そうした中、あまりにこまごました規制があるのはいったい何なのだろうか?
メーカーや卸は製造から賞味期限までの最初の3分の1の期間内に小売りに納品することが求められる。この「3分の1ルール」と呼ばれる慣習を見直すため、流通や卸、食品メーカーで構成されるワーキングチームが昨秋に発足。賞味期限が最初の2分の1でも納入できるよう緩和する実証実験を進めて・・・
一方で消費期限というものがある。
それで十分なような気がする。
慣行は大手メーカーの利益のためだけだろう。
薬局でも漢方薬に消費期限が設定されているがこれも期間が適切かどうか・・・
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131014-00000069-san-bus_all
包材改良、賞味期限を延長 納期緩和で食品ロス減らせ
産経新聞 10月14日(月)7時55分配信
まだ食べられる食品が廃棄される「食品ロス」を減らすため、賞味期限を見直す動きが広がっている。食品メーカー各社が、期限延長のための技術開発に取り組んでいるほか、食品ロスの一因とされる流通業界の慣習を見直す動きも出ている。賞味期限の延長は利益率改善につながるだけでなく、東日本大震災を機に高まる備蓄需要の開拓も期待できるとあって、業界の垣根を越えた広がりを見せている。
即席麺メーカーなどで構成される日本即席食品工業協会は8日、来春をめどに即席麺の賞味期限を延長すると発表した。包装材の技術改良が進み、品質が維持できることを確認したという。現在6カ月が主流の袋麺は8カ月、カップ麺は5カ月から6カ月に延長される見通しだ。
メーカー各社も同様の技術革新に余念がない。江崎グリコは昨年、温めずに食べられるレトルトカレーの賞味期限を2年から3年の延長に成功。ハウス食品も今年、ゼリータイプの調味料の包材を遮光タイプに変更し、賞味期限を9カ月から1年に延長した。
国内で年間500万〜800万トン発生するとされる食品ロスの削減に向けて、食品流通業界の慣習にもメスが入る。
メーカーや卸は製造から賞味期限までの最初の3分の1の期間内に小売りに納品することが求められる。この「3分の1ルール」と呼ばれる慣習を見直すため、流通や卸、食品メーカーで構成されるワーキングチームが昨秋に発足。賞味期限が最初の2分の1でも納入できるよう緩和する実証実験を進めており、年内にも中間報告をまとめる方針だ。
流通経済研究所の石川友博主任研究員は「納品期間を過ぎて卸から返品された商品や、メーカーから出荷できないまま納品期間が過ぎた商品が廃棄につながる。廃棄が減れば、メーカーは利益率の改善が図れる」と意義を強調する。
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