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2017年10月21日

色々画策した小沢一郎氏が無所属で出馬した目論見とは?

週刊ポスト  より 

色々画策した小沢一郎氏が無所属で出馬した目論見とは?

「自民党を倒すためなら共産党とも組む」 と公言して過去2回、 野党連合で 自民党から政権を奪った 小沢一郎・自由党代表は この政党政治の劣化をどう見ているのか。  小池百合子・東京都知事と 前原誠司氏が 合流の協議をしていた時、 小沢氏は共産党の志位和夫氏と 希望の党を含めた 野党協力について 協議したという情報もある。 しかし、小池氏は排除の論理を取り、 共産党は希望の候補に 刺客を送って小沢氏の 野党連合“オリーブの木”構想は 失敗に終わった。 小沢氏の知恵袋といわれる 平野貞夫・元民主党参院議員が語る。 「小沢一郎はこの間、 民進党が野党をまとめて 政権交代するための活動をしてきた。 しかし、民進党は分裂してしまった。 小沢は 『前原の力量ではまとめきれず、 民進党の分裂で 野党共闘ができずに困った』 と言っていました。 今後については読めないが、 小沢自身が無所属で出馬したのは、 この先、 選挙後に どこから相談を受けても フリーな立場で動けるように、 という思いからではないか」 “政界の寝業師”亀井静香氏も 「各政党とも 理念も論理も 倫理もかなぐり捨てた 口先だけの公約を並べている」 と匙をなげ、 自民党政権を 2度下野に追い及んだ 小沢氏も展望が描けないほど、 この国の政党政治は壊れてしまったのだ。
別にそれほど この国の政党政治が 壊れているとは 思わないが、 小沢氏が それだけ 自民党に勝つことが 各党の 政策理念を無視したために起こる 様々な混乱よりも 価値があると思う根拠が知りたい。 そこに感じるのは 単なる権力欲という言葉で 表されていることではすまない 何かもっと 尋常ならざるものを感じる。 欲という言葉で済むなら まだポジティブだが 強迫に近いもの つまり 権力コンプレックスとか 自民党コンプレックスとか そういうネガティブなものに 近いような気もする。 二度自民党から政権を 奪い取ることに成功した、 と言えば 成功の話だが 二度混乱が起きて 短命に終わったと言えば 失敗の話だ。 それでも さらに ここまで来て まだ 野合を画策する神経は 理解できない。 そうさせるものが 何なのか 知りたい。 野合に対する批判はさておいて 知りたい。 また 野合ではなく しっかりと機能する 二大政党制を 本気で作ろうと思ったことは ないのだろうか。
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