そして、北海道胆振東部地震では液状化?ととりあえずは現時点では言われている地盤の陥没事故。
これらは、地震の被害の一つではあるのだけれども、どちらも多くの人の死につながるものではない。
特に、北海道札幌市清田区里塚地区の液状化被害については、これは、東日本大震災の浦安での液状化でも同じだけれども、人は死ななない。
災害というのは人が死ぬから大きな問題、話題になるもの。
だからこそ、多数の死者がでたところについて報道するのはそれなりに意味はあるのだけれども、大した話じゃない(語弊があるかもしれないが)ところに注目するのではなく、北海道胆振東部地震において注目すべきは土砂災害であることはまちがいないだろう。
そして、大阪北部地震と北海道胆振東部地震で共通するのが短周期型の地震であり、1−2秒の周期のゆっさゆっさという揺れがなかった地震だということ。
ガタガタガタガタだけでは建物はほとんど全壊しないのだから、大きな地震という言い方でさえ問題ありとも言える。
一番の問題は大地震にも我が家は耐えた!大丈夫だという勘違いなのだ。
だからこそ、こんなときには、改めて、今回はたまたま建物被害のほとんどない地震の揺れ方だった震度7だけれども、熊本地震、阪神・淡路大震災タイプの震度7が大阪で起こったらとんでもない被害が出る、それは、熊本地震でも見られた、2階建ての木造住宅が1階になりぺちゃんこになって、その下敷きになって多くの人が死ぬということなのだ。
ブロック塀対策よりも、木造2階建ての1階では寝ないようにする行動を呼びかけること、が今、本当にすべきことなのだ。
そのためにも、震度7といっても、いろいろいろある、ということを気象庁は強調して発表をしなければならないだろう。
情報元は以下。
参考)境有紀(さかいゆうき)筑波大学教授のページより、
http://sakaiy.main.jp/clm.htm#50
6/19'18
もう20年も
大阪北部の地震ということで,いろんなところから取材とかがあるんですが,今回の地震は,0.5秒以下の極短周期が卓越した地震動で,震度は大きくなるけど,建物の大きな被害を引き起こす1-2秒は小さく(こういうケースが全体の8〜9割),震度の割に被害が少なかった,自分の家が震度6でも大丈夫だったからといって,決して建物の耐震性能が高いわけじゃないですよ,という同じことをもう20年くらい繰り返していて,なにやってんだかって感じです.
以上がすべてなのですが、くどくど書くと、このような文章になるのです。
1階が危ないということもセットで、そして、1階で寝ないで2階で寝ようという行動を勧めたいところです。
参考)2階で寝よう!
2階で寝よう!Let’s sleep upstairs!〜無料の地震対策は二階で寝ることです。耐震診断よりも行動!
URL:www.耐震.top
http://www.xn--bx0a738b.top/ ←こちらをクリックしてください。
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