前任の黒田総裁の時は変更を発表直後、大幅な円高、株安へ進み増したが、今回はなぜかそうでも無いです。
31日 ドル/円は141.9円近辺むしろ円安が進んでいます。
日経平均は31日終値、33,172.22円、+1.26%、、円安が進んだので当然と言えば当然ですが上がっています。
ではなぜ円高に進まなかったのか??
前回の黒田総裁の時は円高に進んだのに・・・
日銀は28日の金融政策決定会合で長期金利の変動許容幅を事実上1%まで引き上げたが、マイナス金利撤廃まで踏み込む正常化には時間がかかるとの声が市場では大勢を占める。円を売って高金利通貨を買う「円キャリー取引」が続くとの見方が広がった。
7月上旬の内田真一日銀副総裁のインタビュー以来、円買い・ドル売りを積み上げていたファンド勢がドルを買い戻している」と指摘する。足元の円安進行は、利上げ期待が遠のき、再び円売りを積み上げている投機筋の動きを反映しているとみる。
米モルガン・スタンレーは今回の日銀の決定を「あくまで緩和の持続性強化のため」と分析。「政策変更がドル円の動きに与える影響は限定的」と指摘する。
マイナス金利自体は継続する見込みである為、円で借りてドル資産を買う動きが継続。
副総裁の事前情報で海外勢が調整済みだったが発表内容が思ったより弱かったので調整した分の買い戻しが入っている。
簡単に言うとこんな感じのようです。
とは言え、いずれは日本の金利も修正に動く事、アメリカの金利の引き下げもある事、などから、どこかでは円高、株安に下がる可能性もある為、長期での先行きは読み切れないし難しいですね。
個人的には長期投資継続、中・短気は控えめ、デイトレは短期のニュースがあった分かり易い時にぐらいですかね。。