2005/06/15
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先日、メテ子さんより、「ベルばらにちなんだ石をお願いします」という
お題をいただきました。
ベルばら。
たしか単行本の一部を読んだような記憶が……。
アニメを見た覚えはなく、宝塚も噂に聞くだけ。
そういう乏しい記憶をかき集めた結果、

ベルばら→ゴージャス

としか浮かんできませんでした。
うちにゴージャスできらびやかな石なんてあったっけか。


悩んだ結果、こんな石で。



どこがベルばら!?


ゴージャスとは対極の、我が家の 地味系石トップ3 を集めてみました。

写真左上の石は、ご存じ ボージーストーン
ちょっと大きめのとチビの二つのペアです。

右側3つは モキ・マーブル
いわゆる シャーマン・ストーン です。

では、手前真ん中の石は何でしょう?

実はこの石、新宿ショーの戦利品のひとつなのですが……。
とある石屋さんのブースで、ちょうど同じように、
かご盛り状態の ボージーストーン(……というか、証明書付きではないのでポップ・ロック)や
シャーマンストーンと一緒に(混ざった状態で)売られていました。

ボージー・ストーンもシャーマン・ストーンも、
地味な見た目とは逆に、大変パワーのある石だとされています。
パワーには鈍い私が見ても、その重さや、
大地を感じさせるワイルドな質感は大変魅力的です。

そんな二つの石たちに混じっても、
まったく見劣りしないこの迫力!


持つとずっりしと重く、表面はちょっとパイライトのようにも見える結晶に覆われています。
手ざわりはシャーマンストーン似、
表面の感じはボージーストーン(男性石)似……という感じでしょうか。

コレは一体なんでしょう?



はい、おわかりですね。
ヘマタイト なんだそうです。

ボルネオ産の「ヘマタイトのナゲット」だと教えていただきました。

なるほど!
……という感じでした。
シャーマンストーンは砂岩を芯にヘマタイトが固まったものですから、
重さや質感が似ているのは頷けます。
これはヘマタイトの塊らしいので、シャーマンストーンよりも重く感じるのはそのせいでしょう。
穴の中に転がっているのを拾って集めるのだそうです。

でも、ヘマタイトがこんな風なテクスチャになることがあるのでしょうか?

そこで思い浮かんだのが アイアン・ローズ です。

アイアン・ローズ(鉄のバラ)といえば、
まずうかぶのが こちら なんですけれど、
調べてみたら花びら(?)に厚みのあるタイプがあるのだそうです。
おそらく、これは厚みのあるタイプの一種にあたるのではないでしょうか。

アイアン・ローズがこのようなナゲット状になるのは見たことがないのですが。

私個人的には、タンブルなどで見られるガンメタグレイのつるつるヘマタイトよりも、
シャーマンストーンやこのナゲットのようなゴツゴツヘマタイトのほうが好きですね。
見た目だけでなく手ざわりも……。
ヘマタイトの手ざわりはちょとクセになります。

……あ、ベルばらとは薔薇つながりということで。






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Last updated  2008/03/22 02:40:56 PM
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フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

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