【第三回】の記事は コチラ
(以下、講演内容)
そこで、ホワイトボードに戻って、ほかにも理解しないといけないことがあります。
それがオープンソースの不思議な力で、失敗への恐れを取り除かなければというメンタリティーです。
皆が皆、正しい答えばかりを持っているというこの概念を排除しなければなりません。
私たちにあるのは、提案でありアイデアです。それが良いアイデアか悪いアイデアかを一緒に明らかにしてしていくのです。
ビットコインの大胆不敵さを思い出してください。
2008年、一室に男性や女性、チームが座って(作業して)いる(光景を)。2007年、構築にどれだけ時間がかかろうとも、私は、私たちが生成しているこのビットコインとは、自分のノートパソコンやコンピューターでマイニングをしなければならないものなのだと言っていました。
そして、そのようにマイニングをしていれば、やがては市場がそれ(ビットコイン)を形にして、人々がリアルマネーとトレードしたがるようになって、ついにはそれが力をつけて、カルトのごとく形成されて普及し、何千万人もの人々がマイニングされたこのトークンで生活したり、そのために特殊なマイクロチップやいろいろなものを作成したりして、ここで生きて行くようになるでしょうと。
これは相当わけのわからない狂気じみた内容で、2007年や2008年にこのような大言壮語を信じようと思えたでしょうか。
そんなことはないですね。この男は気がふれてるから出てってもらおうなどと言っていたことでしょう。
まさにこのとおりのことが起こりました。
なぜでしょうか?それは創設者自体が原因なのではなく、創設者が人々を引き入れるに十分な説得力があったからです。
そして、Hal Finney (コンピューター科学者) やMarty Malamiなどのような人々とともに3人でスタートし、成長していきました。
そこで、2017年のカルダノの大胆不敵さを思い出してみましょう。当時、私たちは「さて、我々は、このピアレビューによる研究を余すところなくこなし、暗号通貨の何たるかも知らないここに挙げた大学も参入させて、科学者を軍隊のように採用し、この分野で論文を書くことに自らのキャリアの最良の時期を費やすよう説得し、ピアレビューに生き残りを懸け、コンピュータサイエンスの問題を解決し、それが済んだら、この人たちに採用してもらい、上手く構築に取り組んでもらうんだ」などと自らに言い聞かせていました。
数字を挙げれば、カタリストに積極的に参加している人数は5万人を超えており、カルダノ上にローンチしたプロジェクトは100件以上、今後、あと1200件登場する予定です。
アクティブなウォレットは360万件、発行済みのネイティブアセットは600種類、強いて言えば、とんでもなく大きな妄想の寄せ集めで、ものすごく狂気じみているではないですか。でも、この狂気と寄せ集めが社会というものなんです。これを私たちはやり遂げたんです。
そして、来年もどうにかしてこのようなことをやるつもりで、Voltaire時代への扉を開く方法を模索するのです。
この現状を今、ここで見たって、現場ではこの数字が挙がっているのです。
知っている範囲でも、GitHubには729名の作成者がいて、コミット数は56,000、アクティブレポジトリが32件、 コードベースでのリリースがこれまでに139件、ステークプールが3,200個、1兆ドル相当額以上と思われるトランザクションが総計5,300万件、ウォレット数が360万件です。
ゴーストがたくさんいますね。
凄いでしょう?
私は、最初にホワイトボート動画を作成した2017年のときのように、私がこのホワイトボードに書いたことをこの組織やこのネットワークの一部の人々がきっと見てくれるはずだと思っていますが、どう思いますか?
この考えはとても面白いと思います。
私はアルゴリズム法が好きですので、それについて語りましょう。
実は、投票も好きです。1694を見てみましょう。
で、機関も好きです。良し悪しを分けるものは何なのかについて話しましょう。
良いガバナンスとは何か、悪いガバナンスとは何かについてです。
ここにその美しいものがあります。
この業界では、人々の誤りから学びが得られるのがオープンソースの性質であることもわかってきましたよね。
この中にFTXについて聞いたことがある人はどれだけいますか?(笑)
今回の破産申請について読んでみました。
現在、清算の手続きに入っているのはかつてエンロン社を担当した人だったので、素晴らしい文書でした。
なので、FTXはその担当者に来てもらって、いろいろな整理や倒産手続全般をやってもらったのですが、この担当者もエンロンの整理などいろいろやってきたけれど、人生でこんなにも深刻にガバナンスを欠いていて、企業ガバナンスの基本原則も見落とされている事例(←状態から変更)を見たことがないと書いています。
なのに、セコイアなどの優秀な人々も何億ドルもの資金をこれにつぎ込んでいました。
この人たちも皆、迂闊なことに、その状態で前進し、奮闘していたんです。
なので、たとえ、誰かが優秀で、カリスマ的で、驚くほど素晴らしくても、その人のやってることが好きでも好きでなくても、その人のことを世界一だなどと思っているとしても、これは私たち皆にとって、学びの時なのです。
そして、いつかは、良いガバナンスと良い機関を設置しないといけません。なぜなら、それによって皆が責任を負うようになるからです。それが、暗号通貨がくれた教訓です。
クリプトが失敗したのではありません。
倒れた暗号通貨などありません。
突然、ブロック生成を止めたブロックチェーンもなければ、取り引きを止めたDEXもありません。
繰り返しますが、人間は、誠実で信用に足る道義をわきまえた存在でいることが実に、実に苦手だということを自らが証明しています。
だからこそ、ブロックチェーンが存在し、このテクノロジーが実に信じがたいほど興味深いのです。なぜなら、最終的には、カルダノがそのニーズに応えるべく機能するだけでなく、世界を変えるものになるからで、私たちが金融オペレーティングシステムを持たない何百万人もの人々の金融OSになって、何もかもを変えていきたいと言うならば、私たちが実際に口にしていることが世界中をもっと誠実にしたいと言っているのと同義です。
私たちはもっと誠実になり、世界をもっと平等にしたい、人々が再び互いに信じ合えるようにし、もう一度、機関に信用が置けるようにしたいと思っています。
忘れもしない数年前、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)で働く職員とバーで隣り合わせになろうものなら、たいていの人は、「わぁ、あの人たちは凄いね。防護スーツ着て、エボラ熱でも何でも厭わず闘いに行って、大変ですね」と言ったものです。
今では米国民の半数がそういう人を見て、「あの人は我が子に癌汁を打とうとしてる人だ」と言います。
機関というのは愛され、称えられ、もてなされるかと思えば、悪い情報が流れたり、間違いがあったりすれば、こうも早く失墜するものなのだということがわかりますね。
機関の立場がどれだけ強かろうと、信用されていようと、認証されていようと、1つ2つ意思決定を間違えたり、あり得ないようなことが起きたりすれば、その立場から離れて崩壊するのです。
大事なのは、ブロックチェーンテクノロジーを用いて、機関を入れ替えるか、増やすかして、悪いことをさせない、するべきじゃない、悪いことはするなから、悪いことができない状態にして、絶対的な信用が置けるようにできないかということです。
そのために私たちは、何はともあれ、明確にそれを達成できるものが欲しくて、ゼロナレッジの実験を始めました。
それが、険しいほどに哲学的なVoltaireで、我が人生で最も困難なことでした。その最も困難なことをご自身の人生の中であなたがたもやろうとしています。これはやり遂げなければならないので、私たちはそこに到達しましょう。この業界の失態にはかなりうんざりしているので、今こそ、私たちが何かを示して、それを正しい方法でやり遂げたと言えるときだと思います。まずは自分たちの庭は自分で世話をする。それが『キャンディード』の教訓です。
『キャンディード』(Candide):ヴォルテールの『カンディード、あるいは楽天主義説』(Candide, ou l'Optimisme)を原作とした舞台作品
なので、他の人のガバナンスについて苦情を言う権利を手にする前に、カルダノのガバナンスを整える必要があります。
おかしいですね。
人はいつだって世界を動かす方法は言えるのに、自分のベッドメーキングができないのです。
まずは自分のベッドメーキングぐらいしましょうよという話です。
おかしなことを直していきましょう。
それは単純なことです。私たちがVoltaireでやろうとしているのそういうことです。
私たちはこの業界全体に、良い人材になって、独自の面白いアイデアを提案、提供することは可能なのだということを教えるのです。
さて、もしあなたが学者ならどうでしょう。
これは、論文をビュッフェのように取り揃えて、新しいテーマをまとめて発表するというものです。民間の投票システムや、形式手法とアルゴリズム法の交差など、政治学の専門家の皆と一緒に論文を共同執筆し、コンピューター科学者らとともに発表してスマートな仕上がりを実感する。
楽しいことになりそうでしょう?
だから、私たちはスタンフォードなどに行ったり、ジョン・ミッチェルやアンディ・ホールの周辺にいる人たちと接触したり。
楽しくなりそうですね。
ここエジンバラにも素晴らしい人たちがいます。
そして、Voltaireの話はここまでにして、
次はBashoの話をしましょう。
(第四回は以上)
【参考】 FTXとEnronに関する記事
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