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今野敏さんの作品
日村誠司が代貸を務める阿岐本組は
今時珍しく任侠道をわきまえたヤクザで、地域の信頼も厚い。
闇金から追われる町工場も、
若手組員が知る最新のフィギュア需要で業績が上向くほどであった。
その阿岐本組長が、
兄弟分の組から倒産寸前の出版社経営を引き受けることになった。
表街道を歩く出版事業とやらに憧れたらしい。
日村は半ば呆れながら、
組長ともに問題の梅之木書房に出向くが、
癖のある編集者たちや、所轄のマル暴刑事など、
本業以上の波乱が待ち受けていた-。
あっという間に読破しました
やめられない止まらないです!!
やくざ小説なのですが
中間管理職の悲哀と頑張りの物語
やくざものなのですが
倒産寸前出版社の再建物語
色々な要素が詰まっています
やくざものはあまり数を読んでいないので
「面子」だの「しのぎ」だの
今ひとつピンと来ませんでした
でも無問題
要するに
人情
なんだということがわかりました
その上に
とんでもない好奇心が
スパイス
続編にも多いに期待!!
教えて下さった y.y.micaさん
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