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お口のニオイは、乾燥が原因のことがあります。
口の中には、数多くの細菌がいます。
私たちが食べ物を食べると、食べかすが口の中に残ります。
歯と歯の間にも残るし、舌にも残るし、口腔内全体に残ります。
それをエサにして、細菌が繁殖してしまうのです。
細菌が繁殖すると、口臭の原因になってしまいます。
なので、まめに歯磨きをして、細菌を除去してあげることが大切です。
でも、きちんと歯磨きをしていても、まだお口がにおうような気がしたりします。
もしもそうなら、それは お口の中の乾燥 が原因なのかもしれません。
お口の中の唾液が少なくなって、それが口臭を招いているかもしれないのです。
唾液 は、口臭予防の観点から、重要な役割を果たします。
唾液は、口臭の原因となる、細菌を洗い流してくれるためです。
唾液分泌が少なくなると、細菌が洗い流されず、繁殖するままになってしまうおそれがあります。
これを解消するためにも、お口の中の うるおい対策 をとる必要があります。
口の中が乾いているな、と思ったら、水を飲むと良いですね。
それだけで、お口の中にうるおいがもたらされます。
でも、水を飲んでも、一時的なものなので、しばらくしたらまた乾いてしまう可能性も大です。
できるなら、唾液が出やすくなるように、促してあげたいですね。
そのためにおすすめなのが、 ナッツやドライフルーツ です。
ナッツやドライフルーツを食べると、唾液が出やすくなります。
これらの食べ物は、 硬くて弾力があります よね。
こういうものを噛むと、唾液が分泌しやすくなるんです。
口腔内を洗浄して、清潔に保ってくれます。
するめいか などでも良いですね。
口の中が乾きやすいな、と思ったら、噛みごたえのあるものを、食べるようにしましょう。
口の中をキレイにしたいときにぜひ行いたい歯磨きですが、歯磨きもしすぎると、お口を乾燥させてしまうので注意が必要です。
歯磨きをして、洗い流すときに、 唾液も洗い流してしまう ためです。
お口の中のうるおいを保つために、なくてはならない、唾液まで洗い流してしまっては、逆効果ですよね。
お口のニオイが気になると、つい歯磨きをして、すっきりさせたくなりますが、やりすぎは禁物。 1 日 3 回、毎食後に磨くだけに留めましょう。
1 日 2 回にして、昼間はデンタルリンスにしても良いですね。
良質な唾液を出すには、原料の補給も大切です。
口の中をうるおすために水を飲もう、と先ほど述べましたが、それだけではなく、原料を補給する意味で、水分補給は大切です。
1 日に分泌される唾液の量は 1 1.5 リットル ほど。
かなりの量ですね。
この量を出すためには、 1 日に 3 リットルの水分を摂取 しないといけません。
ただし、水分は食べ物からも補給できるので、ペットボトルの水を 1 日 3 リットル飲まないといけないわけではありません。
水として補給するなら、 1 日 1 リットル程度が適当ですね。
口の中を、乾燥させないようにする工夫も大切です。
なるべく口は閉じましょう。
開いていると、どんどん乾燥してしまいます。