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僕の中で一番好きな音楽ビデオはアイク&ティナ・ターナー 「プラウド・メアリー」。この前1000円ぐらいでティナ・ターナーの映画「ティナ」が売ってたので買った。その中で見事なまでにこのライブビデオを再現してて感動した。ティナの究極で天然のサービス根性丸出しの映像に酔いしれた。「メアリーは燃えている」という歌詞そのものの燃えるティナとアイケッツ、それをクールに支えるアイクのギター。どんなにインテリが考え、ひねり出してもかなわない、高揚感と熱気に涙が出てくる。そうスポーツの筋書きのない感動みたいなものだ。甲子園でサヨナラ落球したり、K1の逆転KОを見たりとか。
2004/10/25
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1972年にも可愛らしい、まるでロネッツのような往年の「ウォール・オブ・サウンド」を見つけた!ジョン・レノンの「サムタイム・イン・ニューヨークシティ」の2曲目オノ・ヨーコ歌う「シスターズ・オー・シスターズ」。スペクター特有の壁は薄いが、途中に入るストリングスや「ビーマイベイビー」のような甘酸っぱい曲調、ハル・ブレインのドラムのようなジム・ケルトナーのドラマのおかずの連打。ヨーコの声がまた可愛らしい。「サムタイム・イン・ニューヨークシティ」はジョン&ヨーコの過激なアルバムの印象深いが、曲自体は「女は世界の奴隷か」等サックスのせつない響きにのったノスタルジックなオールディーズの世界を展開しており、オノ・ヨーコ中心のボーカルといい、スペクターの70年代の最良の仕事だといえる。
2004/10/19
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「ラジャラム・パック3」が出た。それとブライアン・ウィルソンの「スマイル」が出た。60年代と2000年代のサイケ(ブライアンがサイケかどうか分からないが…あんだけ薬で作ったアルバムだからトリップアルバムには間違いなし)な大御所二人のアルバムを同時に聞いた。ともにこれでもかというほど音の引出が溢れているが、個人的には現代のビートでトランス音楽を駆使したラジャの方が圧倒的なパワーで好みだ。ブライアンが60年代にこのアルバムを発売していれば、もっと侠気のパワーを宿していたかもしれない。しかし、2004年に作られたこのアルバムは美しいし、よく出来てるが、狂気性を感じさせてくれない。なにかがすっぽり抜けている。
2004/10/18
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「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の偉大なところは私は「ワールド・ミュージックのはしり」だと考えています。このアルバムを通してジョンはイギリスのサーカス的な、音楽の博覧会的な「ミュージック・ホール」を感じさせる音楽をサイケな手法で、イギリスの伝統を現代に蘇らせています。「フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト」の間奏部分の「これぞサイケ」という感じの逆回転は、まるで手回しオルガンを回してるかのようです。さらに「グッド・モーニング」におけるブラス・セクションは、時にはスカにおけるホーンのような音にも聞こえ、ジプシー・ブラスバンドにも聞こえます。ジョージはもちろんタブラの響きとリズムはもろインドや中近東のアラブ音楽です。このアルバムで一番活躍なのはポールですが、ストリングスを奏でた美しい音楽はロックからかけはなれています(ボーカルはロック魂あふれてますが)。1967年にこんなワールドな視野で、またポップスの世界で実験的な音を出したビートルズはあまりにも才能が他と比べて突き抜けすぎていました。ビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ」と比較されますが、もっとビートルズはロックやポップスを超えた視線を持っていて、内省的なものをつきとめたブライアン・ウィルソンとは違う次元のものを持っていた、つまり、やっぱり世界が広く、大きなスケールを感じさせます。
2004/10/10
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再びセリア・クルース。彼女が亡くなる前の前2作を聞きました。この1曲目もレゲトンです。彼女は大御所ながら本当に軽くて何でも取り入れます。最高にかっこいいおばあちゃんでした。しわがれた声でありながら訴えかけるボーカル。本当に素晴らしい。正直「ブエナビスタソシアルクラブ」なんて嫌になるぐらいロックでした!続いてこちらは円熟味を出すアフリカ・セネガルのユッスー・ンドゥール。こちらは初期のアルバム「イミグレ」を聞きました。80年代初期のアルバムですが、この作品は今回聞いて驚いたのはレゲエのエッセンスがものすごく詰まってること。1曲目はDJが途中ラップします。また2曲目のリズムはアフリカぽいのだが、リズムはレゲエ。さらにドラムにはエコーがっかってダブっぽいです。その奥から聞こえてくるパワフルフルなユッスーの歌声。たまりませんね。セネガルってどのへんかな~?ブラジルの旧植民地として知られるアフリカのアンゴラを感じさえるサウタージ感覚を感じさせます。どっちも傑作!
2004/10/05
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