システム開発における「請負開発」について偏見混じりで解説しようと思います。
因みに私が関わった請負の案件は 例外なく炎上した 。
請負契約とは
客「従業員の出退勤を管理するシステムを作ってくれよ。」
IT企業「かしこまりました」
客「1000万円だすから、納期は3/31ね!」
実際は複数の会社がコンペ形式に見積もりを出して、顧客は良いと思った企業に依頼をする。
以下が特徴。
作業場所:自社(持ち帰り)
作業指示者:自社
瑕疵: あり
請負は期日までに納品すれば良いので、進め方は自由である。ただし 納期は絶対 である。瑕疵もあるのでバグがあれば納品後も修正が必要である。
例えばベテランエンジニア2人で1ヶ月終わらせて大量の利益を得ようが、100人で3ヶ月かけて赤字になろうが自由です。
私は順調な請負案件を見たことがない。
受注段階では仕様は決まってない。納期だけ決まる。
顧客都合で仕様変更が多発しようが、納期と顧客の支払い金額だけは絶対に変わらない。
こんな感じで、大きな利益を得るチャンスかもしれないが、大炎上のリスクも高い「ギャンブル」なのです。
納品後も瑕疵対応が待ってますし、恐ろしい契約なのです。
こんな感じでシステムの外注は百害あって一利無しなので、自分の会社のものは自分の会社で作るのが一番ですね。
皆さんも請負案件からは逃げましょう、そんな記事でした。
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