心理学者のアドラーは言っている。
それぞれの立場の違いや
止むを得ず起こるライバル関係や三角関係
親子の逃れられない確執
など
要因はいくらでもある。
しかし
上にあげたものは
一般的なものだが
我々を悩ます人間関係の中で
そうとは気づかずに
確実に 精神と肉体の健康を蝕むのが
高い確率で身近にいる
サイコパスとの関わりからくる問題だ。
非常に簡潔に要点をまとめられた文が
Forbesにあったので
ほぼそのままに近い形で要約した。
「サイコパス」
残虐な連続殺人犯を連想することが多い。
だが、ビジネスで成功するサイコパスもいる。
サイコパスは
愛想が良く、
最初はその魅力によって企業で昇進を重ねる。
しかしある時、
周囲の人々を巧みに操っていることが明らかになるのだ。
サイコパスと同じ職場で働くと、
心身の健康に深刻な影響を受けてしまいかねない。
事前に対策を講じれば、
そのダメージを一部緩和できる。
職場でのサイコパスの見分け方
『パーソナリティー研究ジャーナル(Journal of Research in Personality)』
刑務所行きとなるサイコパスとビジネスで成功するサイコパスの違いを調査
調査の結果
成功を収めるグループ
他のサイコパスにも共通する基本的特徴・習慣である不誠実さ、搾取、傲慢(ごうまん)さ、後悔や自己批判の少なさ、冷淡さ、感情の薄さがみられることが分かった。
ビジネスで成功するサイコパス
愛想がよく気楽な人物である一方で、攻撃的で共感に欠ける。
人の扱いに長け、
自分の利益だけを常に狙っている。
成功するサイコパスと他タイプの違い
慎重さ
典型的なサイコパスでは低い傾向
成功を収めるグループではこれが非常に高かった
つまり、
成功を収めるサイコパスはその他に比べて
無責任さ、
衝動性、
不注意といった性質が弱く、
罪を犯したとしても捕まる可能性が低い。
刑務所ではなくオフィスで見かけることが多いのもそのためだ。
また、サイコパス的な特徴の一部がビジネスでの強みとなることがある。
例えば、
ほぼ完全なストレス耐性があるため、危機的状況の真っただ中にいても冷静さを保てること
さらに恐怖心を知らず、人に影響を与える能力があるため、邪悪な側面があるにもかかわらず昇進することが多い。
職場でのサイコパス対処方法
全人口の1〜4%がサイコパスの基準を満たすと推定されている。
職場に一人でもサイコパスがいればストレスが増え、健康を害する恐れもある。
うまく対処する鍵は事前の対策だ。
相手が人を操る技術を観察
その餌食にならないことを心に決めよう。
自分の力を取り戻すための方法
1. ひるまない
サイコパスは脅迫や攻撃によって他者を支配しようとする。
話すときにあなたを見下ろす姿勢を取ったり、オブラートに包んだ脅迫をしたりするかもしれない。
しっかりとした態度で自分の立場を固持し、いじめや嫌がらせは人事部に報告しよう。
2. 冷静さを保つ
冷静さを失うと、サイコパスはこちらの感情を操作可能だと感じ、あなたを支配する力を強めてしまう。
相手の行動が許し難いものであっても、冷静さを失わないよう努めることだ。
3. 相手の話をうのみにしない
サイコパスは追い詰められると、責任を他人に押し付けようとする。
そうした言い訳を聞き同情してしまえば、相手の思うつぼだ。
本当は自分が被害者だということを示すための長話には惑わされないようにしよう。
4. 会話をサイコパス自身に戻す
サイコパスが誰かのせいにしようとしたときは、会話を向こうに戻すこと。
「大丈夫ですか? 今日はミーティングで自制心を失っていたので、少しストレスを抱えているのではないかと思っていました」などと言う。
相手の欠陥を指摘すれば、その武装を解除できる。
サイコパスは可能な限り避けること
不快な人と同じ職場で働くと、心身の健康に深刻な害が出ることが研究から明らかになっている。
そのため、可能ならサイコパスは避けるべきだ。
人口比で1パーセントから4パーセントというのは少ない数ではない。
学校のクラスで例えれば2クラスに1人以上はいるということになる。
特に企業のリーダーなどになるとその比率は高くなる。
一番問題なのは
良かれと思って誠実な対応しても相手には全く届かず
誠実な対応した側がうつ病など心身の不調を訴えることになるという点だ。
おすすめの本探しには多少時間がかかったが、比較的新しい本で今日的な視点を重視していることを特に評価して「さんまのほっまでっかTV」にも出ている脳科学者の中野信子の本を選んだ。
以下はその案内文
平気でウソをつき、罪悪感ゼロ……そんな「あの人」の脳には秘密があった!
外見はクールで魅力的。会話やプレゼンテーションも抜群に面白い。
しかし、じつはトンでもないウソつきである。不正や捏造が露見しても、
まったく恥じることなく平然としている。
ときには、あたかも自分が被害者であるかのようにふるまう。
残虐な殺人や善良な人を陥れる犯罪を冷静沈着に遂行する。
他人を利用することに長け、人の痛みなどこれっぽっちも感じない。
——昨今、こうした人物が世間を騒がせています。しかも、この種の人々を
擁護する人も少なくありません。そうした人物は高い確率で「サイコパス」なのです。
もともと「サイコパス」とは連続殺人鬼などの反社会的な人格を説明するために
開発された診断上の概念です。しかし精神医学ではいまだ明確なカテゴリーに
分類されておらず、誤ったイメージやぼんやりとした印象が流布していました。
ところが近年、脳科学の劇的な進歩により、サイコパスの正体が徐々に明らかになっています。
脳内の器質のうち、他者に対する共感性や「痛み」を認識する部分の働きが、
一般人とサイコパスとされる人々では大きく違うことがわかってきたのです。
しかも、サイコパスとは必ずしも冷酷で残虐な犯罪者ばかりではないのです。
大企業のCEO、政治家、弁護士、外科医など、大胆な決断をしなければならない職業の人に
サイコパシー傾向の高い人が多いという研究結果もあります。
最新脳科学が、私たちの脳に隠されたミステリーを解き明かします。
その他の中野信子さんのおすすめ本です。
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