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ウソをつくと、 認知的不協和 が引き起こされます。
認知的不協和とは、人間が自分の中に 2 つか、それ以上の相反する考えを持つときに不快感を覚える状態。
ウソをつくとストレスがたまります。
認知的不協和により、損をこうむってしまうこともあります。
仕事でついたウソが原因で、破滅に陥ってしまうこともあります。
ストレス社会に生きる私たち。
ウソをつくことだけがストレスの原因ではありません。
しかし、ウソをつくことで、 ストレスの量が増える のは事実。
ウソは 心理的負担 になるだけではなく、 さまざまな健康被害 があることが分かっています。
なるべくなら、ウソをつかないようにしたいものです。
とはいえ、朝起きてから夜寝るまで、ずっとウソをつかない! と決め、それを実行し続けることが、かならずしもベストではありません。
ウソをつくことで、ストレスや、困った事態を引き起こしてしまうこともあるのです。
「歯に衣着せぬ言葉」 がトラブルを生み出してしまうことがありますよね。
そういう事態がまずあります。
あるいは、ウソをつくことで、 身の安全が守られる こともあります。
親の仕事の都合でアジアに暮らしていた日本人の子供が、誘拐に合いそうになり、「日本人か」と尋ねられて、「違う」と ウソをついたことにより、誘拐されずにすんだ 、というエピソードもあります。
その際、もしもその子供が正直に「日本人です」と答えていたら、金目当てに誘拐されていたでしょう。
そうしたウソが、ときに生命の安全を確保してくれることもあるのです。
そこまでいかなくても、ウソをつくことで、ストレスを減らせるのなら、そちらのほうが良いでしょう。
一番大切なのは、ストレスを溜めないこと。
そして、健康を維持することです。
例外は常にあります。
ウソばかりつくのも、つじつま合わせが大変でストレスだし、いつも正直をキープするのも、トラブルに巻き込まれたり、事態を悪化させたりしてストレスとなります。
ただひとつ言えるのは、 社交辞令のウソは、避けるべきだ 、ということです。
「日本人は嘘つきだ」 という意見は、外国人の間では、わりとポピュラーです。
それはこの、社交辞令を指しています。
本当は会いたくないのに、「今度お会いしましょう」と言ったり。
本当は良いと思っていないのに、「素晴らしいですね」と言ったり。
人間関係を良くしようと言った社交辞令が、逆に不快感を与えているかもしれません。
身近というか、最近はやりの例で言うと、 facebook の投稿で、なんでもかんでも「イイね!」と押す人、これが相手を不快にさせることがあります。
本当は「イイね!」なんて思っていないのに、投稿すると必ず「イイね!」とつけてくる。
自分だけではなく、ほかの人の投稿にもぜんぶ「イイね!」とつけたりしています。
こういう人に「イイね!」を押されても、「本当に「イイね!」と思っているの!?」と逆に不快になってしまうものです。
ウソを減らしてストレスを減らしたい、と思うのなら、とりあえず、社交辞令のウソだけでも、減らしてみてはいかがでしょうか。
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