今回は会社支給PCが低スペックだったら・・・というお話をしようと思います。
エンジニアなんだからそれなりのPCが支給されるだろう・・・と思ったら大間違いです。
中小企業では古い廉価版のPCが支給される事がザラにあります。
具体例
とある現場(2019年)で以下のようなスペックのPCが支給されました。
CPU:インテルCeleronプロセッサー B830
メモリ:4G
ストレージ:400Gくらい(HDD)
OS:Windows7
そこそこ大きな業務系のWeb開発でしたが、
とにかくカクカクでコーディングができるようなものではありませんでした。
プロジェクトのビルドに5分かかり、生産性の低下を招いていました。
因みに部長と呼ばれるお偉いさんの高スペックPCでは10秒ほどでビルドが完了してました。
OSですが、4GのメモリだとWin10にアップデートできないという理由でWin7のまま使ってました。
基本的に嘆いてもPCが入れ替わることはないので、動作を軽くする方法を調べ実践するしかありません。
視覚効果を抑えたらり、コルタナを無効にしたり、色々やるしかないです。
価格: 75,000円
(2021/6/13 14:08時点)
感想(8件)
なぜ低スペックPCを与えるのか
客先常駐や準委任契約という日本の特性を考えると、
経営者からするとハイスペックPCを買い与える必要はないんですよね。
外部の人間だと契約が月に140時間〜180時間となっており、この範囲に収まれば支払う金額は変わらないのです。(その人の所属会社からは残業代は出るでしょうが)
ということで、エンジニアが8時間で仕事を終わらせようが10時間で仕事を終わらせようが金額的には一緒なのです。
こういう理由で弱小企業はPC買い替えに億劫なんですよね。
要は、低スペックPCが支給されたら腹を括るしかないということです。
それか立派な企業に転職するやら独立するやらです。日本は色々残念です。
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