ゼネコンも「KYBに連絡しているが官公庁を優先に対応しているようだ」とマンション住民に愚痴をこぼしているという。
行くたびに知事や市長などから、全数交換、一刻も早くと要望されて帰っている。
しかし、本当に心配なのは、大地震の時に寝泊りをしているマンションだ。
マンションにいて大地震があってぺしゃんこになったらマンション住民は死ぬ可能性があるのだ。
それを放置して対外的なPRに繋がる都道府県や市町村周りをするKYBの幹部たち。
マンション住民は風評被害も含めて、マンションの資産価値下落分を損害賠償請求する必要があるだろう。
集団訴訟の仕組みがないので、それぞれの理事会で決定を急がないと、KYBはいずれ倒産する。
早い者勝ちなのだ。
Yahoo!より、
KYB免震不正、説明会ゼロ マンション住民、不信募る
11/17(土) 5:35配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181117-00000005-asahi-soci
記事より、
・油圧機器大手「KYB」による免震・制振用オイルダンパーの検査データ改ざん問題で、説明会が全く開かれないなどマンションへの対応が遅れ、住民側が不信感を強めている。16日で問題発覚から1カ月が経ったが、15日には新たな不正の疑いが明らかになり、影響がさらに広域化、長期化する可能性も
・データが改ざんされたダンパーが使われた疑いがある東京都世田谷区のマンションで10月22日、このような文書が管理組合から入居者に配られた。築10年に満たず、組合はKYBとゼネコンに建物への影響や今後の対応について書面での回答を要求。KYBから回答はないが、ゼネコンから「KYBから不適合品は交換すると連絡を受けており、しっかり対応する」と返事があった。時期や費用など具体的な内容は知らされていない
・80代の男性は「不具合があれば交換は当然。工事中は一時的に退去しないといけないのか、いくらかかるのか、きちんとした説明を待ちたい」と話した
・東京都中央区のマンションでは10月下旬、ゼネコンの担当者が管理組合の理事会を訪れ、1時間ほど説明。「KYBに連絡しているが官公庁を優先に対応しているようだ」「長くても2年以内には対応を終えたい」などと述べたという。理事の男性は「資産価値が下がるのでは、と気にしている住民もいる」
・KYBによると、不適合品が使われた疑いのある建物は974件。うち262件と最も多いマンションなど住宅について、住民説明会を開いた上で交換作業に入るとしているが、16日時点で説明会は1件も開かれていない
なお、
マンションの免震装置なんて交換できるはずがない
交換の時点で基礎そのものを一度撤去しないといけないから地上から上を全て取り払わなければならない
なんて書き込みがあるのだが、そんなことはないのでデマです。
免震装置はそもそも交換することが前提となっており、特に建物の重さを支える免震ゴムは、そのため数が多く、一つ一つ交換できるようになっている。実際に交換の事例もある。ただし、多くは若干のジャッキアップの必要があり、そのために時間と外装などにヒビ割れのリスクがある。
また、今回はオイルダンパーなので、直接マンションの重さを支えている訳ではなく、免震ゴムの交換に比べるとさらに容易に交換が可能だ。
だが、マンションの資産価値は売れないので暴落することは間違いない。地震災害は確率なので、耐震性が多少落ちても気にしないならお買い得な物件だとも言える。
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