以下、特に、そのきっかけとして考えられるものを羅列する。
岩崎容疑者、社会から孤立した姿浮かぶ 携帯も持たず
5/31(金) 21:25配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190531-00000094-asahi-soci
川崎市は、同居していた高齢の伯父夫婦や親族から2017年11月から今年1月まで相談を受けていた。同市麻生区の自宅に夫婦の介護サービスが入った場合に、岩崎容疑者がどう反応するかを心配していたといい、岩崎容疑者は長期にわたって就労せず、伯父や伯母とほとんど会話がない状態だったという。
2本の刃物同時購入 多数襲撃を入念に計画か 川崎19人殺傷
5/31(金) 20:27配信 産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190531-00000576-san-soci
県警が犯行後に岩崎容疑者の顔写真を示して身元確認を求めたが、伯父夫婦は本人かどうか自信を持てない様子だったという。「あの人は髪が長い。こんなに髪が短くない」などとも話していたとされ、直前に短髪にした可能性もある。
川崎19人殺傷事件 怒りが「置き換え」によって子どもたちに向けられた 精神科医が分析〈dot.〉
5/31(金) 12:50配信 AERA dot.
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190531-00000046-sasahi-soci
伯父夫婦に育ててもらった恩があったのかはわかりませんが、怒りなどの感情を直接向けるわけにはいかなかったのでしょう。だから方向転換して、いとこが通っていたカリタスの子どもたちに向けた可能性は高いと思います。
バス停への途中 手袋着用 岩崎容疑者、犯行直前に...
5/30(木) 18:18配信 Fuji News Network
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190530-00418482-fnn-soci
伯父らが置いた手紙に対する答えは、「自分なりにいろいろ考えて生活している。ひきこもりと呼ばないでくれ」。
スマホやパソコン所持せず 世間から孤立…なぜ突然凶行に
5/30(木) 17:36配信 産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190530-00000550-san-soci
伯父夫婦から小遣いをもらう一方、トイレや食事のルールを作り、家の中で接触を避け続けていたようだ。見かねた夫婦が今年1月、手紙で「将来どうするのか」と尋ねると、「閉じこもっているわけではなく、ちゃんと生活している」と反発していた。
「人事担当者の一言で通り魔を決意した」病気、自己嫌悪、退職に追い込まれた男性が語った極限状況
5/30(木) 14:12配信 AbemaTIMES
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190530-00010009-abema-soci
市では一昨年11月に親族から相談を受けて以降、伯父・伯母との面会を8回、電話相談を6回行った。ただ、岩崎容疑者本人との接触はなく、担当者は「長期間就労していない、引きこもりの傾向にあって、家の中に閉じこもっているような生活環境」「伯父・伯母の方から、あまり刺激したくないという意向があった。こちらとしてはなるべく家族内での関係が不安定にならないように配慮しながら関わっていた」と説明した。
他人と接触絶ち生活=「引きこもり」指摘に居直る−川崎襲撃・岩崎容疑者
5/30(木) 4:32配信 時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190530-00000004-jij-soci
今年1月、伯父らは将来を見据え、岩崎容疑者の考えを尋ねる手紙を部屋の前に置いた。同容疑者は数日後、「洗濯や食事、自分のことは自分でしているのに、引きこもりとは何だ」と開き直った。その様子に、伯父は「意思疎通する気はない」と感じたという。
「容疑者と普段から接触がなく…」親族が市に複数回相談 川崎殺傷
5/29(水) 21:21配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-00000100-mai-soci
市職員は今年1月までの間に、伯父らと面接で8回、電話で6回の相談を重ね、伯父らに「意思を確認する手紙を(岩崎容疑者の)部屋の前に置いたらどうか」と提案した。市職員と岩崎容疑者との接触はなかった。
今年1月、伯父らが提案通りにしたところ、岩崎容疑者は「自分のことはちゃんとやっている。食事も洗濯もしている」と回答したという。
親族は「(岩崎容疑者は)人と接触しない生活を選んでおり、しばらく様子をみたい」と受け止めたため、市はいったん相談対応を終えた。伯父と伯母は昨年6月から訪問看護を受けている。
記者会見した市の担当者らは「親族の意向に沿って適切に対応したと思うが、事件を教訓として、何かできることがなかったか経過を検証したい」と話した。
子どもたちが・・・恐怖の十数秒 なぜ凶行に?川崎19人殺傷容疑者の「心の闇」
5/29(水) 21:19配信 FNN.jpプライムオンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-00010012-fnnprimev-soci
伯父や伯母からは「岩崎容疑者をあまり刺激したくない」という意向が市側に伝えられていたという。
川崎19人殺傷、「引きこもり傾向にあった」親族が市に相談
5/29(水) 20:02配信 TBS News i
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190529-00000129-jnn-soci
岩崎容疑者は80代の伯父と伯母と同居していますが、ほとんど会話はなく、このため、伯父と伯母について介護の職員が自宅に来ると、岩崎容疑者がどう反応するかが心配だという相談でした。
「ご本人が長期間就労していない、引きこもり傾向にあって、家の中に閉じ籠もっているような生活環境で、ずっとこの間こられた。そこに外部の人が入るのは大丈夫かという心配ですね」(川崎市・精神保健福祉センター 津田多佳子 担当課長)
「全く一切話しもせずということではないが、(会話は)最小限、限りなく少なかったと思います」(川崎市健康福祉局 坂元 昇 医務監)
市は手紙でコミュニケーションをとることなどをアドバイスしたということです。
「今年31年1月に手紙を置いたということの報告が(伯父と伯母から)ありました。(岩崎容疑者は)『自分のことはちゃんとやっている。食事洗濯を自分でやっているのに引きこもりとはなんだ』というふうに」(川崎市・精神保健福祉センター 津田多佳子 担当課長)
「今回の事件は想定外という言い方は良くないが、非常に我々自身も驚いているのが正直なところです」(川崎市健康福祉局 坂元 昇 医務監)
川崎19人殺傷 “絶縁”の家庭、伯父ら手紙で様子伺い 訪問看護で状況変化か
5/29(水) 18:20配信 産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-00000573-san-soci
高齢になった伯父らから「将来どうするつもりなのか聞きたい」と相談を受けた市の担当者は「手紙を書いてみては」とすすめ、伯父らは31年1月に岩崎容疑者に手紙を渡した。
すると、岩崎容疑者からは「自分は洗濯もするし、食事も作れるから閉じこもっているわけではなく、ちゃんと生活している」という趣旨の返答があったという。
伯父らは同月、市に対し「本人にも考えがあるようなので様子を見る」との意向を伝えてきて、相談は来なくなったという。
精神保健福祉センターの津田多佳子課長 保健師
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-00010008-abema-soci.view-001
以上、伯父らと岩崎容疑者とのやり取りを振り返ってみた。
実は、最初は伯父らの岩崎容疑者への行動に問題があったと思ったのが正直なところだ。だが、違った。
これだけ調べてみて感じるのは、やはり、川崎市の担当者の指導だ。
市の担当者は「手紙を書いてみては」とすすめ、
伯父らは31年1月に岩崎容疑者に渡している。
状況としては岩崎容疑者は接触するのは難しく、実際、自殺した岩崎容疑者の確認も伯父らは記憶が曖昧だったというのだから、日頃から接触を避けていたのだ。
そこへ、川崎市の担当者が手紙を書いて渡すようにアドバイス。
それが岩崎容疑者を追い詰めたということはほぼ確実だろう。
これまでにない激昂をさせたのだ。
ひきこもりという言葉は川崎市から発信されているように感じる。
これは、ひきこもり、だったから川崎市のアドバイスのために岩崎容疑者が激昂して凶悪犯罪を起こしても市は、担当者は何ら責任を負うものではないというメッセージに利用したようにしか見えない。
本当の議論は、こうした川崎市のアドバイスが適切だったのかということが問われる必要がある。
決して、ひきこもり、の議論ではなく、川崎市の精神保健福祉センターとは一体、どんな指導をしているのかということだ。
・長年接触のない相手に手紙が適切だったか?
・手紙の内容について十分相談して万全を期すようにアドバイスしたのか?
・手紙への思わぬ反応への対処について適切にアドバイスしたのか?
・そもそも手紙の内容とは?
とこの、川崎市の精神保健福祉センターの指導には疑問が???というところだ。この内容は公の取り組みであるにも関わらず全て明らかになっていない。
この指導の内容によっては川崎市やその指導によってさらなる凶悪事件が増産される可能性があると心配だ。
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