殺人事件となることは容易に想像できる。
Yahoo!より、
監禁民家に監視カメラ10台、訪問者を警戒か
12/27(水) 8:58配信 読売新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171227-00050018-yom-soci
記事より、
大阪府寝屋川市の民家で、住人女性が監禁され、やせ細った状態で死亡した事件で、死体遺棄容疑で逮捕された両親が、民家の外側にも監視カメラを約10台設置し、自宅内のモニターで外の様子をうかがっていたことが、捜査関係者への取材でわかった。
様々な方向を映せるようになっており、大阪府警は、約16年間に及ぶ女性の監禁が発覚することを恐れ、訪問者を極度に警戒していたとみている。
死亡した柿元愛里さん(33)、逮捕された父親の泰孝(55)、母親の由加里(53)両容疑者の自宅は木造平屋で、高さ2メートルほどの塀に囲まれ、通行人らからは様子が見えない・・・
この事件は、
「娘には精神疾患があり、暴れるので16〜17歳の時から部屋の中で監禁していた」
と両親は説明しているのだが、監禁をしたことは事実。
死体遺棄容疑が現在の罪名だが、これは殺人罪で再逮捕されるだろう。
そうでなければ、このパターンならいくらでも、精神疾患の患者を殺せることになるからだ。
だが、精神疾患については事実なのか?また、少なくとも死んだときに精神疾患だったのか?医師でしか病気の判断はできないはずだからだ。
17歳頃に精神疾患と診断されても、それが33歳まで続いていたといのは、あくまで、この柿元夫婦の説明にしか過ぎない。
また、実際にこの隠し部屋の愛里さんがどのような虐待を受けていたかが明らかになっていない。
様々なメリットもある精神障害者保健福祉手帳はあったのだろうか?などについて疑問だが、そうした福祉政策のメリットも受けていなかったのは、なぜなのか?というのも疑問だ。
こうしたなか、
Yahoo!より、
精神障害者、雇いやすくする特例措置 厚労省、来春から
12/24(日) 13:43配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171224-00000016-asahi-soci
記事より、
厚生労働省は22日、企業が精神障害者を雇用しやすくする特例措置を来年4月から設けることを決めた。身体障害者や知的障害者に比べ、職場に定着しにくい精神障害者の働き口を確保しやすくする・・・
といのだが、空虚に響く。
また、
Yahoo!より、
車が歩行者はね19人負傷…豪メルボルン中心街
12/21(木) 21:08配信 読売新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171221-00050136-yom-int
記事より、
オーストラリア南東部メルボルンの中心街で21日夕、スポーツ用多目的車(SUV)が歩行者を次々とはね、地元報道によると、幼児を含む少なくとも19人が負傷・・・
警察は「意図的な行動だ」として、男が故意に人をはねたと明らかにした。動機は分かっていない・・・
豪紙オーストラリアン(電子版)は、男は32歳で精神障害者とみられると伝えた。覚醒剤中毒の記録もある・・・
ということなのだ。
暴れるにも程度の問題がある。
こうした精神障害者をどう扱うかということをまず考えなければならない。
神奈川県の知的精神障害者施設の津久井やまゆり園での大量殺人事件も措置入院を不当に解除された(しかし、おそらく、今の仕組みではそうせざるを得ない)精神障害者による事件だ。
こうした事件が今後増えてくることも考えられる中での、今回の事件。
精神疾患という病人が住む場所はあなたの隣の家や部屋ではないことを多くの人は望むことは仕方がないだろう。
居場所の提供をしていくことが必要。
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