時でも自己表現の場を求めていたし、キャリアを追っていたということ。 「24時間仕事のことをどこかで考えてる。だって人生なんだから」 こんな生き方、今の若い女の子たちには受けないかもしれませんね。なんか重たい感じがするじゃないですか。 私はこの生き方を貫くだろうな....だって物心ついた時からずっと一貫しているから。仕事はもちろんお金を得る手段です。でも、お金を得るために捧げる時間って1日24時間のうち、おそらく10時間かそれ以上になるわけですよね、起きてから家に着く時までを考えれば。私の場合、平均すると平日であれば15時間はそのために時間を割いているでしょう。人生とイコールでなくてどうしてやってられるでしょうか。 価値観なので人に勧めるつもりもありませんが、私自身はとても幸せな生き方であると感じております。
February 3, 2006
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世の中には「モテたい」「癒されたい」願望の極度に強い男女がひしめきあっているのだなぁ.... 最近、つくづくそう思う日々です。 仕事柄とも言えますが、大学生、フリーター、ニートを問わず、若い人たちのマーケティングは重要なので、(ちょっとくだらないんじゃない?)と心では思ってはいても、割と広くメルマガなどには目を通します。もちろん、時間がない時は開きもしないのですが。 私はほぼ毎日、あるいは一日おきくらいに書店に足を運びます。外出先で、帰宅途中の最寄り駅で、ランチタイムに...点数の豊富な、比較的大手の書店が多いです。また、週に2回は図書館にも足を運んでいます。 メルマガと書店めぐり、そして朝のニュース。 たいてい、これくらいで世の中の流れはつかめますね。何が流行しているのか、人々の関心はどこに向かっているのか------。 森浩美さん(この方、女性とばかり思っていたら男性なんですね)という売れっ子作詞家が面白い本を書いています。 例えば「恋愛に癒されるわけがない」、「人と人とが接すれば必ず摩擦は生じるんだから」。 「ささやかなやすらぎなんてゴロゴロしている」、「寂しい。やすらぎが欲しい。ささやかな幸せが欲しい...。君たちが言っている『ささやか』は『ささやか』なんかじゃないはず。贅沢言ってるだろ?」「南の島の気持ちのいい風の中で高収入の素敵な彼と戯れたい、なんていうのをささやかな幸せと呼ぶのなら、君には一生幸せなんかやってこない」。 「叱られ上手になりなさい」知恵の森文庫・刊 大量に発行されるメルマガや、「魅力アップ」と称するセミナー。内容はすべて似たり寄ったり。言っていることもたった一つ。 「どんな人だって頑張れば魅力的になれるのだから大丈夫です」 成功の定義は人それぞれであるにせよ、(お金にせよ地位にせよ)欲しいものを得る、成りたい状態に成ることを成功と呼ぶとして....どれほどの人間が思い通りの人生を送れているのかを見れば歴然。上記、作詞家の森氏も書いておりますが、「成功者やマスコミがやればできる!って煽りすぎる。誰も本当のことなんか教えてはくれない。現実は厳しい」と。 よく「男と女の心理学系」のメルマガを見かけます。人生における恋愛の割合が大きいからそうなるのでしょうが、女性に対してのアドバイスって実に多いんですね。そのアドバイスも男性側から見て「こんなところを直すとモテますよ~」というものばかり。 「男は外で戦っているので、やはり家庭ではくつろぎたい」という、一見古風なようでいて、やっぱり現代もそうなんですよね...的な回答がほとんど。 でも実際はね...ここで、また森氏に登場いただきます。 「家庭に癒されるわけがない」、「結婚生活に癒されたい、なんてふざけたことを言うんじゃない」「世の中どこへいっても戦場よ。会社や仕事場は世界大戦、仕事を離れてホッとしたら、今度は恋愛とか家庭内でのゲリラ戦が待っている」「まぁ何かと大変だけど....人生とはそういうもんだ」。 癒されたい願望は、男性も女性も同じ。働く女性には当然ながら男性としての社会的役割が求められるわけですし。家庭で癒されたいという強すぎる願望は持たないほうがいいかもしれません。癒されたいと思っていると、同じように癒されたいと思う人ばかりと出会ってしまう羽目になります。 「この私にできることは?」という視点から「私がこの人を癒してあげよう」というエネルギーに変えてみたらいかがでしょうか。
February 1, 2006
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