今朝は8時50分に消費税増税を実行するかの判断材料とされるGDP速報値の発表があります。しかし、報道を見る限り、消費税増税の先送りと衆議院の解散・総選挙はほぼ決定的と言えるでしょう。
日経平均は消費税増税の先送りや解散・総選挙を期待する形で先に上がりました。移動平均線からの乖離率などから短期的な過熱感は否めません。気になる点としては日経平均は先物主導で上がったものの、新興市場や2部市場は弱い展開です。米国でもNYダウが最高値更新してもラッセル2000は重く日本の2部市場などと似た形です。
今週は19日あたりに衆議院の解散が見込まれます。一旦は材料出尽くし的に利益確定の売りが出る可能性は考えておくべきでしょう。今日、明日にもう一段上がるかもしれませんが、その場合は調整をより意識すべきだと思います。
調整はどのような形になるかはわかりません。19日頃から25,26日頃までの短期的な調整なのか、あるいは日柄調整になるのかは実際に動きを待ちたいと思います。SQ値17549.60円に対して日経平均がどう動くかも注目です。
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