yahooより
「消費税率は5%に」=吉田忠智社民党首【各党インタビュー】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141130-00000086-jij-pol 社民党の吉田忠智党首は30日までに、時事通信のインタビューに応じ、衆院選では安倍政権の経済政策の転換を求めるとともに、消費税率に関して5%への引き下げを主張していく考えを強調した。主なやりとりは次の通り。
−安倍晋三首相が衆院を解散した。
安倍政権が追い込まれる一歩手前の解散だ。アベノミクスがうまくいってない。「政治とカネ」の問題で2閣僚が辞任し、沖縄県知事選で自民党が推した候補者が敗北した。それらをリセットしたい(のだろう)。
−首相はアベノミクスの是非を争点としたが。
社民党は四つの争点を掲げている。一つはアベノミクスの転換。雇用の規制強化を図り、最低賃金も引き上げていく。地場の中小企業を手厚く応援し、地域から経済の循環をつくる。二つ目に集団的自衛権の行使容認の閣議決定撤回を求め、平和憲法を守る。三つ目として、原発再稼働を許さず、再生可能エネルギーを推進して脱原発社会を実現する。四つ目は、環太平洋連携協定(TPP)に反対し、農林水産業を後押しする。
−候補擁立目標は。
小選挙区では30人以上の擁立が目標だ。11ブロック全てで(小選挙区との)重複を含め、比例代表候補を擁立したい。前回(2012年)は2議席に終わったので、前々回(09年)と同じ7人以上の当選を勝ち取りたい。
−前回は野党候補が乱立し、自民党を利した。選挙戦略は。
野党が協力しなければ自民、公明両党に対抗することはできない。民主党や生活の党と前回以上にすみ分けをしている。できるだけ固まりをつくりながら自公政権に対峙(たいじ)していく必要がある。
−野党議員が民主党に移る動きが活発だが。
この間の政界再編で多くのミニ政党ができたが、理念なき離合集散に国民は厳しい目を向けている。民主党に移った議員がどう訴え、行動するかが大事だ。
−消費税率10%への引き上げ延期を主張する政党が多いが。
消費税は5%までは賛成したが、それ以上は逆進性の強い税制で悪影響が大きい。10%にするのはもちろん反対だ。5%に戻して、必要な財源は応能負担の原則に立った税制に改正していく必要がある。…
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