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G会でも激しく例会山行に参加し、華々しい足跡を残してきた先輩がいる。やまやろうでは足下にも及ばないレベルの岩・雪を実践していた。そういう方でも、家庭を持つとなかなか参加できなくなるようだ。一緒に山に行ったのはほんの数回しかない。記録にその名を数多く見る別の方も、やまやろうが入会した頃には全く顔を出していない。人生とはそういうものか。三度の飯より山が好きでも、諸般の事情で離れざるをえなくなることがあるのだ。G会に復帰できたとしても、年齢が上がり体力が低下してやりたいことができないかもしれない。やりたいことはやれるうちにやっておかないと、後悔することになる。かといって家庭があるのに山三昧だと、三下り半。兼ね合いが難しい。I田さんも新年コンパで言っていたが、細く長くが理想のようだ。あまりに激しい山行ではすぐに燃え尽きてしまう。歳いっても山で楽しむためには、じりじりと情熱の炎を絶やさぬようにする必要があるのだ。年齢相応の激しい山行は、年に1、2回やっておいて思い出に残るようにしておけばいいのでは。毎回そういう山行ではじきに燃え尽きる。だから、I田さんの考えには基本的には賛成である。やまやろうは、やりたいことはたくさんあって、いまは不完全燃焼の気持ちもあるが、山行達成には年齢の他にも天候や同世代の仲間の有無も関係してくる。会の志向もある。運に左右されることが大きい。最近は自分はこの程度の山行しかできないとあきらめているところもある。そんな状況でも、その場その場で自分が最高のパフォーマンスを発揮できればいいのでは。高望みはしない、人間一生のうちで大したことはできないのだから。
2007/01/31
昨夜のむすこは、計ったかのように2時間おきに「くへっくへっ、いぅあーん」と夜泣きした。なぜ知っているかというと、よく眠れなかったから。2時から3時なんて目パチリであった。で、隣でうにゃうにゃ言っているむすこを黙って見ていた。一度寝たら爆睡するやまやろうが、夜中に1時間も寝られないなんて、とてもおかしい。おかげで今朝は寝不足気味。こう山に行かないと、身体がおかしくなってしまう。毎年冬場は山行回数が減る傾向があるが、それにしても、だ。正月にガツンとした山行をしていれば、その後1ヶ月くらいは余韻で何とか毎日過ごせると思うが、今年はそれがない。山へのモチベーションも枯れてきた。山に行かないやまやろうは、ただのやろうになってしまう。それともぶろぐやろうか、飲んだくれのオヤヂか。家庭サービスパパになってもいいのだが、それもまた寂しい。山ネタが紹介できないやまぶろぐなんて! 看板倒れと何度思ったことか。今はやまやろうの日々の出来事と心情を書きつづる平たいブログとなってしまった。なるべく面白おかしく書こうと毎晩文章をひねっていたのであるが、ネタがないことにはひねりようがない。じゃ、やめれば? えーっ526日も続けてきて、ぱっとやめるのは、ちょっと…。02-03年の正月は、剱岳早月尾根。山への情熱にもっとも燃えていた時期かもしれない。
2007/01/30
昨日は昼間8時間、夜間8時間半も寝ていた。8ヶ月のむすこですら、こんなには寝ない。やまやろうの新年会に合わせて実家に帰っていた嫁さんとむすこが魚津に戻ってきた。会社から帰ってきて、スラッと襖を開けると、むすこがじゅうたんの上に転がっていて、嫁さんがそれを楽しそうに眺めている姿が目に飛び込んできた。やはり家族の存在は、暖かい。荷物を下ろすと、一直線にむすこがハイハイしてくる。着替えるからちょっと離れてくれ! 部屋の中には見慣れないぬいぐるみや服がチラホラ。ん、買ってもらったのかな。いいのぉ。風呂に入れて寝かしつけた後の、夫婦の夕食もありがたいものだ。そしてブログを書く頃の「うあーん、あーん」の夜泣きも定番。抱っこして寝かして嫁にパス。これが今の幸せのカタチである。
2007/01/29
昨夜は、G会館にて新年コンパ。会員のみゲストなしのささやかな集い。m田さんの野菜たっぷり味噌鍋と焼きおにぎり、そしてクマさんの台所のオードブル。S沼さんが知り合いということで今回登場したわけ。出来合いの惣菜は味が濃い目のことが多いが、これは違った。家庭的な味付けで、やまやろう個人的に気に入る。宴の中休みに、やまやろう撮影のスライド上映会。昨年の弥太蔵谷遡行のもの。これで止めておけばよかったのに、GWのスライドまで調子に乗って上映したら、冗長なものになってしまった。後悔しきり。
2007/01/28
あわすのヒールフリーディだ。起きるとカーテンごしに激しい風雨の音。雨で滑れないのではと心配しながら、車を走らせる。極楽坂そばになってようやく雨は雪に変わった。あわすのは、ばっさばっさと雪が降る。締まったゲレンデにうっすらとパウダーが積もる。もう少しあったらウハウハだろうなと思った。天気悪いから会員はおらんやろうなと思っていたら、物好きな熱心な愛好家が自分を含めて4人滑りに来ていた。一度顔を合わせたら、後はまとまってリフトに乗る。やまやろうは先週学んだ「長谷部式テレマーク」を実践する。いやー確かに楽だ。緩斜面も急斜面も同じ形で滑れる。足への荷重が変わるだけ。しかし、調子に乗って速度を上げると、とたんに自分の滑りになってしまう。教わった通りにすればきれいに楽に滑れると、頭では分かっているが、体がその通りに動いてくれない。急斜面で前足荷重のみになるのは、かなりの勇気が必要ですわ。今日来たひとりIさんは、テレマーク2年目だが、とても優雅な滑りだ。体軸が立っていて、板にきちんと乗っているのが、見て分かる。いいねぇ、うらやましい。何年やってもモタモタな古参は降参するしかない。昼食は、みんなでロッジわがやで。やまやろうはこれを食べようと13日から決めていた。富山ブラックのチャーシューメン。箸で持てないほどトロトロのチャーシューが、しっかりとした黄色い縮れ麺と合うのだ。マスターも会話に参加し、ツアー計画や少雪の問題など話が弾む。外は降ったり止んだり。2月になってドッカンドッカン雪が降るとは考えにくいから、今シーズンはゲレンデ練習に勤しむしかなかろう。ヤブ山へ行っても面白くなかろうげ。
2007/01/27
今日は暖かかった。昼間暑くて、社服の下に来ているミドルレイヤー(ジジシャツとも言う)を脱いだ。場内を歩く際に、上着が要らなかった。作業場は20度を超えていた。真冬ならば5度以下だったはずだが、今日は春の陽気だ。ニュースでも梅が咲いた、何やらが咲いたと暖冬で春の兆候が前倒しされていることをしきりに伝えている。実際、過ごしやすい。スノータイヤを履き替えてもいいのではと思えるくらいだ。気分的にも春らしくなり、ウツるんです。あー嫌だな、またこの季節か。花粉症にはならないが、ウツにはなるぞやまやろう。四季で一番好きなのは冬である。スキーができるし、雪は美しい。寒いのも苦ではないし、雪道ドライブはスリル満点で気に入っている。春はねー、山菜が採れることと、山スキー(毛勝山周辺)ができるのはいいことなのだが、気分は一番沈む季節だ。それを山スキーで散らしているというところだ。今年は雪が少なく、残雪期スキーが余り期待できない。ユウウツな期間が長いということか。今の季節は、ゲレンデでテレマークの練習だな。山スキーは天候の安定する3月くらいから始めよう。雪がないかもしれないが。
2007/01/26
廃れてしまったのだろうか、昨シーズンほど見かけなくなった。ゲレンデにおいて。日本ファンスキー協会ちうのも存在していたようだが、今は閉鎖。問題点は、解放機能がないことで、転倒すると簡単に骨折、しかも普通でない折れ方になってしまうようだ。そんなサイトも見たが、すごいレントゲンが掲載されている(スネの骨が粉砕されている)。うーん使うのが怖くなってきたぞ。この問題にメーカーも気付いているようで、先週太陽スポーツに顔を出したら、解放機能付きのファンスキーがあった。普通のスキーが短くなったものである。これまでのファンスキーもあったが、安かったな。売れないのか。やまやろうはそんな情報も知らず、高速でゲレンデをすっ飛ばしていた。まあそれでも怪我をしなかったのは、板を引っかけたら無理せず大転倒するようにしているからだと思う。大転倒というのは、柔道の受け身のように背中で着地するということ。足が雪面に接すると、危ないなという気はしていた。ならばイナバウアーなんて超危険な滑り方だ。こければ足首が逆に曲がるわけで。それを知りつつやっていたリスキーなやまやろう(いや、実にドキドキものでしたわ)。毛勝の谷でのファンスキーなんてもっとも危険だ。石ころだらけ、凹凸だらけで転倒しやすい斜面、怪我イコール遭難(そうなん?ソウナンデス)。今はファンスキーよりもテレマークに傾倒しているが、このテレだって解放機能はない。高速で滑ることはないから?(やまやろうは速いぞ)バネでブーツを押さえているから、ちょっとやそっとのことでは外れないことは知っている。ならば長い分テレの方が曲げられる力は大きくなり、ファンスキーより危険なのではないだろうか。ここでは、どっちが危険かを論じる場ではない。そういう危険なものと認識しながら遊べばいいのだと思う。今度の土曜もあわすのだー。
2007/01/25
昨日から煮込み始めていたおでん。気になって仕方がなかった。仕事を早めに切り上げておでんに備える。むすこを風呂に入れ授乳後テレビを見せていたら、ヒザの中で勝手に寝てくれた。労せずネンネ完了。さぁおでんだ! 薩摩揚げ、ちくわなど定番練り物の他に、油揚げが入っていた。がんもやら巾着やらの代用か。うまいよ。卵は外が薄茶色に染まって良い感じ、また美味だ。お供は立山熱燗、きゅいんきゅいん入っていくわ。うめー。今日のタイトルは、昔のパクリ。
2007/01/24
昨日仕事を激しく済ませたので、今日は打って変わってのんびりだ。早めに帰宅する。嫁さんの背中でネンネしていたのを受け取り、一緒に遊ぶ。本当は新聞や本を読みたいが、むすこにぐしゃぐしゃにされてしまうので、あきらめた。ケータイには落下防止用のクリップ付きコードをつけているが、そいつをむすこの目の前でプランプランさせると、がむしゃらに食いついてきた。少しずつ移動させると、素早いずり這いでどこまでも追いかけてきてつかもうとする。ぎりぎりのところでヒョイと外して遊ぶ(悪い親だ)。これで風呂待ち時間をかなり稼ぐことができた。ウベウベとぐずってきたら、抱っこした。電灯スイッチの紐も大のお気に入りだ。これまたぎりぎりのところで外して遊ぶ(意地が悪い)。そのままスクワットしたら、声をあげて喜ぶ。筋トレがてら長時間上下運動をしてみた。これはいいわ。むすこは上機嫌だし、自分は鍛えられる。今後もしばしば使おう。
2007/01/23
月曜日から目の回る忙しさであった。昼休みのお楽しみ、岳人タイムも取れずパソコンに向かっていた。コーヒーの量が増えて興奮し、さらに飲むという悪循環。なんか、もう、疲れた。帰宅の遅くなったやまやろうをむすこは寝て待っていた(待ってないか)。起こして風呂に入れる。やはり機嫌を悪くして途中で泣いた。風呂から上がるとハイローチェアでにこにこ。両親の食事風景を見て真似て、おもちゃをガブガブ噛んでよだれまみれにしている。14日に撮影した写真の現像が出来上がった。むすこの写真ばかりであるが、我ながらよく撮れていると思う。マクロ撮影でのボケ味や肌の質感の柔らかさなどは、デジカメでは表現できないものがある。また、フィルムにすると、1枚1枚に対する思い入れが全然違うのだ。どうせ残していくものなのだから、一眼レフを多用しよう。カメラを極めたわけではない。もっと自分らしい表現があると思う。賞を獲るだけの腕はあるのだから、もっと作品を世に発表してもいいと思うがどうだろう。
2007/01/22
本日はテレマーク講習会。m田さんと相乗りして立山山麓スキー場(極楽坂エリア)へ。生徒は十数名、講師は、インディの長谷部さん。緩斜面で丸一日かけて、テレマークスキーの滑り方を教わった。受講前は、今更基礎か!?という感じもしないでもなかったのだが、今までの滑りが如何にムダが多いものだったかを知らしめてくれる内容であった。来て良かったとホントに思う。「長谷部式」にすると、力を入れなくても板が曲がり(曲げるではない)、スピードをコントロールしている感覚が分かる。テレマークちゃこんなにも軽快なものだったのか。余りに気持ち良く滑れて、最下リフトまで一気に降りてしまい、1回分指導をすっぽかしてしまった。教わったことはメモしておいた。ことあるたびに見返して、頭と身体に覚えさせたい。講習会が終わって解散してから、個人的に滑る。今日習ったことを実践するが、どてどて転ぶ。何だ?ワックスか(すぐ責任転嫁)。昔の我流の滑りに戻ってしまっているだけなのだ。うまく滑れない原因も分かっている。だけど、直せない。緩斜面ならうまくいくが、やまやろうの好きな荒れた急斜面での実践はまだ難しかった。厳しいところでは、つい戻ってしまう。今まで自分のやり方でそこそこ滑れていたので、それをガラリと切り換えるのは大変な勇気が要るのである。当然、楽できれいな滑りを求めているので、新しいやり方を練習するだけなのだ。なんて奥が深いのだろう。ちなみにやまやろうの板は、ウロコ板ではありません。語呂が良いので使ってみただけのウロコ板。
2007/01/21
春の陽気だ。日中はエアコンなしでも快適に過ごせる暖かさ。抜けるような青空は、北陸の冬のものではない。スーパー農道沿いで菜の花が咲いているのを、今週見た。このまま春になるような気がして、山スキーができるのか心配である。今夜は集会。2月の山行計画が出たが、当初のものより標高を上げることになった。雪がないためである。やまやろうは行ったことがない山域だし、面白そうなので手を挙げる。スキーなしのワカン歩きも冬山らしくていいではないか。テント泊も長らくしていないので、今から楽しみだ。雪があれば雪洞がベスト。好きな大きさに作れるし、何より荷物を少なくできる。そして暖かい。テントなら氷点下はざらだが、雪洞なら零度どまりだ。最近は山っ気が抜けてきている。こんな晴天に街にいるとは、数年前なら考えられないことだ。あの激しい情熱はどこへ行ったのだろうか? おそらくブログに注がれているのだろう。山にのめり込んでいた頃は、ヤマケイやら岳人やら、山岳雑誌はほとんど読んでいなかった。読んでも本屋でパラパラめくる程度であった。つまり人の山行に興味がなかったのだ。自分がたくさん登っていたので、それで充分満足していたわけだ。今は自分が登れないので、悲しいことに岳人の記事を読むことで満足してしまっているところがある。頭の中ではどんな高い山でも厳しい山でも登頂できるのだが、現実はそう甘くはない。やってみないことには登山の面白さは分からない。今こそ、本を投げ、靴ひもを結ぼう。天気予報が微妙だと悩んでいる暇があったら、山に車を走らせるのだ。と、格好いいことをのたまうが、明日は極楽坂へ向かうやまやろう。自己嫌悪でちゅ。
2007/01/20
今週は、早かった。仕事をしていてもすぐに昼になるし、夕方になる。それだけ集中しているということか。ルーチンワークでないので、進め方は自己裁量。上からはとやかく言われない状態となっていて、とても自由に仕事ができる。端から見ればとても幸せな職場環境だろう。でもねー、言うに言われぬ悩みもあるのよ。楽しい面もあり、空しい面もあり。その複雑な精神状態をスカッとさせてくれるのが週末のスキーである。天気は良さそうだ。しかし!雪が降らない。憎っくきエルニーニョのせいで暖冬だ。今、山スキーしてもヤブコギが待っている。快適に登るなら、相当標高を上げねばなるまい。ならば練習と割り切って、ゲレンデに繰り出すのも一手。日曜はTHFのテレマーク講習会に参加予定。ゲレンデを普通に滑る分にはテレマークターンは充分できるが、本番ではどうか。まだ一歩何か足りないものがある。ヒントをつかみたい。
2007/01/19
今週から、CDを聞きながらブログを書いている。パソコンなら当たり前にできることだが、今までやらなかったのは、車にCDをまとめて置いてあったから。BoAの新アルバムを買ったので、パワープレイ。で、これまでのは家に持ってきたというわけ。むすこの風呂嫌いは、改善された。今夜は泣くことなく洗顔、洗髪ができて、嫁さんに渡すことができた。あの大泣きは何だったのだろう。見た目には分からないが日々成長しているということか。授乳して寝かしつけようとしてもダメなので、夕食を共にする。むすこはハイローチェアに収まって見ているだけだがご機嫌。足をばったばった開閉し「だーだーだー」と喃語を発する。これまでこんなに喋ることはなかったのだが、何かのスイッチが入ったようだ。ご機嫌のまま布団に入り、大人しくネンネしていてくれたら文句ないのだが、親が寝る前に一度は「あぃやぁぁぁ」と夜泣きする。ずっと抱っこするのも辛いくらい重たくなってきたわ。ブログを書くこの時間帯だけが、やまやろうの一日で最も落ち着くひとときである。
2007/01/18
今夜は、仕事をよく頑張ったご褒美で、ビールです。室内に置いていたビールの方が、冷蔵庫のものより旨い事を知る。冷えすぎは良くないということだ。嫁さんの手料理は、大変申し訳ないのであるが、全てつまみになってしまった。それでも足りない(酒おかわり!)。冷蔵庫にはスギヨの「ツインパック」。その名の通り、カニカマの2個パック。半分をつまみとする。やまやろうは、同じスギヨの「ロイヤルカリブ」の方が好きである。より本物のカニに近い。やまやろうとロイヤルカリブの出逢いは、突然。G会の山行に、I田さんが持ってきていたのを食べたことに発する。初めて食べたやまやろうの、カニカマのイメージを根底から覆した味であった。うをーまさにカニではないか、「究極のカニカマ」を謳うだけある。これ以後、個人的に買ってきて山の飯に、部屋でのつまみに味わってきた。お気に入りとなった。大阪屋でひとつ68円とチラシに載れば、その日のウチの冷蔵庫には必ずカリブがあった(常備薬ならぬ常備カリブ)。まあ今夜食べたのはツインパックでカリブでないのだが、それでも旨かった。それだけ本物のカニ足を食べていないということだし、憧れているということである。ラジオでは、今年最後の紹介、ズワイ・タラバセット10500円!と盛んに宣伝していた。所詮ヤドカリやにか!カニじゃねーぞ(足8本)。学生時代、研究発表で札幌へ行ったことを思い出した。夜は教授のおごりでカニ食べ放題となった。ズワイ・タラバ・マツバをこれでもかというくらい腹に詰めた。あれは幸せであった。一生分カニ(そしてヤドカリ)を食べた気分であった。実際その後満足にカニを食べていない。
2007/01/17
今月発売の岳人2月号に、G会の記念誌が紹介される。会報ノートのページ。全国から問い合わせが殺到することを願う。
2007/01/16
山スキーメーリングリストからは、週末の山行報告がたくさん送られてくる。ヤブが埋まっていないなどの少雪の報告が多い。やはり暖冬か。会社の敷地を歩いていても、上着が要らないのだ真冬なのに。例年ならば靴下を2枚重ねて履いて、底冷えに対処していたものだが、今日は夏に履く薄手の靴下1枚で充分であった。山スキーヤーにとっては、受難のシーズンである。これでは根雪もなく、残雪期スキーも期待できない。困ったものだ。ヤブを払いのけて山スキーをするよりは、ゲレンデをすっ飛ばしていたほうが気分はスッキリするだろう。土曜日の激しい滑りを寝る前に思い出し、余韻にひたりつつ眠りにつくと、とても幸せな気分である。自分でいうのもあれだが、よくテレマークターンができていた。ゲレマーカーでも面白かった。激しかった分、よく転んだ。転んで楽しんでいられるのはゲレンデ内だけ。山スキーでの転倒は、滑落・埋没・怪我などの原因となり、絶対に避けなければならない。だから本番では楽しい滑りというのはなかなか訪れない。無事に滑り降りてなんぼの世界だからだ。きれいなテレマークターンを決めるより、斜滑降でも転ばない方を選びたい(転ぶととても疲れるし冷たい)。だからといってヤワヤワ滑るだけでは面白くない。場所によっては豪快に高速テレマークを決めることもできる。例をあげれば、大渚山。今年もまた行くであろうが、お気に入りの山である。週末の予定はどうしようか? 平日は耐える。テレマークターンのイメージトレーニングをして時間を飛ばす。そして、週末の山行でエネルギーを爆発させるのだ。
2007/01/15
家庭の事情で、2日続けての山というわけには、やはりいかなくなった。のんびり起きて、窓の外を見ると、うを!晴れているではないか。お出かけ日和。嫁さんがポートラムに乗りたいというので、3人で行ってみる。車で行くと、駐車場の問題が発生するので、粟島(大阪屋ショップ前)から乗ることにする。ついでにカボチャなんかを買ってみたり。右手からポートラムがやってきた。それとむすこをからめて一眼でパチリ。デジカメではなくEOS Kiss5の出番。ベビーカーで乗れる低い床。座席はほぼ埋まっている。我々と同じく、皆さん観光なのだろう。単線をごとごと走るポートラム。窓が大きくて景色が見やすいぞ。庭先をすり抜ける感覚が、電車と違う面白さ。あっという間の旅が終わり、岩瀬浜に着く。案内板に従いカナル会館へ。なんだたくさん駐車場があるではないか。ここを起点に、富山北まで行けばいいのか。会館のホールの円卓で、チラシを見ながら作戦会議。さてどこへ行こう(事前情報なし)。岩瀬の昔ながらの町並みを見に行こう(ってそれくらいしか観光地はないのである)。山へ持っていくはずだった太巻きなんかを嫁さんと食べる。むすこはちんまり。外は寒いが、日差しが救い。岩瀬運河沿いを海港方向へ歩く。チラシの絵地図を頼りに町並みに入る。時刻は14時だが、人通りがほとんどない。日曜定休という店が多いのだ。来るとしたら土曜日だったのか。回船問屋の旧家屋も気付いたら終わっていた。新聞、テレビから来るイメージとは、かなり異なっていたな。嫁さんとともに拍子抜け。東岩瀬から乗り、出発駅に戻る。車窓のむすこを一眼で撮る。あー可愛いなぁ、親バカになると周囲の目も気にならなくなるようで。下車して本日の旅は終わった。お土産は、大塚屋のどらやき(180円)。ここのは、珍しく三角形をしている。皮がむっちり、つぶあんがタップリでとても美味。ポートラムは、3月31日まで運賃が半額の100円だ。暖かくなったら、家族でまた乗りに行こうかしら。
2007/01/14
あわすのヒールフリーディだ。ぬくぬく布団から出られず、出発が遅れた。集合時刻に10分ほど遅れたが、THFメンバーと顔を合わすことができた。本日はお日柄も良く、雪が舞い、パウダーとなっております。クロカン組とゲレンデ組に分かれて楽しむ。やまやろうは、初参加のIさんとリフトが一緒。この方キャリアは浅いがテレマークがうまくて、教えることはありませんてな具合。ベテラン勢のやる気を削ぐニクイ人。さて、あわすのゲレンデは、パウダーが蹴散らされているものの、場所を選べばバフバフが楽しめる状態。1本目から飛ばしていく。転んでも笑える粉雪。パウダー独特の浮遊感が楽しめる。やまやろうの板長は155cmで短め。ヘタにターンをすると、雪面に板が刺さることになる。そのため曲げ角度が小さく、結果スピードが出ることになる。高速ターンでは頭で考える余裕がほとんどないので、身体で覚えていることがモロに発揮される。せいぜい「ストックを前に出す」とか「身体は斜面に正対」という基本を思い浮かべるくらい。午後も後半になると、調子が乗ってきて転ばず下まですっ飛ばすことができた(時もある)。エッジを使わず板に乗って滑る感覚がよく分かった。こういう時は音も立てないスムーズなターンとなり、とても気持ちが良い。ベテラン勢が早めに切り上げる中、Iさんと2人、ぎりぎりまで滑る完全燃焼。その結果がタイトルの数値となるわけであるが、LAP20回は多いな。リフト代の元はとったぞ。普通のアルペンスキーヤーより、テレマーカーが多い不思議なゲレンデを見たかったら、あわすのへ是非。
2007/01/13
昨夜の時点では、土日どちらかは家に居て欲しいと、嫁さんから告げられる。まあ毎日ずっとうべうべ言っているむすことつきあっているのも大変なのだろう。ということで土曜は家にいることにしていた。しかし今夜、「明日スキーに言ってもいいよ」とのたまう。どういう心境の変化だ? 疑り深いやまやろうは、ウラに何かあると思ってしまったよ。ホントにいいの? 行っちゃうよ。むすこが余りに可愛くて、独り占めしたくなったのかしら(親バカ発言)。夜泣きが収まらず、仕方なくダイニングにむすこを連れてきたが、やまやろうではどうもダメだ。涙とよだれで顔をぐしゃぐしゃにして、うべーうべーと泣きまくる。らちがあかず嫁さんに渡すと、ピタと泣きやみ、ちょーんと澄まし顔。そしてぐしぐし顔を胸に埋める。をい!何だそれは。あからさまな態度の違いがあるぞ。そんな風にされては、嫁さんはむすこを放っておかないな。抱っこされている姿が余りにも愛おしくて、思わず頭をわっしとつかんでむぎゅーと抱きしめてしまったよ。されてた本人は嫌がっていたが。2人で手を取り合って子育てすれば、喜び・楽しみは2倍になるし、悲しみ・苦しみは半分になる。ということで(ここからが本題だ)、土曜はあわすのヒールフリーディに参加しよう。板をいろいろ持ち込んで、荷重バランスのおさらいをしてみようかしら。ファンスキーで「横綱滑り」をしようか、とも。
2007/01/12
やまぶろぐ1月9日ネタに、むすこがお風呂嫌いになったと書いた。眉につばつけていたのが嫁さん。あんたの入れ方が悪いんじゃないの、ならアタシが入れてみるわ、ということで、今夜は嫁さんがお風呂担当。呼ばれたら、むすこの服をスポーンと取って(この時からぐずっていたが)、風呂の嫁に渡す。どうなることやらと思っていたら、「アギャー」とむすこの叫び声が聞こえる。だめであった。風呂の入れ方ではなく、本人の問題であった。洗われたのを受け取ったが、激しく泣き続けている。オムツをあてて服を着せてもまだ「うぃやぁぁぁぁー」と涙をいっぱい溜めて泣くむすこ。授乳するまで収まらなかった。寝かしつけても、いつもと違いなかなか寝ない。川の字になって寝るのを待つが、むすこは交互に顔を見やり目をきろきろしている。寝る気ないのぉ。無理矢理指をチュチュさせ、手をかざして目を閉じさせても機嫌を悪くするだけで寝てくれない。うをーどうすればいいのだ。偶然リモコンを触ってしまい、天井の豆球が消えた。そのままにして2人沈黙(=ぐったり)。刺激がなくなったためか、むすこは大人しくなり指をしゃぶって眠ってしまった。あぁ長かった。あまり手をかけすぎても逆効果なのかなと思う一面であった。
2007/01/11
今日も雨。真冬に雨。おかしいんでないか。エルニーニョだそうだが、普通は雪になるだろう。これではせっかく積もった雪も融けてしまう。富山の週間天気予報は、雪ダルマと雲が続いていて、「やる気あるのか」と思った。予報するなら「今日は降る/降らない」までバシーと言い切って欲しいものだ。気象庁もあてにならないので、傘は手放せませんな。予報にはゲタを投げ、気象庁にはサジを投げよう(辛口)。土曜は2回目のヒールフリーディである。今のところあわすのスキー場は、前面滑走可能であるが、雨が続いたらどうなるか。ゲレンデが雪なら問題ないが。6日は滑れなかったので、13日は是非ともテレマークしたい。ゲレンデとクロカンコース2会場に分かれるが、やまやろうは前者だ。人にテレマーク板を貸して、自分はファンスキーを楽しむ可能性もある。テレよりもこちらを履いているシーズンが長かったのだ。スキーを始めたのは、高1。友人に連れられての木島平。年に1、2回というペースであったが、その後毎年行っていたような。ずっとレンタルであった。学生時代にファンスキーの火付け役、サロモンのスノーブレードが登場した。その次のシーズンに買ったのだと記憶している。なんちゅう曲げやすいのよ、と以後、これにハマる。富山に来てからも、これをゲレンデで履いていた。まあ他のファンスキーヤーの滑りは目じゃなかった。皆が真っ直ぐ滑っている時には、一足先に後ろ向きに滑ったり、くるくる回りながら滑っていた。より面白い滑りを追求していた。ファンスキーとはよく名付けたもので、普通のスキーより本当に楽しかった。エアは怪我するからやらなかった。大技は、足を180度開いて横滑りするというもので、自分では「横綱」と名付けていた。今となっては「イナバウアー」である。こんなアホな滑り方をしている人は見たことない。自分が発明したと(勝手に)思っている。これだけ自在に板を操れるならと、残雪期の毛勝山阿部木谷をファンスキーで滑降したのが2001年。ファンスキーでこの谷を滑った最初の人かもしれない。山スキーが今ほど流行する前に、個人でこういう激しい山行をしていたのだ、やまやろうは(スゴイネー)。G会に入ってテレマークを仕込まれてからは、ファンスキーを使う機会は減ったが、毛勝の谷には有効な板である。2007年も残雪期に登場してもらおう。
2007/01/10
歳を重ねると、好みが変わってくることがある。やまやろうは、学生時代、ビールからアルコールを始めた。苦くてたくさん飲めるものではなかったが、先輩から飲まされるうちにだんだんと慣れてきて、今では「プシュ、グビグビ、ぷはー、うめー」になった。ちなみに飲み会で出てくるビールは大概「キリンラガー」だったので、現在積極的に飲むことはない。酒屋で買うとしたら「一番搾り」かサッポロ「黒ラベル」である。シェアが低いサッポロをあえて選ぶのは、学生時代の自転車旅行の打ち上げの、サッポロビール園でジンギスカンとともに飲んだ味が格別だったからであろう。働き始めの独身時代は、つまみなしでビールを飲んでも平気であった(食事は済ませてある)。その後、身体に悪いからと飲みながらいろいろ食べるようにはなった。最近は、まんじゅうなど甘い物をつまみと称してビールと同時に口にすることもある。いくらなんでも味覚がおかしくないか!?酒も好きだが、甘い物も好き。仕事の休憩時間には、コーヒーとお菓子(あんこ系に目がない)は外せない。普通はどちらかに偏ると思うが。辛口の熱燗も、甘くどいパフェもいけるやまやろうは、食に関しては幸せだと思う。さてむすこは(ここからが本題だ)、お風呂が好きであった。入浴担当はやまやろうであるが、いつも気持ちよさそうに洗われるがままになっていた。それが、年末頃からどうもおかしい。顔や頭を洗おうと湯船の中で仰向けにしようとすると、ぐずり出す。立て抱きに戻すと機嫌は直るが、無理して濡らしたガーゼを当てると、ウギャーと激しく泣き出してしまう。収まることはないので、慌てながら適当に流し洗いすることになる。仰向けになることにトラウマがあるのだろうか(思い当たる節がある)。はいはいし出したことと関係があるのだろうか(仰向けが嫌いになったとか)。成長の証ととらえて対応していくしかないか。
2007/01/09
今日も一日家でじっとしている。会社に入ってから年末年始こんなに長く休んだのは初めてだ。その長期休暇で、山スキー1回、ゲレンデスキー2回(1回は板も履かなかったが…)というのは、ちと寂しい。雪とモチベーションの巡り合わせが、うまくかみ合わなかったということで、諦めるしかない。むすこを横に見ながら、読みかけの本をめくる。おもちゃをシャンシャン鳴らしたり、予備おむつをばらまいたり、ゲロを吐いたりして、とても気が散る。でも相手せずに本に没頭。寝たいと泣き出したら、抱っこする。そのままスクワットして筋トレしたり。微妙な揺れにコテンと眠りに落ちる。いろいろやりながら、読破。あまり頭には入らないのだが、心に引っかかったことを述べてみる。テレマークスキーは、山野に入るための手段であって、最終目的ではない。テレマークターンもしかり。ゲレンデでいくら上手くなったとしてもしょせんゲレンデであって、本番とは違うのだ。樹間を縫い、斜面に雷光形を刻み、ラッセルに耐えつつ高みを目指す、あるいは水平に進んで目的地に到達するのが、最終目的である。そのための道具として、テレマークスキーがあるのだ。テレマークターンがしたかったら、ゲレンデでやればよい。ゲレマーカーという新たなジャンル? もあるそうで。自分はもっと自然の中に飛び出したい。そのための練習としてゲレンデに通う。大いに結構。それでシーズンを終えていたら、ゲレマーカー(響きが如何にも下劣…)に成り下がる。新雪降り積む1~2月は、天候の急変や雪崩のリスクがあるので、やまやろうは山スキーすることは余りない。雪の締まった3~5月が、本番だ。それまでは大枚はたいて練習しよう。
2007/01/08
大雪との予報の割には、今朝見ると雪は積もっていない。ただし風は強くて、雨粒が横に飛んでいるのが見えた。こういう時は、家で大人しくしているのが一番だ。今朝はむすこに離乳食をやってみた。いつもは嫁さんの仕事だが、自分達の朝食作りに忙しく、やまやろうが大役を任されたわけ。白身魚とニンジン入りのおかゆを渡され、いざ。これが難しく、さじを口元に持っていくと、それをつかもうとする。パクッと食べたかと思うと、びゅびーとおかゆをこぼしたり。途中で食べ飽きて、顔をごしごしご飯粒が眉毛にまで付いてしまった。そんなことを気にしている余裕はなく、やまやろうは懸命にさじを運んだ。その甲斐あってか、むすこは調子に乗ってきてあれよあれよと食べまくり、おかゆ完食。午前中は嫁さんが出かけた間、むすこと留守番。よだれをまき散らしてごろごろ転がったり、寝られなくてワンワン泣いたり忙しい。ようやく寝たと思ったら、嫁さんが帰ってきた。自分のしたいことと言えば、ネットを少し見ただけか。こんなてんてこ舞いが毎日続くのか、嫁さんはすごいなぁ。午後はネンネの合間に読書。920さんの『山とスキー大全』。若い時からいかに文章を書き続けているかよく分かった。自分はブロガーだが、920さんのような凛として自立した文章をネットに出しているのだろうか。恥ずかしくなる内容ばかりのような(文に深みがない気がする)。夕方、3人で買い物(ずっと抱っこ)、帰宅してからの入浴、寝かしつけと続き、今日はむすことたくさん触れ合った。でもそんなことむすこは全く覚えていないのだろうな。子育てっちゃぁそんなものよ。無償の愛よ。大泣きしてやまやろうでは手が付けられなくても、嫁さん抱っこでコロリにこにこなのよ。不条理な世界なのよ。子が生まれ 子と共に育つ これが人生
2007/01/07
富山ヒールフリースキー協会の今シーズンの活動が、いよいよ始まった。初心者の方にも試乗していただこうと思って、テレマーク板を車載し、あわすのスキー場へ向かう。雨である。それも激しく。うをー何て事。そんな天候にもかかわらず、9名もの顔がそろう。「なんて物好きな…」とお互い笑い合う。ロッジわがや前に、できたてのTHF旗を立てる。イベントにはこれを立て、集合しやすいようにした。腕章も新調し、ゲレンデに散っても分かりやすくなった。まあ雨なので、年始あいさつと世間話で終わる。滑る人もいたが、寒そうだった。この連休にどかんと降って、ゲレンデの草や石ころをすっかり隠してもらいたいものだ。
2007/01/06
5時半に目を覚ます。が床を出たのは6時半。慌ただしく準備をして車を走らせたのはいいが、水を忘れた。10分間のロス。8:22 625m あわすのスキー場からシール登高開始。営業前のリフトが動いている横を、えっちらおっちら歩いて行く。滑走不能のゲレンデ端を直登して最上部へ。9:09 960m ゲレンデ最上部法面の上にある平。導水管までヤブをこいで下る。板を担いで深い谷に架かる橋を渡り、導水管の脇を進む。まあ調子は良い。そのまま目の前の尾根に取り付くが、ヤブがひどい。ササやツバキが板に引っかかるし、潅木のそばには落とし穴がある。それでも力づくで高度を上げる。10:30 1140m 地形図を見ると、予定の尾根の1本西側にいるようだ。等高線は密なうえ幅が狭い。尾根筋は歩けるものではなく、斜面をトラバースしていたが、それも限界であった。隣の正規ルートに戻るべく、板を脱いでザクザク下る。10:58 1030m 貯水池。ここに来たかった。時間と体力の浪費であった。対岸の尾根にはスキーの滑降跡がある。それをたどるように尾根に取り付く。始めは急斜面とヤブでとても辛い。12:00 1250m ブナ平。ここまで来れば、シール登高も楽である。快晴無風の中、迷うことなく山頂を目指す。ほぼ休憩なしで動き続けたので、体力が落ちてきた。意地で足を動かす。12:42 1450m 大品山(1404m)。雪原の広がる山頂。樹間からは立山が望める。すぐ後にワカン登山者がやってきた。山スキーがワカンに追いつかれるなんてショックだ。ここで大休憩して昼食。ものすごくまずいお握り3個(昨夜作った)。焦げ臭いだけのテルモスコーヒー(今朝作った)。昼食の味は、その後の行動を左右することを知る(ガッカリだよぉ!!)。登ってきたブナの疎林は、北面パウダーで実に楽しそうであったが、若干の登り返しがあったり、うまく滑れる自信がなかったので、稜線を歩いた先のらいちょうゲレンデを滑ることにする。13:15 移動開始。ワカントレースが続く。稜線は幅が狭いのでトレースを歩いたり、斜面を巻いたりした。意外なアップダウンに、じわじわと体力を奪われる。気温が上がってゲタになるのも、辛い歩きに追い打ちをかける。これは試練だ。訓練だ。早く帰りたいという一心だ。楽しいことは何もない。14:02 1360m 瀬戸蔵山(1320m)。ここから見る立山と大日連峰は、遮るものがなくとても美しい。景色がせめてもの慰め。デジカメがなく、ケータイカメラで撮影するのがもったいない。スキー場はまだ先である。14:35 1230m ゴンドラ山頂駅。やっと着いた。バテバテだ。一休みしてシールを剥がし、滑走準備に入る。ゲレンデGO! しかしカリカリでとても滑りにくい。第5ペアリフトの下は、バッテンポールでコースを塞いでいる。ここに来て初めて、少雪のためコース閉鎖していると知る。係員に聞くと、帰りはゴンドラで下るのだそうだ。やまやろうは財布を持ってきていない。なんやかんや言われたが、下るしかない。すぐにがりっと嫌な音。石や草の根っこがあちこちに出ているのだ。こんなところを下まで滑ったら、板がボロボロになる。板を脱ぎ、歩いてゲレンデを下るしかない。ああ、何のためにここまで辛い稜線を歩いて来たのだ。こんなひどいゲレンデなんだから、ゴンドラも止めてクローズしてしまえばいいのだ。ゴンドラが動いているからわざわざスキー場まで歩いてきたのに、だまされた気分だ。素直に往路下山すればよかった。ゲレンデを歩いて下るなんて屈辱だ。15:27 590m ゴンドラ山麓駅。満足なテレマークターンをほとんどすることなく、下山した。今日は山スキーではなく雪山登山をしたのか? 重くて回しにくいカンジキであった。クロカンコースを歩いてあわすのへ。15:45 635m あわすのゲレンデ着。むやみかすに疲れた山行であった。ワースト3に入る内容であろう。
2007/01/05
今日は実家に帰っていた嫁さんが魚津に戻る日であった。が、ここにいない。夕方むすこを乗せて8号を走らせていたのだが、道中半分も走らないうちに、チャイルドシートで猛烈に泣き始めたのだそうだ。駐車して抱っこしてあやせば収まるが、シートに乗せると振り出しに戻るということで、やまやろうのケータイに泣きのメールが入った。1時間半以上あやしてもシートに慣れてくれないということで、ついに諦めてしまった。実家にSOSを出し、家人に迎えに来てもらったそうだ。何が気にくわなかったのかは謎である。ということで、やまやろうは二晩目のにわか独身貴族となった。酒がでかいと飲める寂しいのぉ。明日山に行くので、準備が必要。おにぎり用のご飯を多めに炊いた。日もとっぷり暮れ、月が煌々と輝く19時過ぎに、夕食を買いに出かける。うを!総菜コーナーはすっからかんではないか。本当に、きれいに、何もない。コロッケがあったが、すんでのところで若者に4個全てさらわれてしまった。やむなくエビの唐揚げパックをつかむ。これもラス2。あと厚揚げを買い、家で輪切りネギを載せてレンジでチンした。ポン酢をかけていただくお手軽一品。ご飯はさざなみ(塩昆布)で盛り食い。明日のため。
2007/01/04
晴れているが、山には行かなかった。明日の方が天気が良いからだ。午前中は雑用に駆け回る。昼からはふらりとマリエ献血ルームへ。新春初献血。人はまあまあいるようだが、それでも冬場は血液が特に不足するそうで。慣れたもので余り説明を聞かずとも、パソコン画面で問診が進む。血圧測定のため医師と対面。やまやろうの既献血回数が44回というのを見て、「患者に代わって感謝します」と言われた。「あなたはこれまでに44人の命を救っています」とも。こんな謝辞を言われたのは、ここに何度も来ているが初めてである。献血を特別意識して来ているわけではない。時間があった場合や、駅前周辺に用事があった場合に、たまたま寄っているだけである(飲み物があるし)。面と向かって感謝されると、何かむずかゆいものがある。こちらとしても嬉しくないわけがない。新年早々から良いことをしたなぁ、清々しい。青空の下 誰かとつながる ちょぼらかな
2007/01/04
嫁さんの実家から帰る。魚津に戻ってきてもすることはないのである。寒いし旨い飯もない。でも、極楽実家に長居すると、自分がだめになってしまうのではないかと心配になってしまう。雪山の辛くて厳しい山行に行く気がしなくなってしまったら、やまやろうとしてはおしまいではないか。と思い妻子を残して帰宅したのだが、本当にすることはない。冷凍ご飯を食べ、酒をあおる。独身時代に戻ったかのようだ。明日の天気はまあまあのようだ。スキーに行くしかあるまい。あわすのは下リフトしか動いていないようなので、どこか山中に分け入るしかなさそうだ。でも気分はいまいち。正月は食っちゃ寝の生活で、エネルギーはだいぶ蓄積している。山へ行きたい気持ちは高まっている。でも、何も考えていない。これで山に行かなかったら、またねちねちと愚痴をこぼして、嫁さんから渋い顔をされるであろう。三が日に恨めしそうに晴れた山々を眺めていたやまやろうを見て、嫁さんは何と思っていたであろうか。
2007/01/03
家族3人で居遠高岡へ。どこもかしこも客でごった返していたが、特にキッズランドは真っ直ぐ歩けないほど、ガキンチョとジジババで溢れ返っていた。ウチも数年したらあの中に含まれるのだろうか。せっかく来たのにジェラートだけなめて帰るのはもったいないと、店内歩いてめぼしいものがないか物色する。親達にはぐっとくるものはなかった。ならばむすこのをと、ブタの服の店で福袋を求める。いつも値札を見るだけであったが(高いのヨ)、正月くらいは買おう。白い袋に入っていて中身は分からない。初詣で大吉を引いた嫁さんに選んでもらった。車を停めるのが大変だった割には、買ったのはこれだけ。帰宅して開封すると、上下2枚ずつ、スタイと靴下が各1枚、店で使える商品券1000円が入っていた。値札の価格を合わせたら買値の3倍はあるが、本当だろうか。まあ当たりもせず外れもせず。とうの本人は、何でもいいようだが。父親としては、別の店内で見知らぬおねいちゃんから「アラかわいい」と言われただけで満足ですわ(カートに乗った笑顔のむすこが、足を突っ張ったり曲げたりしていた)。
2007/01/02
白組の勝利を見届けてから、近くの八幡宮まで初詣に向かう。とても冷え込んでいて、襟巻きを頭にまでずり上げた。隣には嫁さん、むすこは家でネンネ。 深夜だが多くの参拝者で賑わう。お賽銭は黄色い穴開きにしようとしたが、財布に入っておらず銀色の穴開きにした。 二礼、二拍手、一礼で、参拝、しつれい、ごめんなさいと、ろうかをながれてやっぱり来ましたくじ引き所。 初詣恒例のおみくじ引き。ごわっしゃかごわっしゃかと箱の中をかきまぜて、ひとつ選んで開いてみるとあれま微妙なご神託。
2007/01/01
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