建設業の2024年問題
運送業の2024年問題についてはだいぶ以前に記事になっていたので、別のブログで取り上げています。
2025年には荷物の約28%が届かず
https://tousi-jin.com/2023/01/20/%ef%bc%92%ef%bc%90%ef%bc%92%ef%bc%95%e5%b9%b4%e3%81%ab%e3%81%af%e8%8d%b7%e7%89%a9%e3%81%ae%e7%b4%84%ef%bc%92%ef%bc%98%ef%bc%85%e3%81%8c%e5%b1%8a%e3%81%8b%e3%81%9a/
しかし、建設業に関してはあまり騒がれていなかったので(私が気づいてないだけか)今回取り上げてみます。
内容
週休2日に相当する建設現場の「4週8閉所」に対応した結果、工期延長が必要に——。時間外労働の上限規制を2024年4月に適用する、いわゆる「2024年問題」を控えた建設業界で、公共工事の完成時期が遅れ、事業費が増大するケースが相次いでいる。
要は、運送業界の様に時間外労働の上限が適用猶予になっていたのが、適用されるために人手不足、工期の遅れ、建設費の増加が見込まれると言う記事です。
運送業界の2024年問題程ではないにしても、建設業界の業績や不動産価格などいろんなものに回り回って影響が出てきそうですね。
ちょっと気になったので
他の2024年問題について調べてみた
2024年に発生する深刻な影響が起きる社会問題の総称。
●ISDN終了
2024年1月から地域ごとに段階的にISDN(INSネット)終了よる企業間決済、受発注システムなどで発生する諸問題。
回線系の新規契約とか需要が増えるんでしょうかね??
●時間外労働に関する問題
建設、運輸、医療に対して例外的に認められていた時間外労働の上限規制の猶予が終了することから発生する諸問題。
適用猶予されていた事業・業務
・工作物の建設の事業
・自動車運転の業務
・医業に従事する医師
・鹿児島県及び沖縄県における砂糖を製造する事業
上記事業の業績・株価がどうなるのかに注目と。
逆に自動化・効率化・遠隔操作などの需要が増えそうです。
それらの技術を持っている企業や、合同出資の新会社や提携なども増えそうですし、株価の影響に注目したいですね。
既にそこら辺見込んで投資したり、売却したりしている人も多そうですが、それでもニュースが出た後に大幅に株価が動くので今後2024年問題による業績や、対策に対するニュースにも注目していきたいところです。