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2021年11月18日
自動車工場で働くには?
多くの方が毎日乗っている自動車。
都会でも自動車を見ない日はないでしょう。
仕事内容
自動車工場の仕事の流れは、
1.プレス
2.溶接
3.塗装
4.エンジン
5.車体組み立て
6.検査・出荷
となります。
ここでは、それぞれの、仕事内容をお伝えします。
1.プレス
車の車体は「鋼板」とよばれる鉄の板から作られます。
プレスは、長い鉄の板を切って、圧力をかけ、車体やドアなど車を構成するパーツを作ります。
プレスの流れは、「コイルセット?ブランキング?成形」
自動車工場では機械で行う作業が多くあります。
ここでも、切ったり圧力をかけたりするのは、機械で行う作業です。
機械操作では、正しい手順を踏んで作業を行えば大きなミスにはつ
ながりにくいです。
2.溶接
電気を流すことで発生する熱を利用して鉄板と鉄板をくっつけていく、溶接(ようせつ)という作業になります。
プレス工程で作られた、さまざまなパーツをつなぎあわせて、クルマの形にしていきます。
自動車工場では、多くのパーツを溶接する必要があります。
溶接の流れは、「インナーフレーム溶接?アウター結合溶接?ドア溶接?溶接チェック」
溶接の工程もほとんどは機械が主となるため、作業員の仕事は機械操作が中心となります。
しかし、機械を操作するだけでなく、接合部の強度をしっかりと確認する必要があります。
3.塗装
鉄という素材は、空気や水にふれるとだんだんとサビてきます。
そういったサビを防止したり、車屋をきれいに仕上げるために、何度も塗料を塗っていきます。
塗装の流れは「電着塗装?シーラー湿布?本塗装?塗装検査」
塗装もほとんどの工程を機械が行い、機会操作が主な仕事となります。
最後の検査は、人が確認し、塗装が均一かをチェックし、ムラがある場合は、ポリッシャーとよばれる機械で均一になるよう磨いていきます。
4.エンジン
車を動かすための動力源であるエンジンは、アルミ合金を素材にして作られます。
とても精密な部品となるため、専用の工場で作られることもあります。
エンジンの流れは「鋳造?機械加工?熱処理?エンジン組み立て」
エンジンもほとんどの作業は、機械操作となりますが、エンジン組み立てのところは、人の手で行うことが多いです。
エンジンの検査には専用の顕微鏡などを使用し、ミクロン単位で問題がないかを確認します。
5.車体組み立て
車体やエンジンのほか、タイヤや窓やシートなど、車にはとても多くの部品が使われています。
ボディフロント部分・・・ボンネット、ルーフ、ピラー、バンパー、フェンダー、サイドシル、フロントガラス、ボディ後部はリアバンパー、バックドアガラス、リアワイパー、トランクリッドなど。
内装・・・インパネ(ダッシュボード)、センタークラスター、グローブボックス、シフトレバー、センターコンソール、ステアリングホイールなど
その他・・・エンジン、ラジエーター、ミッション、ドライブシャフト、サスペンション、マフラーなど
これらをすべて組み付けていよいよ車として動く状態に仕上げていきます。
組み立ては自動車工場のメインとなる工程で、特に多くの人がこの作業を担当します。
自動車の組み立ては基本的に流れ作業で行われます。
ラインで流れてくる車体に、自分が担当するパーツをひたすら取り付けていくのです。
ドアやタイヤなど、パーツを取り付けることで自動車らしい形になっていき、「自動車工場で働いている」という実感が得られるでしょう。
エンジンなどの重いパーツは1人では持ち上げられないため、数人がかりで行います。
組み立ての流れは「インストルメントパネル取付?ガラス貼付?バンパー貼付?エンジン取付?シート投入?タイヤ取付?ドア取付」
組み立ての作業では、機械操作と人の手で行われます。
取り付けには必要なネジが多く細かい作業なので、人の手で効率的に取り付けていく箇所もあります。
6.検査・出荷
自動車の安全性を担保するうえで、検査も重要な工程の一つです。
車が組み上がり、出荷できる状態になっているか、見た目だけでなく、光軸検査や灯火検査、足廻り検査、テストコース走行など600項目以上のきびしい検査を行います。
検査の流れは「外装検査?内装検査?その他検査?出荷」
機械でも検査を行いますが、機械では見きれない箇所もありますので、最後は検査員が一人のドライバーとなり、自分の目や運転したときの感覚といった職人技でチェックしていきます。
自動車工場には、以上のような仕事があります。
多くの仕事が機械操作ととなり、単純作業となります。
しかし、ひとつひとつが大切な作業となっています。
緊張感を忘れず、自分の仕事に責任を持てる人が向いています。
お給料はどのくらい?
期間工・・・年収400〜450万
中には寮や食費の補助などがある会社では期間工の間で1000万以上貯金ができる人もいます。
正社員・・・年収400〜500万
正社員となると専門的な知識がある人が多く期間工とは異なり福利厚生が手厚く、夜勤手当てや残業手当てなどが加算されていきます。
役職などがつけば年収700万ほどになる会社も少なくはありません。
※求人要項数社参照
休みはどのくらい?
車や車部品などの製造ラインは基本的に24時間フル稼働で工場は動き続けています。
なので常に製造ラインに従業員が配置されている体制になります。
シフトを早番、日勤、夜勤、残業、休日出勤などを使用し、交代制にすることによって工場を回しています。
よって従業員の休みは土日休みに限らずシフト勤務になり週のどこか1〜2日休みを振り分けられる事も少なくはありません。
必要な資格は?
自動車メーカーに就職するにあたって、必要とされる資格や免許は基本的にありません。
自動車メーカーの就職では、絶対とは言えませんが資格よりも「学歴」のほうが重要になります。
募集要項に4年大学卒業以上と表記されることも多く、さらにそれに加え難しい大学などを卒業する生徒の方が採用されやすい傾向も見られました。
しかし、昨今の考えでは学歴だけで判断するところも徐々に減りつつあります。
とくに新卒採用においては、資格よりも性格や適性、基礎ポテンシャルなどが注目され、人物重視の採用になることが多いのです。
会社によって給料や休みの体制も違うので比較してみてね!
タグ: 自動車工場