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SUBARUよ、なぜ今なのか?なぜ出すのか?出さないままという選択肢はなかったのか?いろいろ過ぎりますが・・・ HV車、いよいよ出すようです。 記事はRESPONSEからです。 富士重工業は、スバル初のハイブリッドシステム搭載車(日本仕様プロトタイプ)を、4月18日開催した技術発表会で日本初公開した。 スバル初のハイブリッドシステムは3月29日にニューヨーク国際自動車ショーでワールドプレミアしたもの。 ハイブリッド化に伴い搭載するモーター、高電圧バッテリーなどは、スバル独自のシンメトリカルAWDのレイアウトを活かしたまま配置され、ベースとなるガソリン車と同等の低い重心高・優れた重量配分をハイブリッドでも実現している。 また、JC08モード燃費値で20.0km/リットルと燃費の向上も果たしながらも、モーターをアシストとして用いることで、加速感のある走りを実現している。 ハイブリッドシステム搭載車は、日本国内では初夏の発売を予定している。
2013年04月30日
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86とBRZが米国市場で売れているようです・・・まあ、このくらいの数字ではありますが・・もっと売れても・・いいと思います。記事はRESPONSEからです。 トヨタ自動車とスバル(富士重工)の新型FRスポーツカー、『86』と『BRZ』。米国市場に2012年5月下旬、投入された両車について、2013年3月の販売結果が出そろった。 これは、両社の米国法人が明らかにしたもの。86は、米国ではサイオン『FR-S』として、2012年5月に納車がスタート。一方、BRZも2012年5月から、米国でのデリバリーが始まっている。 まずはBRZだが、2013年3月の販売台数は905台と、単月実績の最高を記録。BRZのこれまでの米国販売は、2012年6月818台、7月498台、8月623台、9月508台、10月402台、11月527台、12月497台、2013年1月463台、2月420台。BRZの米国販売は上昇と下降を繰り返してきた。2012年5月から2013年3月累計では、5932台を売り上げた。 スバルオブアメリカのビル・サイファース営業担当上級副社長は、「スバルの強固な商品群により、第1四半期(1-3月)の販売新記録を打ち立てた」とコメント。 ちなみに、同じ日本車のスポーツカーとして、競合するマツダ『MX-5ミアータ』(日本名:『ロードスター』)は3月、573台を販売。 前年同月比は19.7%減と、2か月連続のマイナス。 また、サイオンFR-Sの3月実績は1828台と、2013年に入って、最高を記録。同車の販売は、2012年6月の2684台をピークに、7月1649台、8月1913台、9月1133台、10月1107台、11月1350台、12月1495台、2013年1月1443台、2月1369台と、スバルBRZ同様、上下の動きを繰り返してきた。3月は、再び上昇傾向を示す。 なおサイオンFR-Sは、2012年5月から2013年3月累計で1万6131台を売り上げている。
2013年04月29日
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このクルマも、一度は乗ってみたかった・・・ですネ。ますます洗練されていくようです。BMWのZ4です。記事はRESPONSEからです。 ビー・エム・ダブリューは、新型BMW『Z4』の販売を4月24日より開始すると発表した。 新型Z4は、LEDスモールライトリングを装備する新デザインのヘッドライトを採用するなど、より洗練されたスタイリングを実現。中核モデルの『Z4 sDrive20i』では、標準装備を大幅に充実しながら、価格は据え置きとした。 また、内外装に用いたオレンジとブラックのコントラストにより、スポーティな走りを彷彿させるデザインパッケージ「デザイン・ピュア・トラクション」を新たに設定した。 モデルラインアップは、「sDrive20i」に、カンザスレザーインテリアやファインラインアンソラジット ウッドインテリアトリムを標準装備とした「ハイライン」を設定。 また、「sDrive20i」および「sDrive35i」に、走りとスタイリングを強調した「Mスポーツ」を設定した。 価格は499万円から819万円。
2013年04月28日
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AUDIのA3。ヨーロッパが誇るミドルクラスのプレミアム車の代表です。記事はRESPONSEからです。 ドイツの高級車メーカー、アウディは4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13において、新型車の『S3セダン』をワールドプレミアした。 同車は、新型『A3』シリーズの第3のボディバリエーションとして、同じく上海モーターショー13で初公開された『A3セダン』の高性能モデル。アウディは「Sシリーズ」として、新型A3をはじめ、『A5』、『A6』、『A8』などにSモデルを用意。新型A3セダンにも、早くもS3セダンが登場している。 パワートレインは、3ドアの新型『S3』、5ドアの新型『S3スポーツバック』と共通。 直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ、「2.0TFSI」の高出力バージョンを搭載した。 このエンジンは、最大出力300ps、最大トルク38.7kgmを発生。 トランスミッションは「Sトロニック」、駆動方式は4WDのクワトロ。 S3セダンは、0-100km/h加速4.9秒、最高速250km/h(リミッター作動)の実力。それでいて、欧州複合モード燃費14.5km/リットル、CO2排出量159g/kmの環境性能も両立している。 内外装はSシリーズらしい演出。 バンパーやグリル、ドアミラーハウジングが専用デザインとなり、サイドシルやリアスポイラー、ディフューザー、デュアルエグゾースト、スポーツシートなどを追加。18インチの足回りには、車高を25mm低めた専用サスペンションを採用した。
2013年04月27日
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英国MG車。確か、現在 日本国内では新車を売っていませんネ。あのオープンカー、MGFも昔のハナシです。 この記事はRESPONSEからです。 中国の自動車大手、上海汽車(SAIC)の傘下にあり、英国の名門自動車メーカーのMGは4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13において、新型『MG3』を初公開した。 MG3は、MGブランドの小型の5ドアハッチバック。MGは2010年春の北京モーターショー10に、コンセプトカーのMG『ZERO』を出品。市販に向けて、研究開発を進めてきた。このMG ZEROの量産バージョンが、新型MG3となる。 新型MG3は、スポーティさを前面に押し出したデザインを採用。開発は、英国のデザイン&エンジニアリングチームが主体となって行われた。ボディサイズは全長4015×全幅1728×全高1520mm、ホイールベース2520mm。コンセプトカーのMG ZEROのデザインを、ほぼそのまま市販に移す。 搭載エンジンは、自然吸気の直列4気筒ガソリン。このエンジンは排気量が未公表ながら、可変バルブタイミング機構を組み込み、最大出力は105psを発生する。 トランスミッションは5速MT。 なお、新型MG3は中国市場だけでなく、英国などの欧州にも年内に投入される計画。生産は英国バーミンガム工場で行われる。
2013年04月26日
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スパゲッティとラーメンの国の合作?どういうコラボなのでしょうか!中国とイタリアの合作だそうです。記事はRESPONSEからです。 中国のICONA社は4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13において、新型スーパーカーの『ヴルカーノ』(VULCANO)をワールドプレミアした。 ICONA社は、2010年初頭に設立された新興メーカー。中国の上海に本拠を置き、最高の欧州デザインやエンジニアリングを中国やアジアの顧客に届けることを理念に、活動している。 上海モーターショー13で初公開されたヴルカーノは、ワンオフの新型2シータースーパーカー。デザインはICONA社、生産はイタリアのコーチビルダー、CECOMP社が担当。 元フェラーリのテクニカルディレクター、Claudio Lombardi氏がパワートレインの開発を手がけるという中伊合作モデル。 ヴルカーノのパワートレインは、ハイブリッド。 フロントには、V型12気筒ガソリンエンジンを搭載。これにモーターを組み合わせる。システムのトータル出力は900ps。0-200km/h加速10秒以下、最高速およそ350km/hという世界屈指のパフォーマンスを実現している。
2013年04月25日
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米国TESLA MotorsのEV車、モデルSですネ。記事はWeb CG塩見智レポートからです。 日本でも今年中にデリバリーが開始されるというテスラのEV(電気自動車)サルーン「モデルS」。北米のEVベンチャーが初めて手掛けたフルオリジナルモデルを、日本の道で試した。 「テスラ・モデルS」はピュアEVの5ドアハッチバック・サルーンだ。テスラ・モーターズは2003年、EV専門の自動車メーカーとして、アメリカ西海岸のシリコンバレー(パロアルト)で生まれた。08年に第1弾の「ロードスター」を発売。それと前後してトヨタやダイムラーが出資したことからもわかるとおり、2000年代に数々生まれた次世代車両ベンチャーとして、唯一の成功例といっていい。ロードスターに続き、第2弾として昨年夏にモデルSを発売、来年にはSUVの「モデルX」の発売を控えている。また、これまでに「トヨタRAV4」や「メルセデス・ベンツBクラス」のEVバージョンにモーターやバッテリーを供給してきた。 今回試乗したモデルSは、日本法人のテスラ・モーターズ・ジャパンが昨秋、予約受付を開始。まだ実物が日本にない段階から結構な数の予約が入ったという。ともあれ、今年後半のデリバリー開始を前にプロモーション目的のメディアへの貸し出しが始まった。モデルSは、全長4978mm、全幅1964mm、全高1435mm、ホイールベース2959mmとフルサイズ。乗車定員は5人だが、オプションでリアラゲッジスペースに子供用シート2人分(後ろ向き)を装着することができる。装着しなければ、下にモーターが収まるために浅いものの、左右、奥行きともに広大な積載スペースが広がる。「ラゲッジスペース」ではなく、わざわざ「リアラゲッジスペース」と書いたのは、フロントにもラゲッジスペースがあるからだ。前輪の間にもスペースが用意される。エンジンがないとはこういうことだ。ホイールベース間のフロアに10cmほどの厚みでリチウムイオンバッテリーが敷き詰められる。一番の重量物が一切オーバーハングにかかることなく、しかも一番低い位置に置かれている。その結果、フロント48:リア52と理想的な前後重量配分を実現した。 運転席からの眺めは斬新。ステアリングホイール奥のメーターが液晶のバーチャルメーターなのは他のクルマでも見かけるが、センターパネルに「iPad」の親玉みたいな17インチのタッチスクリーンが鎮座するクルマは初めて見た。ここでエアコン、オーディオのほか、車両設定(ステアリングのパワーアシスト量選択、車高調整、回生ブレーキの強弱など)も行うことができる。モデルSでは3G回線が利用でき、スクリーンはウェブブラウザーとしても使える。カーナビは、だからグーグルマップでOKなのだ。テスト車はアメリカ仕様だったため、回線にはつながっておらず、ウェブは試せなかった。モデルSにはいくつか仕様が用意されるが、今回テストしたのは、85kWhの「シグネチャー パフォーマンス」というフラッグシップモデルで、最高出力416ps/5000-6700rpm、最大トルク61.2kgm/0-5100rpmのパワースペックを誇る。車重は2108kgだから、パワー・トゥ・ウェイトレシオは5.1kg/ps。近頃のエンジンは最大トルクの発生回転域が低くなったとはいえ、発進と同時に最大トルクを発するEVにはかなわない。 モデルSはとんでもない加速を味わわせてくれる。0-100km/h加速は4.6秒だから、「日産GT-R」など、もっと速いクルマは存在するのだが、最初のタイヤ数回転が異常に鋭いという印象。低重心なのはすでにお伝えした通り。これが素性のよい挙動に表れている。モデルSのステアリングはバリアブルレシオ。全体的にそれほどクイックではないが、細かい操作にも的確に反応し、巨体にもかかわらず、ノーズはひょいっと向きを変える。高速道路を試せなかったので直進安定性についてはお伝えできないが、そこだけダメだとは考えにくい。ただ、乗り心地はもう少しフラットさを貫いてほしい。重い車重に対応すべくバネレートが高いのかもしれない。フロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンクのサスペンションの動き自体は自然。 EVの場合、航続距離を伸ばそうとすると、価格だけでなく、極端に重量がかさみ、効率(電費)は悪化する。モデルSの車重は前述のとおり2108kg。リーフは1430~1460kgだ。内燃機関のクルマなら航続距離を伸ばすべく仮に燃料タンク容量を2倍にしたとしても、価格は2倍にはならないし、重量増もせいぜい100kg程度だろう。また、内燃機関のクルマは走るにつれてタンク残量は減り、重量は減っていくが、EVは残量が減っても重量は変わらず、重いままという違いもある。だれもが理解しているように、バッテリーの重量当たりの容量が飛躍的に増えさえすれば、EVは夢のクルマとなるのだが、現時点では、重さ&価格の高さか、航続距離のどちらかを我慢しなければならない。リーフは買いやすいが航続距離が短い。モデルSは航続距離が長いが高い。 これがEVの現状だ。現状にあってはモデルSがベストEVだと思う。高いから性能がよくて当たり前かもしれないが、1000万円以上のクルマを並べて比べても、今なら僕はモデルSを薦めたい。例えば、散々高級車に乗ってきたものの、楽しいのは買った直後くらいで、今ひとつクルマに勃(た)たなくなってきた人に処方してあげたい。ところで、現在、テスラはテキサス州では新車を販売することができない。『ロサンゼルス・タイムズ』によると、テスラは州内の2カ所にショールームをもっているが、彼らはそこで客とローンの相談もできなければ試乗もさせてあげることができない。メーカーがクルマを(ディーラーを通さず)直接販売することを禁じる法律があるからだ。レンジャーズのダルビッシュ有が望んでも地元では買えないのだ! しかし、テスラは利益を確保するため、またEVが公正な機会を得るために直接販売を望み、州議会にイーロン・マスクCEO自らが乗り込んで主張を展開しているという。争いが起こったのが石油産業の盛んなテキサスというところが面白いが、とにかくこういうドラマが繰り広げられながら、時代はちょっとずつ変わっていくのだ。
2013年04月24日
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仏RENAULTのメガーヌ エステートGTラインといいます。価格は278万円します。記事はオートックワン渡辺陽一郎レポートからです。 知っているようで、意外に知らない。ルノーは日産と業務提携を結んでいるメーカーでもあり、認知度は決して低くないと思う。ならば本来の主力車種は何かといえば、Cセグメントの「メガーヌ」になる。 「メガーヌ? う~ん、どんなクルマだったかな…」。 情けないことに私自身、メガーヌと聞いて頭に思い浮かんだのは、黄色い3ドアボディの「メガーヌ ルノースポール」(R.S.)だった。これは文字どおりのスポーティモデルで、メガーヌの本流ではない。本流になるのは5ドアハッチバックだが、今回試乗したのは、「メガーヌ エステート GTライン」。これまたマニアック。メガーヌのエステート(ワゴン)となる。 そこで「アレッ?」と思ったのがフロントシートの座り心地。GTラインという車名に相応しく、サイドサポートの張り出したバケット風なのだが、当たり方が柔らかく体に馴染む。座面が体に合わせて適度に沈み、スッポリと包んでくれる感じだ。おおげさに言えば、ちょっと「癒し系」な掛け心地だ。もちろん適切な運転姿勢に調節したが、ドイツ車のように「背筋を伸ばして両脇を引き締めて運転するんだぞ、ほれ、バックレストをもっと立てなさいっ」と、上から目線で押し付ける印象はない。「バックレストの腰の当たり方を調節できるランバーサポートも付けたから、上手に調節してね」と優しい。「はい、分かりましたマドモアゼル!」と何となく素直な気分になって発進。 エンジンはごく普通の2リッターだ。最高出力は140馬力(6000回転)、最大トルクは19.9kg-m(3750回転)。 最近は輸入車といえば最大トルクが25kg-m前後の1.6リッター・ターボとか、35kg-m前後に達する2リッターのクリーンディーゼルターボなどを運転する機会が多いから、普通の運転感覚が妙に懐かしい。 「う~ん、何だか日本車みたいだね」と思ってカタログを見れば、シリンダーの内径/84.0mm×行程/90.1mmの数値は、エクストレイルやセレナが搭載するMR20型と同じ。加速を開始すれば、ATは無段変速式のCVTで、これもエクストレイルと同様の6速マニュアルモード付きだ。「ルノーに乗ってエンジンとCVTは日産車ですかっ!」と思う半面、別の感慨も沸き上がった。1950年代から60年代にかけて、今はトラックメーカーになった日野が、往年のルノー4CVをノックダウン生産していたからだ。日野はルノーから技術を学んで、4CVと同じくリヤエンジンのコンテッサを開発している。いわば日本車の恩師だ。「日本のメーカーも、恩師に近づけたのかな」とちょっと嬉しくもあった。日産のMR型とほぼ同じく、2000回転で最大トルクの87%を発揮する設定とあって、運転感覚は扱いやすい。面白みはないが、クセのないエンジンだ。 乗り心地は少し硬い。GTラインとのことで、サスペンションは引き締まったタイプ。タイヤも17インチ(205/50R17)を履く。やや理解しにくいのは、日本で売られるメガーヌには、GTラインしか設定がないこと。ノーマルタイプのサスペンションやタイヤがあってこそのGTラインでしょう。粗い乗り心地ではないから文句を言うほどではないが、先に述べた心地好いシートとのバランスを考えると、ノーマルタイプの足まわりの方が相性は良いのではと思う。 操舵感や走行安定性は良好だ。機敏に向きを変えるタイプではないが、4輪がしっとりと路面に接している感覚。シートと同様、体に馴染む乗り味に仕上げた。背景には運転席の位置関係もありそう。運転席が前後輪の中央寄りにあるので、ドライバーを中心に旋回する感覚になる。ベースの5ドアに比べると、後輪が60mm後退しているが(エステートの方がホイールベースが60mm長い)、それでも操舵に対するクルマの動きが自然な印象だ。 その代わりデメリットもあり、ホイールベースが2700mmのワゴンとしては、リヤシートの膝先が少々狭い。身長170cmの大人4名が乗車して、リヤシートに座る同乗者の膝先に、握りコブシが2つは入らない。やや腰の落ち込む着座姿勢も気になる。 もうひとつ注意点を挙げれば、全幅は1810mmでチト幅広く、サイドウインドーの下端を後ろに向けて持ち上げたから、斜め後方の視界もあまり良くない。それでもこの絶妙に和洋折衷的な運転感覚は印象深い。幼い頃に見た日野製ルノー4CVの淡い記憶ともラップする。空気みたいで捕らえ所はないけれど、いつも日本のクルマ好きの傍らにいて、じわじわとファンを魅了している。ルノーはそんな存在だと思う。
2013年04月23日
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MASERATIのGhibliですネ。遂にその姿を見せました。実に速そうで、ウツクシイです。記事はRESPONSEからです。 イタリアの高級車メーカー、マセラティは4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13において、新型『ギブリ』をワールドプレミアした。 マセラティは2012年9月、パリモーターショー12において、ギブリの復活を発表。新型ギブリは、ハイエンドEセグメントに属する4ドアサルーンとして開発され、『クアトロポルテ』の小型版として誕生した。 搭載エンジンは、全3種類が用意される。 ガソリンは、3.0リットルV型6気筒ツインターボで、2種類のチューニングが存在。 トランスミッションは8速AT。駆動方式は、FRと「Q4」と呼ばれる新開発の4WDとなる。 ベースグレードの「ギブリ」用は、最大出力330ps、最大トルク51kgmを発生。 0-100km/h加速5.6秒のパフォーマンスと、欧州複合モード燃費10.4km/リットルの燃費性能を両立させた。 高性能グレードの「ギブリS」は、最大出力410ps、最大トルク56.1kgmを発生。 0-100km/h加速を5秒で駆け抜け、最高速は285km/hに到達する。 このエンジンはマセラティとその親会社、フェラーリが共同開発。エンジンの組み立ては、フェラーリのマラネロ工場で行われる。
2013年04月22日
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独VW社のシロッコ。標準車にアレコレ付けて、VWの最上級車となります。記事はCar Watchからです。 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは2ドアスポーティークーペ「シロッコ R ライン ディナミッシュ」を4月16日に発売した。 価格は405万円。 従来の「R ライン」に電子制御サスペンション「DCC」、電子制御デファレンシャルロック「XDS」、最新純正カーナビ「712SDCW」、フルカラーマルチファンクションインジケーターを追加し、価格を26万円高に抑えた。 「ディナミッシュ(Dynamisch)」は「動的な」「力強い」「活発な」という意味のドイツ語で、英語の「Dynamic」と同じ意味を持つ。「DCC」はダンパーの減衰力や電動パワーステアリングの特性を、「ノーマル」「スポーツ」「コンフォート」の3つのモードから選べる。 「XDS」はコーナーリング時に駆動輪内側の負荷不足を検知し、ブレーキをかけて内輪の空転を抑制する。 パワートレーンは直列4気筒DOHC1.4リッター直噴ターボ+スーパーチャージャーエンジンと7速デュアルクラッチトランスミッション「DSG」の組み合わせで、前輪を駆動する。 R ライン専用エクステリア、R ライン専用ファブリックスポーツシート、R ライン専用レザー3本スポークマルチファンクションステアリングホイール、レザーハンドブレーキグリップ、レザー&アルミシフトノブ、R ライン専用ドアシルプレート、アルミ調ペダルクラスター、235/40 R18モビリティタイヤ、18インチアルミホイールなどを装備する。
2013年04月21日
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MERCEDESは攻勢をかけますネ。新しいA型のSUV車を投入するようです、その名はGLA。 記事はRESPONSEからです。 4月20日、中国で開幕する上海モーターショー13。メルセデスベンツが同ショーにおいて、新型車の『GLA』を初公開することが分かった。 これは4月17日、メルセデスベンツの米国法人、メルセデスベンツUSAが公式Facebookページで明らかにしたもの。上海モーターショー13で、メルセデスベンツ『GLA』のワールドプレミアを宣言すると同時に、同車の予告スケッチを公開している。 このGLA、新型メルセデスベンツ『Aクラス』から派生する小型SUV。すでに新型Aクラスからは、小型4ドアクーペの『CLA』が派生。このGLAも、新型Aクラスの車台をベースに開発された。 現時点ではGLAの詳細は公表されていないが、メルセデスベンツUSAは、GLAに関して、「メルセデスベンツのコンパクトオフローダー」と説明。予告スケッチからは、若々しい雰囲気のGLAの姿が見て取れる。
2013年04月20日
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上海モーターショー、仏RENAULT社はコンセプトカー出展。しかも限りなく、市販車です。 記事はRESPONSEからです。 ルノーは、上海モーターショー13において、コンセプトカーのアルピーヌ『A110‐50』を公開した。 同社はアルピーヌ『A110』のデビュー50周年を記念して製作された復刻コンセプトカーとなる。 アルピーヌA110‐50は、このA110を現代に甦らせた復刻コンセプトカー。 ルノー『メガーヌ』の高性能モデル、『メガーヌ トロフィー』の車台をベースに、2010年秋のパリモーターショー10に出品されたコンセプトカー、『ドゥジール』(DeZir)に似たボディを組み合わせた。
2013年04月19日
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独PORSCHE車の中でも唯一SUV車のカイエン。 そのスポーツグレードとなります、GTS試乗記はCar Watch河村康彦レポートからです。 GTS――それは、そのシリーズ内で最強の自然吸気エンジンを搭載したモデルに与えられる、ポルシェ車の「特別なグレード名」だ。現ラインナップ中では、カイエンとパナメーラのみへの設定。台数限定ではないものの、そこには他のグレードとは一線を画す“希少なモデル”というイメージが付いてまわる。カイエンGTSの場合、採用するメカニズムや内外装のコスメティックが、自然吸気エンジン仕様の中でのこれまでのトップモデルである「S」グレードをベースとしながらも、フロントマスクやライトまわりのデザインには「ターボ」グレードに準じたものを用いる、いわゆる“ターボルック”の仕上がりになっているというのは、先代GTSの場合と同様の事柄。インテリアでは、ドアトリムの一部やルーフライニング、ピラートリムやセンターアームレストにアルカンターラを用いたレザーインテリアと、電動式の「GTSスポーツシート」を標準採用。 また、ヘッドレスト部分に「GTS」のロゴが刺繍され、ダッシュボードやドアトリムなどにコントラスト・ステッチ加工を施したこのグレード専用の「インテリア・パッケージ」も、オプションで設定をされている。 走りのポテンシャルをさらに高める凝りに凝ったオプション・アイテムが、多数用意されるのも特徴だ。例えば、標準のメカニカル式に対してさらに20mmのローダウンを実現するエアサスペンションや、ブレーキ利用のトルクベクタリング・メカである「PTVプラス」、アクティブ・スタビライザーの「PDCC」、セラミック・コンポジットブレーキ「PCCB」などがその一例。ダッシュボード中央にレイアウトされたストップウォッチが象徴的な「スポーツクロノ・パッケージ」も、やはりオプションの扱い。安全・快適装備としては車間警告機能を含んだアダプティブ・クルーズコントロールや、ドアミラーの死角をカバーする「LCA」などが、オプション・アイテムとして用意をされる。 今回のカイエンGTSのテスト車は、先に紹介のPTVプラスに、標準比1インチ径の21インチ・シューズやオートマチック・テールゲート、インテリア・パッケージといったオプションを採用。ただし、サスペンションはSグレード比で24mmローダウンされた標準のメカニカル仕様で、前出の「PDCC」や「PCCB」といった高価なオプションは未選択。見方によっては「さほど硬派ではない」ということになるのが、今回のテスト車の仕様と言ってよいかも知れない。「ジェットグリーン・メタリック」なるボディカラーを纏った新しいカイエンGTSの、思いのほかに彫りの深いバケットシートへと身を委ねて早速スタート。ターボグレードが発する思わず仰け反るような怒涛の加速感はないものの、それでもその動力性能に対しては「すこぶる強力」というフレーズしか思い浮かばない。0-100km/h加速のデータはSグレードの5.9秒に対して、コンマ2秒の短縮を実現。そこにはエンジン制御系のチューニング変更や吸排気系のリファインによるSグレード用比での20PS/15Nmの最高出力/最大トルクの上乗せに加え、最終減速比がやや低めに変更された成果が現れているに違いない。標準装備のスポーツエグゾースト・システムは、コンソール上のスイッチでスポーツ・モードを選択することにより、リアマフラーとテールパイプカバー間のフラップが作動をしてその音質を変化させる。ただし、実際に耳に届いたエンジン音は、全般にこもり気味の印象がやや強い。「GTS」という名前に相応しい抜けのよいサウンドへの自身の期待値には、残念ながら今一歩届いていなかった。アクセル操作に対するリニアなエンジン出力の立ち上がりには、さすがに自然吸気ユニットの美点が現れている。微低速走行時にトルコンATならではのスムーズさが光るトランスミッションは、アップテンポな走りでのダイレクトな出力の伝達感という点でも申し分ない。 このグレードには標準装備となる「スポーツ・ステアリング・ホイール」に付随した見栄えも触感も素晴らしいシフトパドルは、個人的には「固定式でなく、ステアリング操作に伴って回ってしまうのが残念」という印象。ただし、操作時の変速レスポンスそのものは、なかなか優秀だ。走りの印象で、多くの人が「GTS」というスポーティなグレード名に共感を覚えるであろうは、先に述べた力強い動力性能に加えて、前出ステアリング・ホイールを操作した際の、舵の効きの素早さでもあるはずだ。ノーズが俊敏に向きを変えるその動きは、車両重量が軽く2tを超えるSUVのそれとはとても思えない。フットワーク・テイストはさほど硬派ではなく、快適性は「非常に高い」と言って過言ではないもの。標準採用の電子制御式可変減衰力ダンパー「PASM」をコンフォートからスポーツモードへと切り替えても、極端にハードな印象にまでは変化したりはしない。一方で、“ゼロ・ロール感”を軸としたさらなるスポーティさを追求し、いかなる路面でもよりプレミアム感に溢れた乗り味を堪能したいというのであれば、エアサスペンションをPDCCとのセットでオプション装着し、さらにばね下重量の大幅低減にも寄与をするPCCBをも加えるのが理想であるはず。 ただし、その3点のオプション合計金額だけでも、実に250万円超! すなわち、そうした“常識外れ”と言いたくなるほどに大きな対価を支払えば、カイエンGTSはの走りはさらにひとランク上のステージにまで進化をさせられるポテンシャルがあるということだ。 考えようによってはそんなGTSグレードのカイエンというのは、何とも独特のポジションに立つモデルという捉え方もできそうだ。確かに動力性能は強力だが、それはターボほどのスピード性能の持ち主というわけではない。5.7秒という0-100km/h加速タイムのデータに対してターボのそれは4.7秒と明確な差を付けるから、「誰もが驚く飛び切りの速さ」という点では、GTSには全く勝ち目はないのだ。最高速のデータをとっても、「シリーズの頂点に立つモデル」は、やはりターボの方と判断する人が多いに違いない。GTSの261km/hに対して、ターボのそれは278km/h。日常の実用性とはかけ離れたそんな領域での10km/h、20km/hの違いにどんな意味があるのか?! というのは正論かもしれないが、クルマの性能を決定づける尺度としては、やはり最高速のデータというのは、今もある面決定的なものであるはずだ。 かくして、記号性という点ではカイエン・シリーズの中にあっても、決して頂点に立つわけではないGTSグレード。しかしポルシェではそんなこのモデルを、「最もスポーティなカイエン」と断言する。ここでの“スポーティ”というフレーズはもちろん絶対的な数値の差などではなく、それがいかに濃厚な“ドライバーズカー”としての雰囲気を味わわせてくれるかを示す、言葉と言ってよいはずだ。そう、カイエンGTSというのは、まさに「世界のSUVの中で随一の、ドライバーズカー」を狙った1台であるに違いない。それこそがこのモデルならではの拘りであり、またターボにはない贅沢さであるというわけだ。このモデルをテストドライブしている最中にフと感じた、「カイエン・シリーズ中で最も“アナログなモデル”を操縦している感覚」――それこそが、実はこのモデルが狙う本質的なポイントであったのかもしれない
2013年04月18日
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BUGATTI Veylon。この速さは飛行機、しかも相当に早い部類に属する・・地上を走るモノの速さとは思えません。 記事はRESPONSEからです。 フランスの高級車メーカー、ブガッティのスーパーカー『ヴェイロン』。同車の量産車世界最高速記録を剥奪したギネスブックが、再び同車を、量産車世界最速と認定したことが分かった。 これは4月12日、ギネス・ワールド・レコーズが公式発表したもの。『ヴェイロン16.4スーパースポーツ』が2010年に打ち立てた431.072km/hの最高速を、「ギネスブックの量産車世界最高速記録として再認定する」と告げられている。 4月8日、ギネス・ワールド・レコーズは、「ヴェイロンの市販車ギネス世界最高速記録を取り消す」と発表。 ギネス・ワールド・レコーズは、速度リミッターを解除した状態で行われたブガッティの最高速チャレンジを問題視。「記録計測において、市販車に手を加える(つまり改造)ことは規則に反する」と判断していた。 今回、ギネス・ワールド・レコーズは、記録剥奪を白紙に戻し、ヴェイロン16.4スーパースポーツの431.072km/hの最高速を、量産車世界最高速記録として再び認定。 その理由について、ギネス・ワールド・レコーズは、「複数の専門家と協議した結果、速度リミッターの解除が、ヴェイロンの基本性能に影響を与える改造には当たらないと認められた」と説明している。
2013年04月17日
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新型FORDフォーカス試乗記。 なかなか難しい表現をなさったのは、RESPONSE 飯田裕子女史です。 2012年1-9月の販売台数が世界一となった新型『フォーカス』。世界で売れていると言ったってグレード展開や販売価格の異なる日本でも同じように売れるとは限らない。 しかし日本で販売されるフォーカスは“Sport”の1グレードながら、1グレードだからこそ他メーカーのライバル車とは異なる個性や魅力をデザインや装備、ハンドリングなどで効果的にアピールするには十分なモデルという印象が持てます。 エクステリアは専用のボディキットやリヤスポイラー、17インチホイールを装着しより個性を強め、インテリアにはハーフレザーシートや左右独立エアコンなど、マイクロソフト社と共同開発されたボイスコントロール&インフォテインメントシステム“SYNC”なども新しく、輸入車らしい装備としての付加価値を感じさせてくれるのではないでしょうか。 空間の広さにボディサイズ以上の驚きはないけれど、ラゲッジスペースを含め実用性も十分。 唯一、最小回転半径6mという数値。試乗中にも小回り性能がそれほど悪いとは感じなかったため、少々意外。安全装備も例えば今どき多くのメーカーが採用を始めている前車との衝突を回避する“アクティブ・シティ・ブレーキ”なども標準採用。安全に対する時代のニーズにもしっかり応えているモデルと言えます。 2リットルのNAエンジンに6ATを組み合わせたフォーカスは様々な走行シーンにおいて十分なトルクとスムーズな速度コントロールが可能です。またその走りをより頼もしくときに楽しさも感じさせてくれるスポーツサスペンションやコーナリング性能をサポートしてくれるトルクベクタリングを標準装備しているのも特徴的。 足回り関係の装備やグレード名から尖がったドライブフィールを想像しそうですが、乗り心地はフラットでコーナリングはステアリングの操作フィールとも統一感のあるシットリとカッチリの中間という絶妙な感覚が造りこみのレベルの高さを感じさせてくれます。 デザインは好みがあるものの総合力は高く、これなら日本で久しぶりにフォーカスが“フォーカスされる”のも不思議ではないモデルと言えそうです。 ■5つ星評価 パッケージング:★★★ インテリア/居住性:★★★★ パワーソース:★★★ フットワーク:★★★★ オススメ度:★★★★★
2013年04月16日
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サーキット試乗記。クルマはAUDIの最上級車、R8。そしてレポートは大御所 日下部保雄。記事はCar Watchからです。 アウディのフラッグシップ・スポーツカー「R8」が登場したのは2006年。以来、年間500台ほどのモデルを市場に送り出している。日本ではその翌年の2007年に導入され、類計約400台のR8が走っている。高価格帯のスポーツカーとしては成功作となると同時に、アウディのテクノロジーを象徴する大きな存在意義を持っている。そのアウディ R8が発表以来最大のマイナーチェンジを受けた。ポイントは従来のシングルクラッチのセミオートマチック・トランスミッションから、新開発の7速デュアルクラッチ・トランスミッションに変更になったことだ。トランスミッションの載せ替えはR8にこれまで以上に広いユーザーに訴求できることになった。 このR8の持つ絶大なパフォーマンスを知るのは、やはりサーキットに限る。R8が我々を待っていたのは袖ヶ浦フォレストレースウェイ。クラブイベントが開催されるコンパクトなコースだが、なかなかテクニカルで面白い。何種類かあるR8の中でチョイスしたのはトップエンドのV型10気筒5.2リッターを搭載する「クーペ 5.2 FSI クワトロ」と「スパイダー 5.2 FSI クワトロ」。早速クーペからコックピットに潜り込む。今風のイグニッションボタンではなく、キイをひねるタイプでエンジンを始動すると、ドライサンプの5.2リッター自然吸気V型10気筒エンジンはたちまち命が吹き込まれる。スポーツカーらしいパワフルな吸排気音はアイドリング状態でもドライバーにスタートを促すように強く訴えかけてくるが、神経質なところは少しもない。 このエンジンはR8の他グレードに搭載されている4.2リッターのV型8気筒と比較しても僅か31kg重いだけの258kgの軽量コンパクト設計だが、直噴で386kW(525PS)/8000rpm、530Nm/6500rpmの出力を出している。またドライサンプ化により低重心化が図られており、重心が高くなるのを嫌うリアマウントエンジンのデメリットに対応している。 基本的に高回転を好むエンジンだが、低中速域でもトルクがあって乗りやすい。さらにぶん回すと、8700rpmから始まるレッドゾーンに向って一気に駆け上がる。エンジン特性のフレキシブルさと共に、高回転でもトルクの落ち込みを感じないので、どこから踏んでも力強いスポーツカーらしい加速を体感できる。エキゾーストノートは外から聞いている時とは違って、コックピットにいるとそれほど劇的な音は伝わってこない。 しかし外で聞いているとレーシングカーのような吸排気音に感慨深いものがある。特にV型10気筒は独特の高周波音があり、クルマ好きには堪らないスゥイートスポットだろう。ロック・トゥ・ロック3回転強というスポーツカーとしては大きなステアリングホイールの回転量だが、油圧パワーステアリングの操舵力はそれなりに重く設定されている。手応え十分なステアリングをターンインで切り込むとノーズはグイグイと入っていき、回答性はシャープで、R8のノーズは容易にインを向く。この感覚はいかにもミッドシップのスポーツカーらしいものだ。 コーナーではイーブンスロットルでコーナリングスピードをコントロールして、後半からアクセルを踏んでいくと、4輪駆動らしい強力なトラクションが得られる。前後のトルク配分は基本的に後輪の駆動力が中心だが、状況に応じて前後の駆動系統に加えられたビスカスカップリングによって15~30%のトルクを前輪にかけてスタビリティとトラクションを稼ぐ。さらに後輪のクラッチによるリミテッドスリップデフは、内輪のスリップ率を見ながら最大45%まで差動制限を行い、駆動力を最大限に発揮する。最終的にはESCによる姿勢安定制御が入るので、何事も起こらなかったように旋回していく。ESCの介入はそろそろスライドさせたいという時に起こるので、ちょっとじれったいこともあるのだが、「今日はESCは切らないで」ときつくお達しが入っているので、振り回すのはやめて、ESCのコントロール内でのドライブを楽しむ。その代わりリスクは相当に減少するのは間違いない。もっともフロント235/35 R19とリア295/30 R19のピレリP-ZEROは滅多なことでは音を上げずに強力なグリップとドライバビリティを確保している。SトロニックはAUTOモードで走っても適度に滑らかに変速するので、リズムよく走れる。もちろん操作しやすいパドルシフトを使って変速を繰り返しても、回転の許容以内ならキチンと追従してくるので、イージーとマニアックなドライビングテイストが調和してなかなか楽しい。 いうまでもなくR8はアルミニウムでできているために、このクラスのスーパースポーツとしては軽量だ。重量はV10のクーペで1810kg。AWDの5.2リッターとしてはかなり頑張っている数字である。さらにフレーム自体はクーペで210kg、スパイダーで216kgに留まっており、前後重量配分43:57のミッドシップらしい値と共に運動性能に与える影響はかなり大きい。気になるボディー剛性はクーペもスパイダーも路面のよい袖ヶ浦ではあまり変わるところはなく、ニュルブルクリンクのような過大な荷重がかかるコースでなければ差が出ないかもしれない。少なくともここで試した限りでは、カッチリとしたボディーは強大なトルクを受け止めるに十分で、サスペンションは本来の動きを存分に発揮できている。 残念ながら愉しいテストドライブはすぐに終わってしまった。改めてエクステリアを見ると新デザインのシングルフレームフロントグリル、スリム化されたドアミラー、ヘッドライトのLED化、リアウィンカーが流れるようにイン側からアウト側に点灯するなど、一目瞭然のマイナーチェンジだが、基本的なデザインに変更はなく、ドライビングテイストも変わらず楽しい。今回のマイナーチェンジはより洗練されたことにより、「誰でも乗れるスーパーカー」のコンセプトを一層明快にしたということになるだろう。
2013年04月15日
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ニューヨークショーでは、スーパーな領域の初公開 クルマ達が炸裂しているようです。これは英国JAGUARのXJ-Rです。記事はRESPONSEからです。 米国で開幕したニューヨークモーターショー13。英国の高級車メーカー、ジャガーカーズのブースでは、ジャガー『XJR』が初公開されている。 XJRは、ジャガーの最新「Rパフォーマンス」車。同社は高性能グレードとして、Rパフォーマンスをシリーズ展開。すでに、『XK』には『XKR』、『XF』には『XFR』を用意している。XJRは現行『XJ』をベースにした、初のRパフォーマンスだ。 エンジンは、XKRやXFRの上に位置する『XKR‐S』、『XFR‐S』と共通。直噴5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを、スーパーチャージャーで過給。さらに、吸排気系やエンジンマネージメントを中心に専用チューニングを施した。 この結果、最大出力550ps、最大トルク69.3kgmを引き出す。 トランスミッションは、専用チューニングを受けた8速AT。 ジャガーXJRは0‐100km/h加速4.6秒、最高速280km/h(リミッター作動)と、大型サルーンとしては異例のパフォーマンスを達成する。 パワーアップに合わせて、サスペンションやブレーキを強化。 20インチの専用アルミホイールには、フロント265/35、リア295/30サイズの大径タイヤを組み合わせる。前後のスポイラーなど、エアロダイナミクス性能も向上。インテリアの素材も吟味され、セミアニリンレザーなどで、エクスクルーシブな空間に仕上げられた。 ジャガーカーズのグローバルブランドディレクター、エイドリアン・ホールマーク氏は、「XJRは21世紀にふさわしいパフォーマンスとデザインを備える。高級サルーンのダイナミクス性能の新基準だ」と述べ、高い自信を見せている。
2013年04月14日
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英国Aston MartinのDB9、展示期間は4月10日からです。記事はRESPONSEからです。 アストンマーチンは、同社の創立100周年を記念し、東京の代官山T-SITEにおいて、新型『DB9』の期間限定特別展示を開催する。 新型DB9は、6.0リットルV型12気筒エンジンを搭載。デュアル可変バルブタイミングの導入やインテークマニホールドの改良をはじめ、新しいシリンダーヘッドの採用などで、最大出力517psを発揮する。 また、エクステリアは、77台限定のフラッグシップモデル『One-77』をモチーフに洗練されたデザインに仕上がっている。 展示期間は4月10日から14日まで、全日10時から18時までで、代官山T-SITE内、蔦谷書店脇の屋外に展示する。
2013年04月13日
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ROLLS-ROYCE 最強の新車、メイン市場である北米に登場です。 記事はRESPONSEからです。 3月27日、米国で開幕したニューヨークモーターショー13。英国の高級車メーカー、ロールスロイスのブースでは、新型車の『レイス』(WRAITH)が北米プレミアを飾っている。 レイスは、スイスで3月上旬に開催されたジュネーブモーターショー13でワールドプレミア。それから1か月を経ずして、同車が北米デビューを果たした。2012年のロールスロイスの世界販売において、最大市場は北米。それだけに、レイスの北米プレミアには力が入る。 新型車のレイスは、『ゴースト』のクーペバージョンとして開発。しかし、単なるクーペではなく、リアの「ファストバック」と呼ばれるデザインが特徴だ。ファストバックとは、乗用車のボディスタイルの一種類。 屋根からトランクエンドまでの間に段がなく、一本の曲線でつながっているものを意味する。 またレイスは、ロールスロイスの市販車としては、最もパワフル。 ゴースト用の6.6リットルV型12気筒ガソリンツインターボは、専用チューニングを受け、最大出力624ps、最大トルク81.5kgmを引き出す。 この数値は、ゴーストの最大出力563ps、最大トルク79.5kgmに対して、61ps、2kgmの上乗せだ。 トランスミッションは、ZF製の8速AT。強力なエンジンを得たレイスは、0-96km/hを4.4秒で駆け抜ける。 ゴーストの0-96km/h加速4.7秒に対して、0.3秒の短縮だ。もちろん、内外装は、ロールスロイスならではのクラフトマンシップにあふれる仕上がり。ロールスロイスは高級クーペの最大市場、米国でのアピールを強化している。
2013年04月12日
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現代の世界最高峰車、McLarenのMP-4・12Cですネ。 記事はCar Watchからです。 F1チーム「マクラーレン」のグループ企業となる英マクラーレン・オートモーティブのロードカーが「MP4-12C」だ。MP4という名称からF1マシンを想像するとおり、カーボンシャシーをはじめF1の技術が取り入れられた公道走行可能なマシン。 マクラーレンのロードカーは約20年前に登場したセンターステアリングのマクラーレン「F1」が有名だが、それとは異なりこちらは右ハンドルとなり、エンジンはV型8気筒3.8リッターツインターボ「M838T」でマクラーレンの自社開発とされている。最高出力は441kW(600PS)/7000rpm、最大トルクは600Nm/3000-7000rpm。最高速は330km/hに達する。 トランスミッションは伊グラツィアーノ製7速デュアルクラッチ「シームレス・シフト・ギアボックス」。ステアリングホイールのパドルでシフトアップ/ダウンが可能なほか、オートモードを備えてイージーにドライブすることもできる。 ノーマル、スポーツ、トラックという3種類の変速プログラムも用意される。 ドアは前方に持ち上がる「ディへドラルドア」で、乗り込む時からスーパーカーらしさを感じさせてくれる。ドアノブはなく、ドアノブが装着されているであろう場所を指先でスワイプするとドアが開く。一体設計のカーボンファイバーで構成された乗車スペースは、ドアが開いてもドアシルが幅広く、高さもあり、すんなりと乗車させてくれない。 着座位置は極めて低く、スポーツカーらしさを感じさせてくれる。 メーター類は、センターにあるタコメーター以外は液晶パネルなどによりグラフィック表示される。警告等の情報は日本語化もなされており、日本人が乗っても戸惑うことはなさそう。操作のほとんどは電子スイッチやタッチパネルとなっており、サイドブレーキも電子スイッチによる操作。変速モードやサスペンションのセッティングの変更もすべて電子スイッチだ。 MP4-12Cのボディーサイズは4509×1908×1199mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2670mm。重さは1336kgと軽量だ。カーボンモノコックが軽量化に大きく貢献していることが想像される。
2013年04月11日
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伊MASERATI車。そうですか!そんな壮大なスケールの販拡計画なのですネ。 記事はRESPONSEからです。 マセラティジャパンは6代目となる『クアトロポルテ』を発表した。このクルマは、マセラティ年間生産5万台計画への第1歩となるものである。 この目標をもとに日本市場においても、販売台数は、マセラティトータルで5倍(2012年は311台)を目指している。 その一翼を担うこの新型クアトロポルテについて、マセラティ ジャパン マーケティング&PRディレクターの安部麻甲さんは、(単一モデルの)目標台数は倍以上となることから、先代クアトロポルテからの乗り換えだけでは追いつかず、半分ほどは新しい層を獲得しなければならないと話す。 そこで、新型クアトロポルテは、トランクルームの拡大や、後席を広くするなど実用面を考慮しつつも、テーラーメイドシステムを採用するなどで、「ドイツ車からの乗り換えも多く狙っています」と語った。
2013年04月10日
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MERCEDESのCLS63AMGシューティングブレーク、試乗記ですネ。 記事はRESPONSE金子浩久レポートからです。 メルセデス『CLSシューティングブレイク』は、とても“旬”な一台。 シューティングブレイクとは、もともと2ドアのスポーツカーやGTをベースとしてステーションワゴンに仕立て上げられた贅沢なカスタムカーが本筋だ。 カタログモデルでは、リアライアント『シミターGTE』という通好みの一台がかつて造られていた。イギリスのコーチビルダーが、1960年代のアストンマーチン『DB5』や『DB6』、1970~80年代のジャガー『XJS』などにステーションワゴンボディを載せ替え仕立て上げたものもあった。 今回試乗した「CLS63AMGシューティングブレイク」は、その名の通りAMGのハイパワーエンジンを搭載した高性能豪華版で、ノーマル版には「CLS350シューティングブレイク」と「CLS550シューティングブレイク」がラインナップされている。 メルセデス・ベンツのステーションワゴンは、CクラスとEクラスにそれぞれ設定されているが、クーペスタイルの4ドアセダンCLSから素早くステーションワゴンを派生させた企画の勝利だろう。 CLSというニッチ(台数は必ずしもニッチではないが)にニッチを重ねたシューティングブレイクの荷室積載量はキャビン同様に最大を狙ったものではない。 積載量を求めるならば前述のワゴンを求めるべきなのだ。CLSシューティングブレイクは、あくまでもスタイル優先。でも、そこがウケている。たしかに存在感は抜群で、高速道路のサービスエリアに停めると一手に注目を集めていた。 誰の目にも今まで見たこともないカタチをしていることは間違いなく、そういうクルマを求めている人には、今、このクルマが一番だろう。 特に、オプショナル装備のトランクルームのウッドフロアがシビれる。戦前の高級車や高級ヨットなどをデザインモチーフにしているのだろうが、とてもこのクルマに合っているし、このクルマを買うのだったらぜひ注文したくなる仕上げの良さだ。 パワーは十分以上で、速くて迫力満点だが、乗り心地に繊細さと柔らかさが加わるとより贅沢さが増してくるだろう。高速域では安定していて頼もしいのだが、日本の道路ではそれが裏目に働いて、硬過ぎる。路面の段差や舗装のつなぎ目をそのまま車内に伝えてきてしまうことが少なくなかった。 ■5つ星評価 パッケージング:★★★ インテリア・居住性:★★★★ パワーソース:★★★★ フットワーク:★★★ オススメ度:★★★★
2013年04月09日
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FERRARI 日本特別仕様車、日本を意識した内外装・・・限定10台です。価格は発表になっていませんネ。記事はRESPONSEからです。 フェラーリ・ジャパンは、4月19日から21日の3日間、鈴鹿サーキットで開催する「フェラーリ・レーシング・デイズ2013」にて、フェラーリ・カリフォルニア30の日本特別仕様モデル『カリフォルニア30ジャッポーネ』を初公開する。 特別仕様車は、2012年11月に、鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPで、スクーデリア・フェラーリが初勝利を収めてから25周年を記念して、10台の特別仕様のフェラーリ・カリフォルニア30として発売する。 カリフォルニア30ジャッポーネは、日本を意識したカラーコンビネーションになっており、「ビアンコ・イタリア」のホワイトをベースにしたマット塗装の外装に、ブラックのルーフを採用したツートン仕様となっており、インテリアは、鮮やかなレッドで統一されている。 フロント/リアスポイラーや、ドアハンドル、フュエルキャップをはじめとするエクステリアにカーボンファイバーをふんだんに取り入れており、インテリアにも、ステアリング、コンソールやフロアマットにいたるまで、スポーティーなイメージで車輛のデザイン全体を引き締めている。フェラーリ史上最速の公道仕様車『599GTO』を彷彿させるフロントグリルを採用するほか、チタンホイールボルトが配されたダイヤモンドフィニッシュ・アルミニウム合金ホイールを装備する。 10台の特別仕様車は、センターコンソールに日本の国旗とスクーデリア・フェラーリの初勝利25周年を記念してつくられた「25th OF FIRST GP JAPAN WON」の特別記念プレートが装着される。
2013年04月08日
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MASERATIの新車、ギブリ Ghibliですかね。スポーツセダン、登場です。記事はCar Watchからです。 マセラティは4月10日、4ドアスポーツセダン「ギブリ」のオフィシャル写真を公開した。 ギブリは同社が初めてEセグメントに投入するスポーツセダンで、ハイエンドセダンの「クアトロポルテ」よりも小型でスポーティーとしている。 Eセグメントにはメルセデス・ベンツ「Eクラス」、BMW「5シリーズ」、アウディ「A6」などが属している。 パワートレーンはV型6気筒3リッターツインターボエンジンと8速ATの組み合わせで、2WD(FR)と4WDが用意される。 同社は2015年までに年間5万台を生産する目標を掲げており、ギブリはクアトロポルテや、同社初のSUVとして予定している「レバンテ」とともに、その一翼を担うことが期待されている。
2013年04月07日
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ヨーロッパ・プレミアム車はダウンサイジング傾向。英国JAGUAR・・・このくらいの価格なら、手が届く(届くわけ無い!)。XFです。記事はRESPONSEからです。 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2013年から、ジャガーのEセグメントセダン『XF』にダウンサイジングによる新たなパワートレーンを設定した。 「XF 2.0 プレミアムラグジェアリー」には、2.0リットル直列4気筒ターボエンジンが搭載されている。 エンジンは、最高出力240psと最大トルク340Nmを達成している。 0-100km加速は7.9秒で、旧型3.0リットルV6エンジンを搭載したモデルに比べ、0.4秒早い。 さらにZF社型の8速トランスミッションを搭載し、JC08モードで燃費は9.1km/リットルを実現。 「2.0 プレミアムラグジェアリー」の価格は、694万円だ。
2013年04月06日
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英国JAGUARのハイエンド・モデルとなるXKR-S、その試乗記はRESPONSE諸星陽一レポートからです。堪能していただきます。 ジャガーのフラッグシップスポーツである『XKR』の上に用意された、さらにスポーティなスペシャルモデルが『XKR-S』だ。XKのV8エンジンにスーパーチャージャーを付け、さらにパワーアップされた心臓はじつに550馬力のパワーを誇る。 発進時にアクセルをグイッと踏み込んだ瞬間に味わえる、そのパワフル感と言ったらもう次元が違う感覚。もっとパワーのあるFRモデルもあるが、ジャガーというブランドでこうも暴力的な加速をしてくれると、その意外性がうれしかったりする。 このV8エンジンのサウンドはアイドリングでは、アメ車みたいなドロドロドロッという響きを持っている。自然吸気のXKとはもちろん、同じスーパージャー付きのXKRとも違う。これがエンジンを回していくと、高音質のスポーツカーらしいサウンドに変貌する。このギャップ感もまた楽しい。 加速時のトラクションの高さだけでなく、コーナリング時のグリップ感の高さも素晴らしい。ただ、グリップが高いだけでなく回頭性のよさとグリップ、そしてクリッピングポイントを過ぎてからの脱出加速の素晴らしさ、どれをとっても魅力的だ。 エンジンの出力はもちろんだが、それを受け止めるフロント255/35ZR20、リヤ295/30ZR20のピレリ『Pゼロ』と、アクティブ・ディファレンシャルコントロールの存在も忘れてはならない。 このタイヤサイズの組み合わせは510馬力のXKRと比べると、リヤが1サイズ太くなっている。 パワーを考えれば当然だが、リヤを太くすると今度は曲がりにくいクルマになるものだ。それをアクティブ・ディファレンシャルコントロールで制御している。コーナーを曲がりながらパワーを掛けるとオーバーステア気味になり曲がりやすいというワケだ。 XKRで不足気味に感じたステアリングインフォメーションもしっかりとしていて、とにかくワインディングを走るのが気持ちよく、ついついハイペースで走ってしまったが…よくよく考えるとこのクルマ、車両本体価格で1750万円。ちょっと気軽に飛ばしすぎた。 パッケージング:★★★★ インテリア/居住性:★★★★ パワーソース:★★★★★ フットワーク:★★★★ オススメ度:★★★★
2013年04月05日
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1914年創業、イタリアの高級車メーカーMASERATIの大型サルーンです。この記事はCar Viewからです。 1月のデトロイトショーで世界初披露されたばかりの「新型クアトロポルテ」が早くも日本上陸を果たした。先代クアトロポルテの登場は2003年。それから約10年という時を経て、大型化かつ軽量化されたボディと、さらなる速さを手に入れて生まれ変わった。今回のモデルは6世代目に数えられる。価格は1690万円で、デリバリー開始は6月が予定されている。 今回導入されたモデルは、マセラティが独自設計した3.8リッターV8直噴ツインターボを搭載する「クアトロポルテ GT S」。先代最強の「クアトロポルテ スポーツ GT S」の4.7リッターV8からのダウンサイズとなるが、ツインターボによる過給によって、最高出力は440psから530ps、最大トルクも490Nmから710Nmへと飛躍的に向上している。ちなみにエンジンの組み上げは、提携関係にあるマラネロのフェラーリ工場で行われる。 トランスミッションは6速ATから8速AT(ZF製)へと多段化。0-100km/h加速は4.7秒、最高速度は20km/h速い307km/hにまで引き上げられた。さらに「ノーマル」「スポーツ」「マニュアル・ノーマル」「マニュアル・スポーツ」「I.C.E(いわゆるエコモード)」という5種類のシフトモードも備える。 「I.C.E」では燃費重視かつシフトショックを極限まで抑え、「ノーマル」では回転数を3000rpmに留める一方、「スポーツ」では持てるパフォーマンスを解き放ち、マセラティ独特の官能的なエンジンサウンドも楽しめるという。また具体的な数値は公表されていないものの、燃料消費率は約20%改善されているようだ。 今秋には3.0リッターV6直噴ツインターボ搭載モデルや4輪駆動モデルの追加も予定されている。 トライデントをあしらったグリルや力強いロングノーズ、フェンダーのアウトレットなど、マセラティ伝統のデザインを現代風にアレンジした新型クアトロポルテ。エレガントかつ存在感を増した新たなボディは、全長5262mm(先代比+152)×全幅1948mm(同+53)×全高1481mm(同+61)、ホイールベース3171mm(同+106)で、全方位的に大きくなっている。それでいながら、車重は先代から160kgほども軽い1900kgに抑えられている。これはボディパネルの60%強をアルミ製にした効果で、前後重量バランスも理想的な50:50が維持された。 クラフトマンシップ溢れる内装はさすがの仕上がり。装備類では、直感操作が自慢の「マセラティ タッチ コントロール スクリーン」や調整可能なペダル、リアビューカメラなどが備わる。ホイールベース延長により室内のゆとりが増し、後席レッグルームやラゲッジルームも広がっている。標準は5人乗り仕様だが、よりラグジュアリーな4人乗り仕様もオプション設定される。 フェラーリ傘下を離れ、フィアットグループの高級車セグメントを担っているマセラティは現在、2015年までに全世界で年間5万台を生産という大きな目標を立てている。その一環として、ディーラー網の整備を進め、2013年中に350拠点、2015年には425拠点まで広げていくという。 日本では4月19日(金)に国内最大のマセラティショールームが、名古屋市の中区にオープンする。 また、現行ラインアップは、今回の「クアトロポルテ GT S」、2ドアクーペの「グラントゥーリズモ」、コンバーチブルの「グランカブリオ」の3ラインだが、ニューモデルも精力的に投入していく。
2013年04月04日
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並み居るAUDI車の中でも、トップレベルのパフォーマンスを発揮するクルマです。RS4です。 記事はRESPONSEからです。 アウディ ジャパンは、新型アウディ『RS4アバント』を4月10日より発売する。 3世代目となる新型RS4アバントは、最高出力450ps、最大トルク430Nmを発揮する4.2リッターV8 FSIエンジンを搭載。7速Sトロニックを組み合わせ、0-100km/h加速4.7秒、最高速度250km/hを発揮する。 ドライブトレインには最新世代のクワトロシステムを、足回りにはRS4専用スポーツサスペンションを採用する。 エクステリアは、つや消しアルミニウム仕上げのフレームに囲まれたハニカムメッシュのシングルフレームグリル、大型エアインテーク付きのフロントバンパー、ワイドフェンダーなどの専用装備を備える。 インテリアはブラック基調でまとめられており、ファインナッパレザーのSスポーツシートを標準装着する。 価格は1195万円。
2013年04月03日
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英JAGUAR・・ですネ。新しく、XKR-S GTというグレードになります。まんま、レーサーだそうです。記事はCar Viewからです。 ジャガーは英国時間26日、XKシリーズの高性能モデル“XKR-S GT”を世界初公開した。 ジャガーのETO部門が手がけたモデルで、最高出力550psを発生する。 目指されたのは、「そのままサーキットも走れるロードゴーイングモデル」。 大型リアウイングが示すように高速域における車両の安定性向上が図られており、最大で145kgのダウンフォースが得られると謳われる。 エンジンは、5リッタースーパーチャージドV8を搭載し、最高出力550ps、最大トルク680Nmを誇る。 0-60mph(96km/h)加速は3.9秒だ。 同モデルは、ジャガーが展開する高性能車シリーズ“R”モデルに属する1台で、初期生産は北米向けの30台に限られる。
2013年04月02日
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2013年世界カー・オブ・ザ・イヤーが決定となりました。PORSCHEですネ!86・BRZは善戦したと思いますよ。記事はRESPONSEからです。 ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月28日、米国で開催中のニューヨークモーターショー13において、「2013ワールドパフォーマンスカーオブザイヤー」を新型ポルシェ『ボクスター』/『ケイマン』に授与した。 同賞はワールドカーオブザイヤーと同時に発表されるもので、2012年に発売されたスポーツモデルの中から、世界約60名のジャーリストの投票によってベストな1台を選出するもの。年間生産台数は500台以上が条件だ。 そして2013ワールドパフォーマンスカーオブザイヤーは、新型ポルシェ『ボクスター』/『ケイマン』が受賞。フェラーリ『F12ベルリネッタ』、トヨタ『86』/スバル『BRZ』を抑えて、栄冠を手にしている。 過去の結果は、2006年がポルシェ『ケイマンS』、2007年がアウディ『RS4』、2008年がアウディ『R8』、2009年が日産『GT-R』、2010年がアウディ『R8V10』、2011年がフェラーリ『458イタリア』、2012年が新型ポルシェ『911』。ポルシェは2年連続、3回目のワールドパフォーマンスカーオブザイヤー受賞となった。
2013年04月01日
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