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2014/08/13
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カテゴリ: 櫻井秀勲の目
心筋梗塞で心停止した61歳の男性が、1時間22分後に再度心臓が動きはじめ、さらに1週間後に意識を取り戻し、その上後遺症がないという。世界ではこういう例があるのかどうか知らないが、日本では初めてだという。

つまり完全に死の世界から戻ってきた最初の日本人、ということになったのだ。この幸運な男性は愛媛県西予市の人だが、愛媛大学付属病院の救急医療部では、低体温療法に利用した医療機器を公開した。

これまでの例では、心肺蘇生法を開始する時間が1分遅れる毎に、7~10%死に至る危険が増すので、10分経過したらほぼ助からなかった。ところがこの低体温療法によると、脳が守れるのだという。かりに蘇生させても、脳が破壊されていたら、再び死が宣告されるのかもしれない。

それにしても後遺症なしで退院できたのは奇跡だが、今後この男性には、医学者もマスコミも殺到するのではあるまいか? 私でさえ、できることなら会ってみて、1時間22分の間、どういう気持ちだったのか、訊いてみたい。まったく記憶がなかったのか、それとも少しは現世から離れて、あの世に近づいた気分があったのか?

また脳の蘇生に際して、トンネルからこの世に戻ってきた実感があるのか? あの世とはどんなものだったのか? どんな気分だったのか? 取材してみたいことは山ほどある。

医学の世界では人間を生きたまま低温保存し、数十年後に生き返らせるという夢のような実験も可能、という話を聞いたことがあるが、今回の成功は、それに1歩近づいた感もある。

また心筋梗塞の不安に悩まされている人たちは、万一倒れたときは愛媛大で救命してほしいと思うのではあるまいか? そういう希望を与えた価値のある成功だった。





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最終更新日  2014/08/13 03:43:23 PM
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