2007/07/26
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オーストラリア産のスモーキー・クォーツです。
オーストラリアと言えば、オパール。
ちょっと変わったところでは セブラ・ストーン とか、 瑪瑙 もあるようです。

しかし、意外に水晶の話は聞きません。(今のところ)
そんな中での貴重なオーストラリア産。
ちょっとエレスチャル風味のごつごつした形のころんとした両錐(DT)で、スモーキーといっても全体が茶色いのではなくて、まだらに色づいている感じです。

ハーキマー・ダイヤモンドと同じように母岩のすきまで成長するために、ころんとした形になるのではないかという説明を見かけましたが、私が手に入れたこの水晶は、立派にセプター。


さて、このずんぐりころりん、まだらスモーキーは、最近 「モララ・クォーツ」 という名前でみかけました。

なぜにモララ。いったいどういう意味?
モララについての説明がなかったので、思わず追跡調査(笑)。
結果、産地名であることがわかりました。
詳しく言えば、 オーストラリアのビクトリア州、モララ産の水晶 というわけです。
国産で言えば、山梨県の乙女鉱山産の水晶だから「乙女水晶」と呼ぶのと同じですね。

わかってしまえば、なぁ~んだ、ですが、ことカタカナで名前が付くと、意味ありげに思えてしまうのは困ったところです。

レムリアンシードや、アイス・クリスタル、エレスチャル、スーパーセブン。
なにやらすごいパワーがあるそうな水晶には、カタカナの名称がくっついているのですから、しかたがありません。


ヒーラーが、インスピレーションで付けた名前なのか、モララのように産地名か。鉱山名か。
水晶そのものの形状を表現しているのか。

別にそんなことどうでも言いと思われるかもしれませんが、隕石を探しに行って、隕石の代わりに見つけた晶洞に「メテオ・ポケット」と名付けたら、メテオポケットが「隕石ポケット」になり、隕石クレーターになり、挙げ句の果てにクレーターのない産地なのに隕石クレーターの底から発見された不思議な水晶にされたりします。



最近、私は肝に銘じております。





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Last updated  2012/05/22 05:55:51 PM
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フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

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