2007/08/09
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カテゴリ: 北アメリカ産


アーカンソー産の水晶です。

アーカンソーは、水晶の産地としてはおなじみで、透明でぴかぴかな水晶の代名詞といっても過言ではありますまい。
以前は、「もっとも美しい水晶」の異名を持っていたとかいないとか。

もちろん、アーカンソー産でも白い曇りが入った水晶はありますし、時には表面に鉄さびがびっしりくっついている物もあります。
一方でぴかぴか透明なブラジル産水晶もあります。
にもかかわらず、アーカンソー産水晶、と聞くと、無条件で透明、ぴかぴかと連想してしまうのは、石好き初期のすり込みの結果でしょうか。

ところが、石好き初期は取りあrず透明な水晶ポイントを買うので精一杯。
その後「へんてこ水晶」「ヒマラヤ水晶」にのめり込んだ私は、気がついてみると、透明ぴかぴかなアーカンソー産水晶をほとんど持っていませんでした。
あるとすれば「エンジェルブレッシング」という名前を持つ 先端が剣山になったような白濁したタイプ ふらっとした淡い曇りが入ったタイプ 、もしかして黒水晶にのめり込むきっかけになった 人工黒水晶 もアーカンソー産かもしれません。

うーん、透明ぴかぴかが、ない……。

そんな中で、写真の水晶は、貴重な透明・アーカンソー。
小さくて、おまけに買ったのがアジアン雑貨のお店ですが、「アーカンソー産」と書いてあったのでアーカンソー産でしょう、たぶん。

ところで、こんな話があります。
日本でも知られているクリスタルヒーリングは、アメリカが発祥です。
ニューエイジと呼ばれる考え方のかたすみで、クリスタルヒーリングが始まったとき、ヒーラーさんたちが手に入れられるのは限られた産地、おそらくアメリカ国内の石しかありませんでした。
<ブラジルでは水晶が採掘されていたでしょうが、それがクリスタルヒーリングと出会うまでには、ちょっと時間がかかったようです。

しばらくして、ブラジル産の水晶に出会ったクリスタルヒーラーはびっくり!

その多種多様、個性の豊かさもさることながら、その採掘状況も目を惹きつけたようです。
レムリアンシードの名前の由来

レムリアンシードの名前の由来の中で、


ヒーリング用にはブラジル産が最適であるとされた』


と書きましたが、ここで言う結晶状の欠陥とは、イメージ上の欠陥であり、その根拠となったのが、採掘状況なのです。

聞くところによると、アメリカでは爆薬などで岩盤を崩して採掘していたのに対し、ブラジルでは、多くのところが爆薬を使わない露天掘りでした。

そこで、ヒーラーさんたちは、採掘時に爆薬などの衝撃を受けていないブラジル産の水晶の方が、水晶本来の波動(?)だかエネルギーだかが損なわれていないと感じ、ブラジル産の水晶の方が、ヒーリングに適している……と考えたのだとか。

今や、石の産地は地球規模に広がり、中でもブレスレット全盛の日本では、さほど石の産地をとやかく言いませんが、産地や採掘状況からイメージを広げていった、そんなやり方、そんな時代もあったのです。





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Last updated  2012/05/22 05:33:54 PM
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フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

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