ホンダと日産との関係は日産の経営状態がダメダメだからだ。
ゴーンの話を思い浮かべる内容だが、こうした体質は今でも変わっていないようだ。
特に、ホンダと違い、日産には技術的な優位性というものが感じられないのが大きな問題。
また、レースについては日産の方が力を入れているようにも見えるが、それも撤退することになるのか？
果たして日産でどの車種が残る？フェアレディとスカイライン？
ホンダはF1を持っているので、こちらに注力して欲しい。
Yahoo!より、
車両生産で相互乗り入れ検討 ホンダ、日産にHV供給も
12/21(土) 15:27配信
共同通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/9def3e001df45768add48b014aa3325f9c8ac5ee
記事より、
ホンダと日産自動車の経営統合協議で、互いの工場で車両を生産する相互乗り入れを検討することが21日、分かった。米国で売れ筋車種を欠く日産にホンダがハイブリッド車（HV）を供給する案も検討。統合すれば世界3位となる巨大連合のメリットを収益力強化に生かす狙いがある。両社は幅広い分野で協業に踏み込む構えだが、ホンダは統合の条件として日産に業績のV字回復を求めている。
ホンダと日産は23日にも統合協議入りを発表。世界の自動車産業は関税強化を唱えるトランプ氏の米大統領返り咲きに身構えている。国際的な生産体制の見直しを迫られる恐れがあり、ホンダと日産は生産効率化を喫緊の課題と位置付ける。ホンダは欧州にエンジンや二輪車の工場しかなく、日産が英国に持つ四輪工場を活用することなどが想定される。
日産は2025年3月期の連結営業利益が前期比73.6％減の1500億円まで落ち込む見込みだ。主力の米国市場で人気のHVを欠いたのが主因。
コメント
日産の経営状態が低迷し続ける中で、ホンダとの統合協議が浮上したのは驚くべき展開です。ゴーン時代の混乱を乗り越えられず、現在も抜本的な改革に欠けている印象が強い日産に対し、ホンダが統合の条件として業績のV字回復を求めているのは、当然の要求と言えるでしょう。
特に技術面で、ホンダには独自のハイブリッド技術やF1参戦を通じたブランド力がある一方で、日産はそうした際立った優位性に欠けています。レース分野でも、日産が国内市場を中心に力を入れているように見えるものの、収益性を考えるとこれを維持できるのか疑問が残ります。一方でホンダはF1活動に注力しており、統合後のリソース配分も含め、どのような戦略が取られるか注目されます。
統合が実現すれば、世界第3位の自動車グループが誕生する可能性があるものの、日産の経営改善が進まなければ、ホンダ側にとって大きな負担となるリスクも否定できません。統合が単なる規模拡大にとどまらず、双方の技術や資産を最大限活用する形で進むことを期待します。
English Comment
The ongoing discussions about a potential merger between Honda and Nissan highlight the significant challenges facing Nissan’s management. Struggling to recover from the turmoil of the Ghosn era, Nissan continues to grapple with its lack of robust technical advantages and declining financial performance. Honda’s demand for a sharp turnaround in Nissan’s performance as a precondition for the merger is both reasonable and necessary.
On the technical front, Honda’s competitive hybrid technology and branding power from its F1 involvement stand in stark contrast to Nissan’s lack of standout innovations. While Nissan has been active in domestic motorsports, questions remain about whether it can sustain these activities given its financial woes. Honda, with its focus on F1, could potentially channel more resources into this area post-merger, further cementing its global reputation.
If realized, the merger could create the world’s third-largest automotive group. However, without significant improvements in Nissan’s management and operations, the partnership risks becoming a burden for Honda. It is crucial that the merger leverages the strengths of both companies, enabling them to thrive in a highly competitive and rapidly evolving industry.
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