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ビヨンセの今ヒットしてる曲はアラブふう。イブライヒム・タトゥルセス(トルコの演歌風のおっちゃん。その歌唱力は世界のトップクラス)のようなサウンドだ。アラブ歌謡ふうにビヨンセもコブシをまわすように「ア~ァ~」と歌いますが、残念ながらそのコブシに色気が無いです。アラブ方面や東南アジアのほうの女性歌手の魅力にはかないません。あとアメリカのR&Bやポップス歌手の伴奏ですが、さすがに最先端のゴージャスな音なのですが、あまりにも空虚。すぐに飽きられる音なのが一聴して分かる。ハリウッド映画のデジタルサラウンドの音や、豪華なセットやSFXもゴージャスだけど、すぐに廃墟になると思う。その点アラブやアジアの音楽は泥臭い分、そう簡単には時代の波にはへこたれないと思います。
2004/04/29
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今月の「ミュージックマガジン」の中村とうようの「砂漠のブルーズ」の文は共感できるものばかりでした。「グーナワミュージック」とローバート・プラント(レッドツェッペリン)の関係なんて書かれてて、その2枚(プラントのソロとグーナワのオムニ「マラケッシュでお茶を」が同時期に出た)が出た当時、一緒にその2枚を購入した自分の耳に間違いがなかったことを感じます。エアロスミスが最近ブルーズのカバー集を出しましたが、パワーとセンスはさすが!と思いましたが、それ以上のものは感じませんでした。「ブルーズとは何ぞや」とはさすがに答えは出せませんが、ブルーズを今一生懸命カバーしたり、その筋にのっとたロックをやるより、アフリカやアラブのブリブリした音にブルーズを感じるのは何故でしょうか?言葉では言い表せせませんが、やっぱりフィーリングなんでしょうか?しかし、ブルーズがフィーリングのみで語られていいものか?と疑問も生じます。まあ、今の所の答えは、グーナワやマリなどの北アフリカと地中海周辺には刺激ある音楽の希望があるということです。逆に欧米ロックの完成された音のパワーの限界を感じたのがエアロの新作でした。
2004/04/23
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悔しいかな。今ごろフィッシュマンズという日本のダブロック?バンドにはまってしまった。「マジックラブ」ってシングル持ってて、7年ぶりに聞いたらはまるはまる。ダブといえばレゲエやイギリスのダブエンジニアのCDなど、いろいろ聞いたし、日本ではDRY&HEAVYなんか好きだけど、フィッシュマンズみたいな浮遊感や宇宙を感じさせる「バンド」って世界探してもいないんじゃないか?随分遅れてはまるのはしゃくだけど、今度アルバム買おう。音響系なんかとは違う音の立体感が素晴らしい。ドラムの音が素晴らしい。ちなみに「マジックラブ」のカップリングのダブバージョンのセンスがダブのマンネリの概念を打ち破るジャジーなトラック。ダブに止まらないこのセンス!アルバムが楽しみだ。
2004/04/21
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ジミヘン(特に初期)のサウンドは殆どダブである。そう思った。音のひしゃげ方とかギターが異常なサウンドで前面に押し出されて、リズム隊はバッグで小さく、ポコポコとやってる。これは推測だが、ジミヘンが自らのボーカルを嫌い、白人のリズム隊に満足いかず、音をひっこまさせたのかな…と。それで縦軸の不思議な音の空間ができあがって、ダブっぽい音の出し入れが激しいように聞こえてくる。でも優れたダブというのはリズム隊のグルーヴが本当にしっかりしてないと、うわっつらの音になって、どうしようもないとぼけたものになってしまう。僕が好きなダブのオーガスタ・パブロやフィッシュマンズといったところは、ドラムの音がものすごく良い。グルーヴがよくて、スネアの音がダブでうまく処理されてるダブは最高です。んで、ジミヘンもポコポコなるリズム隊が実はとてもグルーヴィーで、ジミのギターを引き立てています。ジミヘンもダブもとても暑い夏の浜風のようにしょっぱいながらも、気持のよいものです。
2004/04/20
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今ワウワウで「電撃フリント」って見た。凄くくだらなく、面白い映画だったけど、昨日見た「少林サッカー」の日本の漫画的な笑いより、こちらのアメコミ風味の方がやっぱり素敵。このフリントって人(ジェイムズ・コバーン演じる)途中から見たので、どういう関係かわからないが、女にモテモテで何十人も女引き連れており、無茶苦茶強くて、バレエダンスの天才でもあるらしい。また宇宙に飛んでっても、宇宙人の女性をナンパして地球に戻ってくるプレイボーイ。音楽、ファッション、チープそうで以外に豪華なSFぽさといい、60年代お洒落の極地で、DVDで何度も見れそー。買おうかな。
2004/04/18
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昨日ウイリーナガサキという人のCDを買いました。この人は福岡出身のパーカション奏者で、プロデュースは中村とうよう。凄いです!パーカッションが的確にもの凄いスピードで、他の楽器が鳴り響く隙の瞬間瞬間を狙って打たれていきます。まるでアメリカ軍のイラク戦争でのピンポイント爆撃攻撃のように(本当に正確だったか知りませんが…)連打されます。またホーンセクションの切れ味とスイング感はエリントン楽団のようです。全然話は変わりますが、アコムのCMのアイドル小野真弓の声が良い。コニ-・フランシスが「ヴァケイション」を歌うかのようなとてつもない晴れやかな感じです(大袈裟?)。曲はフォークなのに、この晴れやかさ。アイドル歌手としてはかなりのセンスを感じました。
2004/04/07
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