3397 丸亀製麺(トリドールホールディングス)
丸亀製麺(東京・渋谷)はこのほど、同社として初めてとなるドライブスルー店舗を群馬県渋川市に開いた。
車内のドリンクホルダーに収まるサイズのカップ入りの「丸亀シェイクうどん」などを充実させた。シェイクうどんは透明カップ入りで振るとタレや具材がほどよく混ざりそのまま食べられる。
ドライブスルー窓口専用の商品も提供することで来店動機につなげる考えだ。家族で遠出するシーンが増えると見越し、ドライブスルー専用に子どもも楽しめる味付けの「冷製コンポタうどん」(490円)やサイドメニューの「ひと口唐揚げ」(280円)や「ひと口ちくわ磯辺天」(200円)などを展開。車内で箸を使わずに手軽に食べられるよう、ひと口サイズでの提供にした。
ドライブスルー店舗の1号店がオープン しました。
最近話題になったドリンクホルダーに入るタイプの「丸亀シェイクうどん」はドライブスルーを見越した布石です。
国内では、店舗内の食事以外にドライブや、コロナ明けの外出増加・遠出の際の車移動中の需要を狙い開発しています。
丸亀シェイクうどんとドライブスルーが成功すれば、国内でも持ち帰り需要を取り込め業績が伸びます。
海外需要・進出
また、元の情報源(記事)を見失いましたが、1〜2ヵ月前に呼んだ記事では、海外店舗からのドライブスルー対応への要望が多かったため、シェイクうどんの開発とドライブスルー店舗を作ったとの事でした。
ちなみに、トリドールの海外店舗の情報です。
【売上】
2023年3月期実績:国内丸亀製麺 1,021億円 海外事業 614億円
2024年3月期計画:国内丸亀製麺 1,100億円 海外事業 750億円
24年の23年比計画:国内丸亀製麺 ?7.7% 海外事業 ?22.0%
【店舗数】
2023年3月末 国内直営:833店/海外直営:316店/海外FC:391店
2024年3月末 国内直営:880店/海外直営:419店/海外FC:450店
海外事業は利益こそ国内と比べるおまだ少ない結果ですが、売上、店舗数は国内に迫りつつあります。
海外から要望のあったドライブスルーが成功すれば、さらなるFC店舗の出店や、業績回復も期待できます。
既にここ1年ほど大幅に株価を上げていますが、長期投資先としては今後も可能性を感じる銘柄になります。