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2014年09月11日
初めてのシュンベツ川
昨日の十勝・太平洋側と胆振の登別、白老、苫小牧での大雨による災害を知ったのは、札幌に戻ってからのこと。特に胆振地方はひどい大雨だったようだ。当日の天気予報でも、苫小牧や白老は大雨が予想されていた。その隣の日高地方の予報は一日中曇りだったために、以前から計画していたシュンベツ川と静内川の合流点への釣行を強行した。
札幌を発ったのが7時半。途中で買物などに費やした時間を含めて3時間の行程だった。結果論だが、同じ時間を使うのならば何度も釣行した十勝の札内川や戸蔦別川、音更川などの大場所に行けたと思う。
シュンベツ川と静内川の合流点に入るには、双川ダム手前の双川橋の横にある道路を川に向かって下る。河川敷は砂利や小岩で形成され、流れのすぐそばまで車が入ることができる。
合流点付近で車を止めたが、その場所には先行者のジムニーが止まっていて、本流竿を用いた餌釣りを行っていた。
シュンベツ川の流れ込む箇所だけは水が透き通っているが、双川ダムから流れ出た水には濃い濁りが入っており、ドライを認識させるのは難しそう。本流竿を駆使した先行者にもあたりはないようだ。邪魔をしないように、双川ダムよりの上流に場所を据えた。
シュンベツ川上流から下ってきた釣人がこちらに向かってきた。話を聞くと、「上流のダムまで遡行したが、ほとんどが小さなやまめで大きな魚は釣れなかった」と、びくを見せてくれた。中には新子クラスのやまめが10数匹。
もともと、シュンベツ川の遡行は計画に入れていなかったために、それほど気にも留めなかった。しかし、後になって自分も遡行することになるとは、その段階では考えもつかなかった。
合流地点では、視認性の問題でドライが厳しいことから、沈めて流すマラブーを使用。これを流芯に乗せるが、水圧が思いのほか強くあっという間に流される。流芯脇に打ち込むとリトリーブが楽にできるようになった。その3投目に初めてのあたりがきた。引きはそれほど強くないが、10メートルほど下流でジャンプした瞬間に針が外れた。多分虹鱒だろう。
それから何度かあたりらしいものはあったが、針がかりしない。釣りを始めてから30分後に、ようやく釣れたのは20センチほどのブラウントラウト。黒と赤の斑点は変わらないが、体は全体的に白っぽい。この川独自の生態なのだろう。
さらに大物をと意気込んだが、その後は全くあたりがなくなった。いつの間にか本流竿の釣師も帰ってしまった。自分も場所を変えることにした。
静内川では、ここから5キロほど下った頭首工の傍で30センチのブラウンと虹鱒を釣ったことがある。実績のあるその場所に移るか、あるいは遡行しやすいシュンベツ川の上流を目指すか。結局、初めてのシュンベツ川上流を遡行することにした。
河原はまるで茶路川のように歩きやすく、開けていた。所々に鮭のホッチャレも見える。遡行するたびに現れる落ち込みや淵にドライを打ち込むと、新子クラスのやまめが反応するが、大物の気配はない。2キロ先のダムまで目指そうと思ったが、河原に残された多くの釣人の足跡に意欲が失せて帰路につくことにした。
いつになったら、大物を手にすることができるやら。
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最近は、あき缶さんのアキアジ釣りの記事を見て、羨ましく思っています。
すぐ近所に海があるのは、いいですね。
たくさんの釣果をブログに載せてください。
ご健闘を祈っています。
ルアーフィッシングを始めた頃は頻繁に通った区域です。
その頃は静内川の高見ダム、東の沢ダムまで行けたので1日掛かりで釣り歩いた
楽しい記憶があります。
シュンベツ川は春別ダムの裏には良く行きました。
体高のある太った虹鱒が釣れましたね。
ここ数年は全く行っていないのですが、久しぶりに行ってみたくなりました。