去年は漁獲量が減少したということで値段が上がったこともあり、土用の丑の日にうなぎを食べることは遠慮していました。
でも今ならいいんじゃない?と思って食べたのですが、最近なんだかウナギを食べることが後ろめたい気がして、なんだか釈然としない思いがしてしまいました。
何故なら日本ウナギが絶滅危惧種に分類されてしまったからです。
そんな絶滅危惧種のうなぎを食べ続ける事はどうなんでしょう..などとちょっとだけ自問自答してみたりしてしまいました。
いっそのこと禁漁にして保護措置を取った方がいいのでしょうか?
漁獲量は減少している?
昨年(2018年)1月にシラスウナギの漁獲が平年の1%に落ち込んだという報道がありました。
ウナギが大不漁の恐れ 前年同期のわずか1% 値上がり必至、取引規制も
https://www.sankei.com/life/news/180113/lif1801130045-n1.html
それを報道で知った時これは大変だ!と思ったのですが、同じ年(2018年)の夏前、即ち土用丑の日を控えた6月から7月頃になると、どうやらウナギは余っているらしいという報道がされるようになりました。
“不漁”のうなぎ 実は余ってる?
https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2018_0724.html
まあ、よく考えればシラスウナギが生育する期間を考えると、その年のシラスウナギが僅か数ヶ月で育つわけではないので、その前年の豊漁だったときの稚魚が流通段階で価格が高騰した一方、消費者はウナギの価格高騰を警戒して消費を抑えたことがうなぎ余りの原因だったようです。
なんか変だぞ..
余っているのなら価格が下がって流通するのが市場経済の原理だとおもいきや、決して昨年は値段が下がったという話は耳にしませんでした。
つまり、余っていても騰がった値段はそのまま。
あれ?なんか変だぞ?とは思っていたのですが、ちょっとネットで調べたら興味深いサイトを見つけました。
ウナギ絶滅報道のウソ(こうして日本は自滅していく)
https://unagi-best.com/%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%82%AE%E7%B5%B6%E6%BB%85%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%82%BD.html
どうも「絶滅危惧種ビジネス」が展開されているような予感がしてきました。
「世界の75%のウナギを日本人が食べてる」というウソ
つい昨日まで私は表題の通りだろうと信じていたのですが、これまた調べてみると事実と違うようです。
嘘だらけの「ウナギ絶滅」説…中国産でもニホンウナギ、日本人悪玉論はデマ、謎の生態
https://news.goo.ne.jp/article/bizjournal/business/bizjournal-bj-32685.html
つまりは、どうもウナギの値段は下げずになんとか新しいビジネス展開ができないものかと考える人たちによって、報道が誘導されているような気配なのです。
こんなものもあります。
「バカ高いウナギ」味のナマズの蒲焼きに絶賛の嵐!5百円で普及の可能性、開発7年間の死闘
https://biz-journal.jp/2016/10/post_16820.html
食べないより食べ続けることの方が..
どうやら日本人がウナギを食べなくなったからといって、ウナギが絶滅危惧種の分類から外れることはなさそうです。そういう問題ではないのだろうなと思いました。
私の直感は、食べないよりも食べ続けることの方が大切なように思えるのです。
ウナギの問題は食材が投機の対象になってしまうことによる弊害が極端な形で表れたものなのかも知れません。
炭火焼の蒲焼きを提供するお店です。
昔ながらの調理法で営業しています。
この純米吟醸酒は美味しかった!
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