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時間が経つことが怖かった。ずっと、ずっと、2000年2月でとまっていたかった。だって、夢人がお腹にいた感触、夢人を抱っこした感触、忘れたくなかったから...。夢人の事、みんなから忘れられそうで怖かった。 でも、あれから10年。私の中で夢人が亡くなった時間でとまっていた時計も動き出し、10年という月日が流れ...。 今年も夢人の10歳の誕生日を家族でお祝いをし、そして、10度目の命日を心穏やかに迎えました。 あの頃は、時間が経つのも怖かったのに、当たり前のように、時間が過ぎていく。当たり前のように、毎日を送っている...。 この当たり前に日々が過ごせる事の幸せを夢人は命をかけて、私に教えてくれた...。 夢人、お誕生日おめでとう。 夢人、歩夢、夢叶のお母さんでいられる事、幸せです。 産まれてきてくれて、ありがとう...。
2010年02月21日
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もう、2月も8日ですね。昨日、京都にも雪がちらついていました。 終わりました...。夢叶の附属小学校の検定。結果、ダメでした。 年長になってから、「地元の小学校に行きたい!ランドセルが欲しい!」って口癖のように言っていたのですが、 お兄ちゃんと一緒の塾に通いだしてから、お兄ちゃんと一緒の小学校に行きたい、試験は絶対に受かりたい!って、さすが、2番目の子は目標がはっきりと見えて、お兄ちゃんの時とは、受験への思いはまた、違ったものでした。それだけに、私も夢叶が附属小学校に行く、イメージはあっても、地元の小学校に通うイメージがまったくありませんでした。 夢叶に結果を伝えなければいけません。正直、私も夢叶も絶対に大丈夫と思っていました。だから、ショックを受けないか、泣き叫ぶのか?想像がつきませんでした。 話す前に、今、幼稚園で歌っている、「さくら」を歌っているのが聞こえてきました。 ♪ どんなに、苦しい時も君はわらっているから♪くじけそうになりかけても がんばれる気がしたよ 涙が出てきました。 夢叶に、試験がだめだったことを伝えると、しばらく黙ってから、「地元の小学校までの行き方を書いて!」と紙を持ってきました。 夢叶に、優しい言葉をかけようとすると、耳を押さえて、必死で聞かないようにしていました。私に涙を見せて心配させないようにしていました。夢叶は思っていた以上に強い子でした。 でも、夜に、「悲しい思い、悔しい思いは、口に出してもいいし、泣いてもいいよ」って、言っても、「涙が出ない~」って、笑っておどけて見せました。お母さんに心配かけないように、一生懸命に言った言葉でした。夢叶は強いけど、優しい子供に成長してくれていました。 歩夢には夢叶に刺激するような事を言わないように!と心配していたのですが、夢叶の結果を聞くと、目に涙をいっぱい浮かべていました。これも意外でした。でも、よく考えたら、歩夢が一番、夢叶に受かって欲しかった、一緒にバスに乗って、学校に行きたかったんだと、思います。 夢叶と地元の小学校の話をいろいろと話す事で、私も、切り替える事が出来たのですが、大人は割り切る方法を知っていても、歩夢はすぐには受け入れるのは難しいはずです。 一生懸命にがんばっていただけに、残念で、悔しい思いはたくさんしたけれど、でも、お受験を通して、たくさんの経験も出来たし、夢叶が強く、やさしい女の子に成長してくれている事も気づく事が出来ました。そして、いつも妹にちょっかいばかり出している歩夢、妹思いのやさしいおにいちゃんに成長してると、改めて、感じる事が出来ました。 この間、夢叶がお風呂で、「もう一度、試験が受けたい...」「お兄ちゃんと一緒のランリュックでおにいちゃんと一緒に行きたかった」とポツリと、言いました。 6歳の夢叶にとって、一生懸命にがんばった、試験のために我慢した事もあった。でも、結果はおにいちゃんと一緒の学校にはいけなかった...。 でも、この経験や悔しい思いががきっと、きっと、夢叶をまた、いっそう強くやさしい子に成長させてくれると、思っています。 夢叶、がんばったね。優しいお兄ちゃんを持って、よかったね。 そんな、歩夢、夢叶のお母さんで幸せ者です。
2010年02月07日
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