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2021年01月30日

単三電池王(ランキング)17 2A部門についてランキング化を中止します。


単三電池電池の性能を趣味で比較しております。
用途に分けて3種の電流値の部門に分けており、2A,1A,0.5Aの3種類を比較してきました。

申し訳ありませんが、ここで2A評価部門を打ち切りたいと考えております。
理由ですが下記などあります。
・2A部門は、V=IRで分かるように、わずかな抵抗誤差が乗ると大きく性能に影響が出ること。
 恒温槽の温度精度、測定治具との接触抵抗、装置の精度など
・電池のばらつき影響が大きく反映する。測定数を複数個行い平均で行わないといけない。
・実測後にものによってはずっと触れないくらいあくなるものもあります。
 抵抗が大きいセルほど自己発熱量が大きいです。
 そして、自己発熱すると、セルのパフォーマンスが大幅向上します。
 その為、実際は抵抗が低いセルが優れていて出力や容量が大きく出るはずですが、
 抵抗が高く性能が低いセルが逆転的に高い性能が出ていることがあります。
 そうなるとこちらのほうが優れていると本心で判定できないと考えております。
 また、連続2Aで流した評価と、瞬間2Aや、時間を空けた間欠2Aで評価した結果は大きく異なると思います。

これまでの結果は、連続放電して、自己発熱の温度上昇分を含んだ結果があって、
2A部門だけ1Aと0.5Aに対し整合性が少ないと感じる部分が一部出てきました。
2A評価はある程度真剣にやらないと難しいかもしれません。
お金をかけて装置など整備すれば可能と思いますが、
私の測定環境では正確に比較できるレベルの測定をするのが難しいので、ストップしたいと思います。
一方で、測定は行っていきますので、ランキング化しない参考値として開示していきたいと思います。
ここからは、1A部門と0.5A部門と番外参考編の2A連続放電評価ということにしたいと思います。
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