「熟年男の新規就農」ブログ

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2017.01.12
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1月12日
「小さな農家が生き残るには・・」

小さな農家が生き残るには、「価格決定権」を持つことではなかろうか。
生産・流通・販売の3つの流れがあり、野菜の小売り価格の約4割前後が生産者価格、その内6割から8割が種や肥料の経費で人件費は含まずのキツーイ価格。
豊作で価格が暴落すると、目も当てられない状況となり真っ赤っ赤の大赤字(2年前の秋冬野菜)になる。天候も良く豊作のときほど良い野菜が出来、価格が大暴落となる。その反対の時は、B品で破棄するような物でもA品以上の価格になる。昨年の秋がその状況、多くの台風襲来で野菜が長期にわたり高値になった。出したくても物が無い、高値の相場を指を食わえて見ているしかない。
「SWOT分析」 (スワット分析)をすれば、自分の置かれてる立ち位置がよく分かり理解できると思う。このスワット分析は、企業が主にする戦略分析だが、これも使い方次第で小さな農家にも応用できる。外部環境や内部環境の強みや弱みで要因分析すれば、変化に対応した経営戦略をたてる方法が見えてくる。生産する全ての野菜を販売まで出来なくても、少しでも直販まで持って行ければ光明が見えてくるだろう。大きな農家は、流通・販売まで手が回らいだろうが、小さな農家は小回りが出来る強みがある。具体的に直販までどうすればよいのか、それは各自の自己の判断で努力するしかない。
40代男性サラリーマンの平均年間収入を500万円として年間労働時間を2千時間(残業なし)を時給にすると2,500円になる。農家の野菜の品目別労働1時間当たりの所得を農水省が出していたが、ほとんどの野菜が千円を少し超えるくらい。この千円を少し超える金額も、大規模農家も含めての平均金額なので、新規就農者の小さな農家はもっと低いだろう。
新規就農者の方は、置かれてる状況を分析して離農することのないよう頑張ってもらいたい。
(今年4月に就農11年目を迎える熟年就農者のつぶやきでした。)

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最終更新日  2017.01.12 03:46:21
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