当ブログ運営者の居酒屋八角こと店主の八角です。
2020年(令和2年)の年明けより自動車専用船(PCC)にて乗船勤務している息子が乗船後最初の航海の行き先、 中東湾岸諸国 より一時帰国したタイミングで訪船してきました。
次の航海の行き先は オーストラリア ですが、山口や名古屋で積み荷の輸出用新車自動車を積み込みます。
今回は、自宅からも比較的近い、山口県防府市の中関(なかのせき)への訪船となりました。
防府駅前のホテルよりタクシーで三田尻中関の専用岸壁に行きます。
中関の専用ふ頭、入り口ゲートで許可証の交付を受け、晴れて場内への入場許可をいただきました。
今回の自動車専用船は、7500台積みの巨大船です。
ちょうど、新車自動車の積み込み作業中でした。
港内は、自動車優先です。
作業の邪魔にならないように、徒歩で、乗船です。
無事、船内に入りました。
専用エレベーターで最上階の船員居住区へ
居住区の廊下です。
左右にクルーの個室があります。
息子は、入社2年目の三等航海士です。
船員は、「職員」と「部員」に分かれており
3等航海士は、職員の中では、一番下のランクです。
ちなみに、商船高専(商船学科)や商船系学部のある神戸大学や東京海洋大学を卒業し3級海技士免許を取得すると外航大型船に3等航海士の職員として乗船することができます。
「部員」は、ほとんどが、フィリピン人です。
3等航海士(third officer) 個室
トイレ、シャワーも個室にあります。
船員用のトレーニングルーム
職員用(航海士、機関士)食堂
日本を忘れない?ように、日本人形も飾られています。
船橋(せんきょう)ブリッジ
船の最上階からの眺め
メインエンジン
ここ、防府市の中関ふ頭での停泊(積み込み)はわずか1日です。
夕方には、出港(出航)です。
このあと、広島、名古屋で積み込みを終えると、オーストラリアのクインズランド州へ向けての航海が始まります。
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