2015年夏は過去に類をみない猛暑
2015年の今年の夏はとにかく暑いです。
北海道でも最高気温は35度を超え、
多くの地域で、過去の最高気温を軽く超す猛暑となっています。
総務省消防庁の調べによると、
7月27日から8月2日までの熱中症による救急搬送数は11,672人だったようです。
昨年の8月の搬送数が15,183人でしたので、
たった1週間で、昨年の8割弱の救急搬送があったことになります。
夏の大敵
これほど暑くなると、
外に出ようものなら、体中のいたるところから滝のような汗が流れ、
着ているものも、すぐにビッショリと汗だくになってしまいます。
そうです、夏の大敵といえば、汗です。
汗をかくのは普通の生理現象なので、
仕方がないのですが、
この「汗」が臭いの元になっているので、
放置しておくと、周りの多くの人に迷惑をかけることになります。
他にも、風邪をひいたり、皮膚のトラブルの原因にもなりかねません。
できるだけ、この「汗問題」を対処しておくことが重要です。
汗は本来無臭で、サラサラとしているのですが、
加齢に伴う汗腺機能の低下によって、ベタベタとした臭いのある汗になります。
効果的な汗の対処法
臭いの元となる汗の発生場所としては、
脇の下、首の後ろ、耳の裏側の3箇所だといわれています。
汗や臭いが気になる人は、この3箇所の汗をこまめにふき取るようにしてください。
また、冷房の効いた場所に行けば、
汗がひくので、臭いも無くなるだろうと思い勝ちですが、
実際には、汗は肌に付着したままなので、
時間の経過と共に雑菌が繁殖し臭いを発するようになっていきます。
この雑菌、汗を栄養源としており、
繁殖する際にニオイ分子を放出しています。
ですから、汗をそのままにするのではなく、
必ず汗ふきシートなどできっちりと汗を拭き取るようにしなければいけません。
とにかく、「放置」するのは厳禁です。
さらに、気を付けたいのがアンダーシャツです。
常に肌に触れるものなので、綿などの天然繊維の素材が最適です。
速乾性のある機能シャツは、化学繊維の場合が多く、
ものによっては、雑菌の繁殖を増長することもあるので、
注意して選ぶようにしてください。
綿などの天然繊維の場合でも、ぐっしょり濡れたまま放置していると、
雑菌は繁殖するので、体の汗を拭き取って、アンダーシャツも着替えるようすれば、
臭いの発生を防ぐことができます。
アンダーシャツの上手な洗濯の方法
また、アンダーシャツの洗濯方法ですが、
デオドランド入りの洗剤で洗濯しても、
皮脂の汚れや、臭いを取りきることはできません。
洗濯機で洗濯する前に、
ウタマロ石鹸などを使って、ゴシゴシと手洗いするようにしてください。
このひと手間を加えるだけで、
見違えるように白くなり、臭いも綺麗に取れます。
どうしても汚れや臭いが取れない場合は、
そのアンダーシャツの寿命かもしれません。
ひと夏限りと割り切って、買い換えるようにしてください。
綿素材のアンダーシャツなら、
古くなっても雑巾代わりに活用することができるので、
トイレ掃除や玄関のタタキの拭き掃除などに活用するようにしてください。
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