これまであまり動かしてこなかった部分をほぐしたり、これからおこなう運動でけがをしにくい状態にするために、体ほぐし運動を行います。
この運動によって、体を使う楽しさやここちのよさを味わうことができます。そして、仲間と交流したり、おたがいの体調を知ったりすることができます。
姿勢の転換運動
体の状態を維持していくうえで姿勢をたもつことは大事です。ゆかに横になる、すわる、転がるなどの姿勢で心と体の状態を知るようにします。
たとえば、横たわった姿勢のうつぶせからあおむけにすばやく(あるいはゆっくり)転換します。そのとき自分の体のうごくむきの感覚を意識して行います。
そのほか前回り→仰向けに横たわる→こま回り→うつぶせ→うさぎはね→あおむけ
といった一連のうごきをつなげておこなって、つぎつぎに姿勢を変える転換運動を行います。
伸展運動と脱力運動
体のいろいろな部分をじゅうぶんに伸ばし、そのあと脱力してリラックスします。このうごきでここちよさをあじわいます。
・背中を丸めて伸ばす→前かがみの姿勢で脱力してリラックス
・胸を後ろにそらす→前かがみの姿勢で脱力してリラックス
・腕を上に伸び上がる→前かがみの姿勢で脱力してリラックス
・体側を伸ばす→前かがみの姿勢で脱力してリラックス
移動運動
距離、方向、スピードなどの運動の条件を変化させることにより、軽快にリズミカルな動きの運動を行います。この運動を行った後は、リラックスして構えた姿勢をとります。
伸び上がる、ジャンプする、ウォーキングする、ジョギングする、ボールや縄などの道具を使った運動(ドリブル、投げ上げ、両足跳び、駆け足跳びなど)
仲間との交流を楽しむ運動
仲間と共同して協力し合いながら行います。
これには体側伸ばし、体反らし、上体前曲げ、担ぎ合いなど様々な運動があります。その他にもボールや棒、縄などの道具を使った運動があります。
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