2006/05/13
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カテゴリ: 北アメリカ産
何度も言ってしまいますが、我が家ではカルサイトは少数派。

選ぶ機会がぐぐぐっと減っているのです。
もしかしたら、水晶以上に色と形のバリエーションがあるカルサイトにまで手を出したらヤバい……という、
無意識のなせる技かもしれませんが。

そんな無意識ガード(?)をかいくぐってやってくるカルサイト達は、ある意味強者揃い。
形か、色に特徴が……と、改めて見てみたら、
どうやら水晶にはない鮮やかな色合いにやられているようです、私。



アメリカはテネシー州、エルムウッドのカルサイトです。

エルムウッドは、フローライトの産地としても知られていますが、
こんなカルサイトも出ます。
スファレライト(閃亜鉛鉱)が母岩になっている、
産地不明のフローライトやカルサイトを見たら、
まずは、エルムウッドを疑ってみても良いのでは……。

さて、このカルサイトの形は「犬牙状(けんがじょう)」といいまして、
いかにもカルサイトらしい結晶の形です。
他にも釘頭状や柱状など、いろいろな結晶の形がありますが、この形が一番好きかもしれません。

カルサイトは、きっちり結晶していてもなお軟らかいというか、
みずみずしく優しい感じがする石が多いですが、
犬牙状の結晶は、すっきりシャープな感じがします。


光に透ける金色……あるいは蜂蜜色。
なんて豊かでおいしそうな色!

光に透けて黄金に輝くシャープな結晶を見ていると、
なぜか、この石がどこか虚空の一点を指し示しているイメージが浮かんでなりません。
石の指し示す先には一体何が……。








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Last updated  2007/12/10 08:29:24 AM
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フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

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