本日は日本化粧品検定2・3級より乳液・クリーム・美容液の基礎知識について書いていきたいと思います。
乳液・クリームの基礎知識
化粧水だけでは、肌表面から水分が蒸発しやすく、乳液やクリームを重ねることによって、 人工的な皮脂膜の役割を果たし潤いを閉じ込めます 保湿効果 もあります。冬の寒風と乾燥するシーズンには、 乳液後さらにクリームを重ねること がおすすめです。
乳液とクリームの違い
乳液とクリームは油分以外はとても似ています。
乳液
クリーム
スクワラン、オリーブ油、ホホバ油、シリコーン油などの流動性油分が多い
クリーム
個性成分やロウ類など乳液より油分が多くエモリエント効果が高い
美容液の基礎知識
美容液は「 化粧水と異なって、粘土があり、保湿機能とともにクリームや乳液のようなエモリエント機能をもつもの 」と定義されています。タイプとしては、さらっとしたジェル状のものから乳液のようなものなど様々あります。保湿だけでなく美白やハリ・弾力など、各々特徴的な プラスアルファの美容効果を得ること を目的としているため、美容(訴求)成分が高配合されているのです。したがって、 肌の悩み事やトラブルを予防するために美容液でのケア が必要になってきます。使用方法は、美容(訴求)成分の浸透を高めるため、化粧水で肌を整えた後に乳液やクリームの前に使用することが一般的な使い方です。
美容液の分類
肌悩み別の美容液
保湿美容液、肌荒れ改善美容液、毛穴ケア(収れん)美容液、アクネケア美容液、美白美容液、ハリ・弾力美容液
部位別美容液
目元用美容液、首用美容液、スポット用美容液
用途用美容液
導入美容液、化粧下地タイプ美容液、紫外線防止タイプ美容液